ウランとプルトニウム! The.80

 原子爆弾は、特定の金属の原子核が起こす核分裂反応を、超臨界状態にすることで爆発させるのが核兵器であり、それに使われる金属はウラン235とプルトニウム239である。原子爆弾を開発したのは米国で、初めて核実験を行ったのは、1945年ニューメキシコ州アラモゴードの砂漠地帯にある米軍事基地である。 
 人類史上最悪の事態と思える、核爆弾の戦時使用は1945年で、日本の広島市に投下された「リトルボーイ(濃縮ウラン型)」と長崎市に投下された「ファットマン(プルトニウム型)」の二発のみである。
 ウラン235は、放射能が少ないため、取り扱いは容易である。だが、天然ウランの殆どが核分裂を起こさないウラン238で、核分裂を起こすウラン235は僅か0.7%なのである、臨界量が100%ウラン235の金属で22kgとされていて、ウランの濃縮には高度な技術力が必要とされる。広島市に投下された原爆は、濃縮度90%のウランが60kg使用された。
 プルトニウム239は、放射能が強く、取り扱いが難しい。臨界量が5kgと少量で済むため、原子炉内でウラン238を燃焼させ中性子を吸収することにより、副産物として作られるため容易に生産できる。核保有国が保有している原子爆弾は、このウラン型である。
 日本の安全と安心は、米国の核の傘を借りるだけ、米国の核兵器武装しかないのだろうか。

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登録日:2006年 11月 19日 23:30:00

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