2006年 08月 29日

「物言えぬ国」真っ平だ-3 The.60

 安部晋三官房長官の外交は、基本的には価値観の外交で、外交に対する見方は母方の祖父・岸信介元首相から引き継いだものである。このれを支えるが新米保守派の政策ブレーン達である。その先頭に立つ外交ブレーンの考え方を上げてみる。
 岡崎久彦・外交評論家(元駐タイ大使)は、安部外交の師と呼ばれ、「強固な日米同盟がアジアにおける日本の発言権を高める」、というのが考えの基本である。日米の連帯を基礎に中国に対抗し、靖国神社参拝に対する圧力に屈してはならない、という考え方である。外交官出身で駐韓日本大使館に勤務し、韓国の知識人との交遊がある。
 中西輝政・京都大学大学院人間環境研究科教授は、安部官房長官の外交と安保関連の寄稿を代筆するなど、親しい間柄である。「普遍的価値を主張出来なければ、日本はアジアのリーダーになれない」と主張する。自由・人権を尊重する隣国が結集し、中国との対等な関係を構築しようとする考えである。安部官房長官が主張する、インド・オーストラリア連帯論はこの主張が影響している。
 葛西敬之・JR東海会長、財界人としての代表で、与謝野馨経済財政担当長官と共に安部官房長官を引き入れ四季の会と呼ばれる勉強会を作った。日本を海洋国家として分類し、「米国と共に大陸に対抗しなければならない」とゆう考えである。
 的場順三・大和総研前理事長、経済の実情に関する認識などの経済ブレーンを引き受けている。亡くなった父の安部晋太郎元外相と親しかった。

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登録日:2006年 08月 29日 22:30:00

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