2006年 03月

ルー・リードその2 ロックはジャーナリズムにもなる

ルー・リードの写真展が開催される - 米国

【ニューヨーク/米国 20日 Getty Images/AFP】19日、ニューヨークのSteven Kasher Galleryで、ミュージシャンのルー・リード(Lou Reed)の写真展が開催された。ルー・リードはニューヨークという街を愛し、長年に渡って収めてきた写真をこの写真展で展示している。この写真を集めた写真集も、このギャラリーで購入する事が出来る。(c)Getty Images/AFP Andrew H. Walker

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さて、先週のルー・リードの話の続き。
 ルー・リードがすぐれたソング・ライターだという話は先週書いたけれど、じゃあ彼がパーフェクトなミュージシャンなのかというと、そんなことは全然ない。
 はっきり言って歌はヘタだ。声域は1オクターブもないんじゃないだろうか。声量もない。ぶつぶつボソボソ、つぶやく、というか、ぶっきらぼうで、おっさんのひとり言みたいな歌い方である。わざとそういう歌い方をしているのかと思ったら、たまにライブで張り切って歌っている録音を聞くと、音程が見事に外れている。どうやら本当にそういうブツブツボソボソな歌い方しかできないらしい。
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登録日:2006年 03月 24日 00:36:37

ルー・リード ロックの巨人が残したもの

ルー・リード ナポリで写真展「Lou Reed New York」を開催 - イタリア

【ナポリ/イタリア 10日 AFP】1960年代に最も影響力のあるのロックバンドの一つ、ヴェルヴェット・アンダーグラウンド(The Velvet Underground)を結成し、解散後もソロミュージシャンとして精力的な活動を続ける、ルー・リード(Lou Reed)がこよなく愛する街、ニューヨークをデジタルカメラで撮った写真作品展「Lou Reed New York」がアートギャラリーのPalazzo Delle Arti Napoliで開催されるのを記念し9日、会場にリードが登場した。
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(c)AFP/Mario Laporta

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 ルー・リード(1942年生まれ)が今日のロックに与えた影響は巨大だ。このコラム1回で語り尽すなんて無理だ。それだけで連載がひとつ、あるいは本が一冊書けてしまう。というわけで、何回かにわけてルー・リードについて書いてみよう。
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登録日:2006年 03月 19日 16:30:06

ロックに自然な加齢ってないのだろうか?

<NFL・スーパーボウル>ハーフタイムショーはローリング・ストーンズ

【デトロイト/米国 2日 AFP】NFL・第40回スーパーボウル(Super Bowl XL)、シアトル・シーホークス(Seattle Seahawks)vsピッツバーグ・スティーラーズ(Pittsburgh Steelers)のハーフタイムショーでパフォーマンスを行う英国のロックバンド、ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)のメンバーが記者会見に出席した。(c)Getty Images/AFP Jeff HAYNES

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●タトゥーに人気なのは「死人」 
さて、前回のローリング・ストーンズの話の続き。
 数年前の話だ。ニューヨークでタトゥーを入れに行ったとき、無聊の慰めに「ロック・アーティストでタトゥーの柄になることが一番多いのは誰なんだろう?」と彫り師のお兄さんに聞いてみた。その彫り師のお兄さんがしばらく考えて言ったのは「ジム・モリソンとジミ・ヘンドリクスかなあ」だった。
 なるほど。納得できる話だ。タトゥーとは不思議なもので、入れた瞬間に、その絵柄が自分の体の一部として栄養を吸いながら生きているような気がするのだ。
 ジミ・ヘンドリクスは1970年、ジム・モリソンは71年、どちらも27歳で死んでいる。二人とも天才だった。ヘンドリクスはギターで、モリソンは歌と詩で、短い期間に、それまでのロックの流れを一気に塗り替える大きな仕事をいくつも成し遂げたあと、あっという間に世を去っていった。
 つまり二人は死人(しびと)なのだ。死人だからこそ、人々はその姿をタトゥーにして体に入れ、新しい命を吹き込もうとするのだろう。
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登録日:2006年 03月 12日 19:52:16

ローリング・ストーンズはすでに死んでいる

<NFL・スーパーボウル>ハーフタイムショーはローリング・ストーンズ

【デトロイト/米国 2日 AFP】NFL・第40回スーパーボウル(Super Bowl XL)、シアトル・シーホークス(Seattle Seahawks)vsピッツバーグ・スティーラーズ(Pittsburgh Steelers)のハーフタイムショーでパフォーマンスを行う英国のロックバンド、ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)のメンバーが記者会見に出席した。(c)Getty Images/AFP Jeff HAYNES

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●アメフトの座興になぜストーンズが?
 ローリング・ストーンズが、米国スーパーボウルのハーフタイムで演奏した、という話を聞いて仰天した。確かに「全アメリカ人の半分が見る」と言われるスーパーボウルである。桧舞台にはちがいない。が、単独でスタジアムをいくつも満杯にする実力のある「ロックバンドの世界最高峰」とまで称されるローリング・ストーンズとなると話は別だ。なぜ彼らがアメフトの座興など務めねばならんのか。

 実際に中継を見たアメリカ人の友人に何人か聞いてみても、やれ「音が最悪だった」「会場がでかすぎて親近感がない」と評判は散々だった。そりゃそうだ。幕間の座興なのだから、ベストコンディションのコンサートなどできるはずがない。ますます理由が納得できない。
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登録日:2006年 03月 05日 00:28:01

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プロフィール
烏賀陽(うがや)弘道
(男)
63年生まれ。「アエラ」編集部などを経て03年朝日新聞を定年退職。著書に「『朝日』 ともあろうものが。」「Jポップとは何か」。
*得意ジャンル:世界のポピュラー音楽、ジャーナリズム論、医療、アメリカ社会、国際政治(軍事論)
*ひとこと:世界のポピュラー音楽を軸に、人や社会、そしてぼく自身についてゆるゆると考え書いております。
*リンク先:Http;//www.ugaya.com
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