ベドウィンのラクダ
【カイロ/エジプト 30日 AFP】カイロの東Al-Arishで29日、第10回アラブ・ラクダ・レース大会(Arabic Camel racing festival)が開かれた。写真はラクダに乗り行進するエジプト人とベドウィン族のラクダ乗り。(c)AFP/KHALED DESOUK
一生叶わないであろう自分の夢のひとつに、
ラクダと暮らすこと、がある。
そんなラクダへの憧憬をかきたてる一枚。
.
.
◆騎手ロボット◆
少し前となるが、今年2月の以下の写真。
http://www.afpbb.com/article/302708
2月5日にクウェートで行われた、第6回ラクダレース選手権大会。
騎手はロボットである。
というのも、競馬同様、ラクダの騎手も体が小さく軽い方が有利。
そのため、子どもを騎手として乗せることもあり、
そのことが世界的に非難を受けているという。
場合によっては他国から誘拐同然に幼児を連れてくる、
などという話もちらほらと散見される。※1
こうしたことから、スイスの企業が
2004年から騎手ロボットの開発を始め、
2005年にカタールで試走に成功、
という記事がこちら↓(写真つき)。
2005年4月28日 CNET Japanより
ラクダがロボットに拒否感を持たないよう、
外見をヒトに似せたり調教師と同じ香りの香水を使うなど、
技術的にもかなり苦労した様子。
プロジェクトの目的は、
2007年に全ての騎手をロボットにすることだという。
ということで、今(2006年)、クウェートでのレースについては、
騎手はすっかりロボットになった模様。
そこまでの(つまり、騎手ロボットを使ってまでも
ラクダ・レースをしたいという欲望、とでもいうか)
需要があるという点については、
ただただ驚くのみ。
◆虐待か? 文化か?◆
と。
今日のこの写真、まだまだヒトが乗っている。
中には、子どもらしい騎手も、ちらほらと。
エジプトでは、まだ騎手ロボットという発想は
ないのかもしれない。
また、ロボットとなると、やはりそれなりに
初期投資も必要だし、ランニングコストもかかってくる。
そうした金銭面でのネックが大きいのかもしれない。
それとこの場合、これらの子ども騎手が
誘拐同然に連れてこられたのかどうか、
さらに虐待を受けているのかどうか、
そこのところがよくわからないので、
この写真の説明だけを見て、今回の事例を非難することは
難しい。
(逆に、ベドウィンの文化の軽視や
悪しきグローバリゼーションの押し付けにならないか、
という注意も必要だろうし)
歯切れが悪くて悩むところだが。
(最新のアラブ文化に詳しい方、ぜひ解説を)
◆ラクダの視点が知りたい◆
ところで、コトの真の当事者たるラクダは、
このレース、果たして楽しんでいるのやら、どうやら。
ニンゲンの側は、
誰もそのことは気にしてはくれないのだろうか。
ちと、かなしい。
※1:こちらの記事(2006年1月26日 日経)では、
たとえばUAEの場合、昨シーズンまでは10歳以下の騎手もいたという。だが、そうした子どもの中には、パキスタンやスリランカなどの貧しい国から非合法な手段で集められた子どもがいたとされている。しかも、中には成長を遅らせるために満足な食事も与えられなかった子どももいた、という話。このためUAE、カタール、クウェートは、子どもの騎手を禁じる措置に踏み切った、との報道がなされれいる。
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登録日:2006年 08月 30日 23:13:49
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