社員が軍隊的な人柄を持つ会社
軍事力強化を志向する中国 台湾・北朝鮮・日米同盟強化にらみ - 中国
【北京/中国 29日 AFP】中国政府は29日に公開した2006年防衛白書のなかで、台湾独立派の動きなど、国家保安上の問題に対処するためには、より強固かつ信頼性の高い軍事力が必要だとの見解を明らかにした。
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(c)AFP/Frederic J
◇新聞社は内向き・軍隊体質の典型
新人記者のころ、私の1つ上の先輩は「日曜の夜になると、胃が痛くなる」と言っていた。私自身、その立場になってよくわかった。訳も言わずに怒鳴る、できないことを言いつける、とにかく精神論のオンパレードで、胃が弱い人は体が持たない。軍隊的なのだ。実際、2002年に新人記者が亡くなったとき、「ついに被害者が出たな」と思ったものだ。
日本の新聞社は、どれも100年以上前に出来た組織で、古い価値観に支配されている。たとえば、「今日、逮捕へ」といった記事を夕刊に載せるために、血眼になる。夕刊など普通の社会人は読んでおらず、どうせ今日、発表されるんだから、逮捕してから朝刊に書けばよいではないか、と思う。
それが顧客に価値を与え、部数増につながっているならば分かる。だが新聞社は、紙面の内容ではなく、販売力で部数が決まる要素が強い。実際、ここ5年の毎日新聞はスクープを連発し、新聞協会賞も最も多く受賞したが、一向に部数は増えない。販売が弱いからだ。紙面の中身より、配る洗剤の数のほうが売り上げに影響が大きいのが現実である。
つまり、編集部門では、評価指標が市場と連動していない。これは視聴率に直結するテレビや販売部数に表れる雑誌との決定的な違いだ。市場ではなく社内の、理屈を説明できない評価。独善的で価値がないものに向かい、社員が膨大な労力を費やす。新聞は規制産業なので市場原理が働きにくいが、編集部門に至っては、もはや自己満足の世界だ。
ヒラの記者が「兵隊」と呼ばれるように、新聞社は軍隊組織そのものなので、その指示・命令の内容に合理性がないと、ものごとを深く考えてしまう人にとっては、なかなかついていけない。軍隊的で、内向き体質。結果、命令するほうもされるほうも、一般人の感覚とはかけ離れたおかしなものになっていく。
私は、「どの記事が読まれているのかを知りたい、マーケティング的なことをやらないのか、現場にフィードバックはないのか」といったことを、たまたま部会に訪れた当時の編集局長に尋ねたことがあるが、「定期的にやっているものは、ないよなぁ?」などと付き人(部長らしい)に尋ねていた。独占市場(経済紙において)なので、顧客の声は聞かなくても、自己満足でやっていけてしまう。こりゃだめだ、と思った。
◇ひたすら百点を目指すタイプ
特に日経と、販売力が強い読売には、その傾向が顕著だ。編集では、これが起きやすい。ベネッセを辞めたばかりの、複数の元社員から同じような話を聞いて、似ているな、と思った。「企画を出すと、部下に対して、平気で15回もやり直させる上司がいて、無駄に怖い。上司のなかでは答えがあるのに部下には教えない」。「自分が辞めた理由は、“こういう人にはなりたくない”という上司が多かったからです」(20代元社員)。
このエリアは、「マネジメント」の概念がない。三洋電機に中途入社した中堅社員が言う。「精神論が大好きなカルチャーで驚きました。『オマエが作る資料には、魂が入っていない。心血を注げ!』と上司に命令され、こちらは『死ぬ気でやります!』と答えることを求められる。冗談ではなく、ホントです。ロジカルな議論は受け入れられません。エラくなる人は、マネジメントがうまい人ではなく、声がデカい人」。
同社は太陽電池など、シェアの高い事業では持ちこたえられるだろうが、他の競争が激しい分野において、このカルチャーのまま戦うのは難しいだろう。
市場との連動性が低くなるケースとしては、大企業のなかでの旧来型ビジネスを扱う部門もある。これは先輩社員が作って既得権と化した「儲けの構造」をひたすら維持するのが仕事なので、自浄作用が働きにくい。三井物産の鉄鋼部門など、大手商社の重工長大産業部門などが該当する。
都銀もこのエリアだ。ゼロ金利政策で預金者の利子を収奪しなければ、業界自体が潰れている保護業界。預金者はおろか、カネを貸して生殺与奪を握る立場上、顧客企業のほうも向いていない(外向き体質でない)。
三菱東京UFJ銀の若手社員が言う。「向いている人は、問題意識をもたず、社内の評価ばかり気にする人。テストで百点をとりたい人。だから、優等生タイプに向いている。テストの目的など考えず、ひたすら百点を目指すタイプです」
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登録日:2007年 02月 28日 05:19:18
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- プロフィール

- 渡邉 正裕
- (男)
- 1972年05月26日
- MyNewsJapan
- (株)MyNewsJapan代表取締役、編集長、ジャーナリスト。慶應義塾大学総合政策学部にて政治学、政策過程論を専攻。卒業後、日本経済新聞社にて1,000本超の記事を日経各媒体に執筆。外資系コンサルティング会社を経て2004年、起業。2006年、有料会員1千人超となり、採算ベースに乗せる。著書に『これが働きたい会社だ』『企業ミシュラン』『これが本当のマスコミだ』。
*URL:http://www.mynewsjapan.com/
*連絡先:info@mynewsjapan.com
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