2006年 02月
ホリエモン報道のDevil's advocate-3「事件化した後でないと法律が出来ない愚かな国」
【東京 24日 AFP】22日、東京地検特捜部は、ライブドアの設立者、堀江貴文被告を粉飾決算の容疑で再逮捕した。また新たに代表取締役の熊谷史人容疑者を同容疑で逮捕。これで一連のライブドア問題の逮捕者は5人になった。インターネット関連企業の不祥事がまた明らかになったといえる。写真は、日本記者クラブで記者会見をするライブドアの平松庚三社長(右)と清水幸裕副社長。(c)AFP/TOSHIFUMI KITAMURA

昨年、平松社長は、TBS「ブロードキャスター」の取材を受け、「買収バンザイ、良いことばっかりです」とさんざんホリエモンを持ち上げていた。逮捕されると一転、堀江批判を始める姿をみて、信用ならない人物だ、と思わざるを得ない。反省の言葉のひとつくらい、吐いてもらいたい。
態度を一変させたのはこの社長だけでなく、マスコミが一番ひどい。現状では、すでにパックジャーナリズム(パック旅行のような同じ内容の報道)によってマスコミが世間的な有罪を確定させてしまっている。だが、対立する一方(検察側)の情報しかない現状では、まったく事実関係は分からない。この公開処刑は目に余るので、堀江氏はマスコミ相手の名誉毀損の裁判を、是非やるべきだ。
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登録日:2006年 02月 28日 06:31:42
ホリエモン報道のDevil's advocate-2「検察庁広報部読売課、日経課、NHK課…」
【東京/日本 24日 AFP】一時は日本の新たな企業社会の先駆者として持ち上げられていた、若手のインターネット企業家、堀江貴文容疑者は23日、不正に利益を得た疑いで逮捕された。写真は、23日に証券取引法違反容疑で逮捕されたインターネット企業ライブドアの社長、堀江貴文容疑者の記事を第1面に掲載した日本の新聞と雑誌。(c)AFP/YOSHIKAZU TSUNO

今回のライブドア報道で、読売新聞の「はしゃぎぶり」には目に余るものがあった。プロ野球新規参入問題でナベツネが堀江と対立していたのは記憶に新しいが、検察の「渡りに船」の摘発に乗って、まさに「潰してやる」という悪意が感じられる報道ぶりだ。
1月18日の一面トップ「ライブドア本体も粉飾」を地下鉄で見かけて驚いた。粉飾決算=上場廃止が決定的なので、上場企業としては死刑執行されたに等しい。情報源は「関係者によると…」と相変わらず曖昧で、堀江氏は今でも容疑を否認し「公判で意見を主張したい」と言っているのである。しかし、既に株価の暴落で、判決と関係なく取り返しのつかない損失を被っている。
堀江氏は塀の中なので、その言い分は全く報道されることはない。マスコミの権力追従報道は目に余る。対立する両者の、片方側の言い分だけを垂れ流すのだから、堀江氏が「東京経済新聞」の商標登録を済ませ、独自の新聞を創刊したい意向を持っていたのも、よくわかる。
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登録日:2006年 02月 20日 14:19:25
ホリエモン報道のDevil's advocate-1「見過ごされる公務員法違反」
【東京 14日 AFP】ライブドア設立者の堀江貴文容疑者や関係者ら3人が13日、証券取引法違反で起訴され、時代の寵児からの転落を改めて印象付けた。写真は2005年9月6日に撮影された、東京の外国人記者クラブで演説する堀江容疑者。(c)AFP/TOSHIFUMI KITAMURA
新聞記者なら一度は聞かされる有名な出来事として、「西山事件」がある。
「いいか、毎日新聞は、あの事件で急激に会社が傾き、部数を減らして、一度は倒産したんだ…」
私は、完全に悪い事例として部長から聞かされていた。しかし新聞記者を辞めたあと、よくよく調べてみると正反対で、西山記者は事実を報じ政府の密約を暴いたのだった。西山記者は、沖縄返還に伴う軍用地の復元補償で、米国が自発的に払う事となっている400万ドルを、日本が肩代わりする旨の密約があったことをスクープした。しかし、外務省の女性事務官から情を通じて情報を入手したことが、国家公務員法111条(秘密漏洩をそそのかす罪)違反であるとして逮捕され、最高裁で有罪が確定してしまう。
ここでライブドア報道に関連して特筆すべきことは、女性事務官のほうも、1972年4月、国家公務員法100条(秘密を守る義務)違反で逮捕され、後に懲役6月、執行猶予1年の有罪が確定していることだ。公務員には守秘義務が課されているからである。秘密漏洩の罰則は「1年以下の懲役又は3万円以下の罰金」(国家公務員法第109条)と定められている。
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登録日:2006年 02月 17日 11:14:06
ネット企業のコンプライアンス
【東京 24日 AFP】インターネットの若き起業家で、ライブドアの創業者、堀江貴文容疑者が23日に証券取引法違反容疑で逮捕されたのを受け、東京のホテルで24日記者会見が開かれた。写真は24日、記者会見で頭を下げる、新たに代表取締役となった熊谷史人氏(左)と、社長に就任した平松庚三氏。(c)AFP/YOSHIKAZU TSUNO
「TBSサンデージャポンの者ですが」 「みのもんたの朝ズバという番組を制作している者ですが」最近、ライブドア絡みで、立て続けに電話が掛かってきた。
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登録日:2006年 02月 04日 15:57:35
- プロフィール

- 渡邉 正裕
- (男)
- 1972年05月26日
- MyNewsJapan
- (株)MyNewsJapan代表取締役、編集長、ジャーナリスト。慶應義塾大学総合政策学部にて政治学、政策過程論を専攻。卒業後、日本経済新聞社にて1,000本超の記事を日経各媒体に執筆。外資系コンサルティング会社を経て2004年、起業。2006年、有料会員1千人超となり、採算ベースに乗せる。著書に『これが働きたい会社だ』『企業ミシュラン』『これが本当のマスコミだ』。
*URL:http://www.mynewsjapan.com/
*連絡先:info@mynewsjapan.com
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