2006年 05月
みずほは、体質改善が必要 過去最高益は濡れ手に粟
【東京 8日 AFP】1月31日、みずほフィナンシャルグループは第4四半期での減益を発表した。東京証券取引所に混乱を引き起こした入力ミスによる。写真は東京のみずほフィナンシャルグループ本社前を歩くビジネスマン(2004年3月3日撮影)。(c)AFP/Toshifumi KITAMURA
みずほフィナンシャルグループが22日発表した2006年3月期決算で、連結最終利益が過去最高を更新した。投資信託など個人向け金融商品の販売が伸びたほか、企業への協調融資も広がり、手数料収入が拡大したという。
みずほは調子にのって、来期は2,350人も新卒を採用する計画も発表している。バブル期以来の規模だ。
だが、新聞が広告主である銀行に配慮して一切、触れない隠された理由がある。「たくさん採っているのは、とにかく若手の離職率が高いからですよ」(20代行員)。
たとえば2001年入社の同期は基幹職が330人とただでさえ少ないが、現在、120~130人程度しか残っておらず、離職率は実に5年で6割超と、外資系コンサル会社より高い異常な水準だ。
「3年前までは、会社に対する不安から辞めて行ったが、現在では、より良い環境が外にあるから辞める、という人が多いと思う。35歳くらいまでの担当者レベルでは、会社を辞めることに対して、罪悪感もない」(同)。
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登録日:2006年 05月 23日 01:45:59
楽天トラベルに見る、楽天らしさ
ライブドア元幹部の自殺に関しエイチ・エス証券の社長が会見 - 東京
【東京 20日 AFP】19日、ライブドア堀江社長の元側近で、エイチ・エス証券の副社長である野口英昭氏が自殺と見られる遺体で沖縄のホテルで発見されたことを受け、同社の社長沢田秀雄氏が東京証券取引所で記者会見を開いた。ライブドア堀江社長は、日本の証券市場を揺るがすスキャンダルの渦中にある。写真は涙をこらえて記者団の質問に答える沢田社長。(c)AFP/Toru YAMANAKA
私は今、那覇に滞在している。昨日、野口氏が亡くなった国際通りのカプセルホテルの前を偶然、通った。タクシーの運転手に聞くと、カプセルホテルはこの通りに1つしかなく、那覇では、カプセルタイプは珍しい。
周辺には次々と東横インのようなビジネスホテルがオープンしており、経費を自由に使える立場にある証券会社の副社長がカプセルホテルに泊まるのは、あまりに不自然だ。
もともとライブドアというIT企業に在籍していた野口氏だが、最近は、ホテルをネットで予約するというのが当り前になってきている。ネットではいくらでも安くて快適なホテルを探すことができる。ネットに疎いはずがない野口氏がカプセルホテルを利用するのはやはり変だ。
◇嘘が多い楽天トラベル
さて、見知らぬ土地を訪れる際、面倒なのがホテルを予約する作業だが、最大手の「楽天トラベル」は、最近、かなり嘘が増えた。
最初、ゆいレール(3年前開業した那覇のモノレール)の、おもろまち駅付近のホテルを「ゆったりプラン」というので2泊とったのであるが、異様に狭い部屋だったので聞いてみると、やはり一番狭いシングルルームだった。フロントで聞いてみると…
--いったい、何をもって「ゆったり」とうたっているのですか?
「これは、高層階のことで、5階から上のシングルルーム限定、ということです」
かなり詐欺的なのである。それも、確信犯で、だまそうという意識がみえみえだから悪質だ。ホテル側が決めているのか楽天側にそそのかされているのか不明だが、楽天はかなり細かい会社なので、おそらく後者だろう。
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登録日:2006年 05月 22日 02:30:41
ほとんど報じられないトヨタのセクハラ問題
【東京 3日 AFP】F1参戦5年目となるトヨタは、2006年モータースポーツ活動計画発表会を開催した。会場には今季のニューマシン「TF106」も登場しそれを挟む形で、トヨタ自動車取締役社長の渡辺捷昭氏(Katsuaki Watanabe、右)とトヨタモータースポーツの会長兼チーム代表、冨田務氏(Tsutomu Tomita、左)が硬い握手を交わした。(c)AFP Toru YAMANAKA
5月9日、北米トヨタCEOの大高英昭社長(65)が、元秘書へのセクハラ問題で、辞任に追い込まれた。約215億円もの損害賠償を請求され、提訴されたのだ。
さすがトヨタだけあって、マスコミ対策は万全だ。ほぼすべての主要メディアに「口止め料」を含めて、継続的に広告費を投じることにより、スキャンダルが出ても、記事を大きく扱わせない、調査報道をさせない、という構造を作り上げている。
このセクハラ215億円訴訟を、そのニュースの重みどおりに大きく扱ったのは、夕刊フジくらいのものだ。AFPも広告モデルなので、完全に黙殺しており、ニュース媒体としては失格だ。
トヨタ自動車 http://www.mynewsjapan.com/kobetsu.jsp?sn=191
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登録日:2006年 05月 21日 00:21:16
投入スピードで勝った松下、品質に固執した日立
【東京 29日 AFP】松下電器産業が28日、決算を発表した。それによると、プラズマテレビの販売が好調で純利益は前年比約3倍に増加した。写真は東京で行われた記者会見で、笑顔で質問に答える中村邦夫社長。(c)AFP/Toru YAMANAKA
なんといっても、プラズマテレビシェアトップの松下。
◇当時は最先端、いまや負け組転落
私はサラリーマン記者をやっていた1998年、PDPで当時、最先端を走っていた富士通子会社の工場を取材したことがある。宮崎県国富町の、今では日立との合弁となり、「富士通日立プラズマディスプレイ株式会社」の拠点になったところだ。
といっても、富士通の広報の人と一緒に社会科見学みたいな感じで現場を歩き、社長をインタビューしただけ。典型的な日経新聞の玄関取材なので、特に印象に残っていることといえば、社長が「ウチ(自宅)にはプラズマテレビはないんです。単身赴任だし」みたいなことを言っていたことくらいだ。私は「まずは、自分で試すべきだろ、社長なんだから!」と心の中で突っ込んだ。
当時は、1インチ3万円以上で、32型で100万円以上していた。歩留まりが悪く、パネルの不良品率がなかなか下がらない、と生産技術の問題があり、これを解決しつつ、「1インチ1万円を割れば普及する」というのが業界やマスコミの口癖のように報じられていた。
果たして、7年を経た2005年には、まさにそのとおりとなり、韓国勢などは1万円どころではなく5千円に突き進み、一気に普及が進んだ。当時は、富士通が最先端なはずだった。しかし、いまや日立との合弁となり、シェア3位以下の「負け組」に追いやられた。
松下は、尼崎の新工場立ち上げなどで 「1インチ4千円」などという新聞報道もあり、他社を撤退に追い込むような凄まじい勢いだ。
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登録日:2006年 05月 04日 03:05:21
- プロフィール

- 渡邉 正裕
- (男)
- 1972年05月26日
- MyNewsJapan
- (株)MyNewsJapan代表取締役、編集長、ジャーナリスト。慶應義塾大学総合政策学部にて政治学、政策過程論を専攻。卒業後、日本経済新聞社にて1,000本超の記事を日経各媒体に執筆。外資系コンサルティング会社を経て2004年、起業。2006年、有料会員1千人超となり、採算ベースに乗せる。著書に『これが働きたい会社だ』『企業ミシュラン』『これが本当のマスコミだ』。
*URL:http://www.mynewsjapan.com/
*連絡先:info@mynewsjapan.com
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