●新潟市の挑戦・・自治体シンクタンク

わたしは新潟市の都市政策研究所の所長(非常勤)を務めています。秋の陣のスタートにあたって富井事務局長が熱い想いを研究所ブログに書いてくれました。以下に引用、ご紹介します。
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 新潟市都市政策研究所はいよいよ2年目の「秋の陣」に突入します。昨年の発足以来,当研究所では「田園都市」をキーワードに据え,米を中心とした農業の現状分析や豊かな食材の市場展開の可能性,さらには昔からの伝統・文化に育まれた「地域住民のつながり」などについて,フィールドワークを基本に研究活動を進めてきました。
 そこからは,これまで行政だけでは見えなかった新たな発見・気づきがありました。
 なんと言っても,行政に集積している多くの情報に関して,事実と数値に基づき客観的・実証的に検証するというアプローチの仕方を示せたことは,大きな成果だったと思います。
 今年は,「政令市らしい想いや政策を市民の皆様に具体的な形で,お示ししていく重要な時期」でありますし,そのためには研究所としても大いにその作業に関わっていこうと,所長を先頭に所員全員気持を新たにしています。
 市長からも,7月初めの庁議の場で幹部職員全員に対して「行政マニフェスト」策定方針に関する指示がだされました。
まさに政令市2年目の重要な時期です。
 このような状況を踏まえ,研究所のスタッフも8月に大幅に体制強化がされました。
 事務局に次長を新設し,さらに意欲溢れる若手の女性職員も研究スタッフとして増員されましたし,地元の新潟大学からお二人の先生に新たに客員研究員としてご就任いただきました。
 全国的視点と地元視点の双方から,政令市新潟を考えて行こうと思います。
 さらに,北京オリンピックの開幕に合わせたわけではありませんが,8月8日からは,5課9人の若手の有為な職員からも,兼務ではありますが研究所の研究チームに“特任研究員”として参画をしていただきました。現在,各チームごとに作業工程について意見交換を進めています。本務を抱えながらの研究活動であり,本人はもとより本課の他の職員も大変だとは思いますが,お互いが良かったと思えるような効果的な協働連携作業を心がけたいと思います。
 新潟市には,豊かな田園とそこで昔から育まれてきた「信頼に基づく人々の結束力」がしっかりと根付いています。この貴重な財産について,現状分析し,検証し,そして市民の皆様と共有することが,田園都市新潟の新たな政令市像の構築につながると思います。
 今年度からの研究テーマについては,既に「研究所だより第4号」でご紹介していますが,研究を進めるに当たっては「田園都市としての潜在可能性と潜在リスクについて今一度検証する」ことを基本に,「土地と産業の視点」,「環境との共生の視点」そして「人々のつながり・行動がもたらす住民の幸福度との関係性の視点」という3本柱で取り組みを進め,「新潟発の田園都市モデル」ともいうべき新たな政令市像構築のためにお手伝いできればと考えています。新体制のもと,「新潟モンの底力」を存分に発揮していきましょう。

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登録日:2008年 08月 22日 08:47:54

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プロフィール
上山信一
(男)
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慶應義塾大学総合政策学部教授、改革コンサルタント。専門は大企業・行政・NPO等の経営刷新。近年は地域再生も手がける。大学では「経営戦略」「公共政策」等を教える。旧運輸省、マッキンゼー共同経営者等を経て現職。大阪市生まれ。50歳。中央省庁・自治体の各種委員、企業顧問等を兼務。京大法、米プリンストン大修士。趣味は登山、鉄道、料理。メール:ueyama@pm-forum.org
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