●平松改革、さざなみのごとく

以下は、読売。
「平松改革つまづく?」・・見出しを見て苦笑してしまった。議会、それも野党との対立である。「つまづく」も何も当然の現象ではないか。いや、むしろつまづいてしまったのは自民党のほうだろう。「現役世代の負担増があっても財政再建と大阪再生をしたい。子供たちの未来を助けたい」という橋下改革に賛成する票は大阪市内にも多い。そのなかで「金持ち老人の厚遇」(無料パスは全国でも唯一)をあえて続けたいという勇気ある(いや自殺行為の)意思表示である。もうすぐ総選挙。市民は当然、厳しい審判を下すだろう。
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大阪市の敬老パス有料化、自民反対…平松改革つまずく
 大阪市の平松邦夫市長が市営バス・地下鉄の「敬老優待乗車証」(敬老パス)の一部有料化案などを打ち出したことについて、市議会最大会派の野党・自民党は25日の市議会決算特別委員会で、会派として反対すると表明した。パスなどの見直しには、公明、共産両党のほか、与党・民主党の中にも否定的な声が強い。市長が修正を迫られるのは必至で、「平松改革」は出足からつまずく形になる。

 70歳以上の市民31万人に無料で発行している敬老パスについて、2010年度から月5000円の利用上限額を設け、所得に応じて最高で年1万5000円の自己負担も求める案。自民党はさらに、65歳以上の高齢者世帯への上下水道基本料(1576円)の免除措置を、要介護度4以上に限定する案にも反対した。

 委員会では、同党の坂井良和議員が「高齢者いじめという声もある。裏金問題を起こした組織の改善が先決で、市民負担ありき、では理解を得られない」などと反対の理由を述べた。

 別のベテラン議員は、衆院解散・総選挙を控えていることを挙げ、「市民の反感を買う案に賛成できないだろう」としている。

(2008年9月25日 読売新聞)

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登録日:2008年 09月 26日 07:37:55

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プロフィール
上山信一
(男)
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慶應義塾大学総合政策学部教授、改革コンサルタント。専門は大企業・行政・NPO等の経営刷新。近年は地域再生も手がける。大学では「経営戦略」「公共政策」等を教える。旧運輸省、マッキンゼー共同経営者等を経て現職。大阪市生まれ。50歳。中央省庁・自治体の各種委員、企業顧問等を兼務。京大法、米プリンストン大修士。趣味は登山、鉄道、料理。メール:ueyama@pm-forum.org
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