2006年 08月 02日

「エコ」的イメージに ご用心

混合ガソリン用のバイオエタノール工場の建設始まる - 南アフリカ

【Bothaville/南アフリカ 26日 AFP】ヨハネスブルク(Johannesburg)の南西225キロにあるBothavilleで25日、バイオエタノール工場の建設が始まった。全部で8つの工場が建設され、自動車用燃料として1日50万リットルが生産される予定だ。バイオエタノールはトウモロコシや小麦、テンサイ、サトウキビなどから作られるアルコールの1種で、欧米で混合ガソリンの製造に使われるが、排出物が少ないことから生産が増加している。写真は25日、バイオエタノール工場の建設現場。(c)AFP/FATI MOALUSI

AFPBB News


写真添付の文章を読むと、単純によさげなことに見える話。

写真の「バイオエタノール」とは、
バイオ(生物)由来のエタノール(濃いアルコール)で、
ガソリンの代わり、あるいはガソリンに混ぜるかたちで
ガソリン車の燃料として利用できる。

このバイオエタノールも含め、生物由来のエネルギーを
バイオマス・エネルギーという。
過去記事参照
サトウキビや大豆、ナタネ、あるいは木っ端などの植物系のものや、
生ごみ発電の類、ほかに、
家畜や人の糞尿を燃料として有効活用することも、
生きもの由来ということで「バイオマス」となる。
今回取り上げられているバイオエタノールは、
そのバイオマス・エネルギーの中でも、
ガソリンの代わりとして期待されているエネルギー源である。

写真文章にもあるように、バイオエタノールは
農作物やその廃棄物を発酵させてつくる。
だから、その農作物の成長時に二酸化炭素が吸収されている、
と見なすことができる。
エネルギーとして利用するときはその分の二酸化炭素が出るが、
成長時とあわせてプラスマイナスゼロ、と考えることができる。
少なくとも、京都議定書ではそういう取り決めにしているので、
ゼロから温室効果ガスを増やす一方の化石燃料とは違う、
というわけだ。


と、以上はあくまで原理的な意味合いでの「環境にいい話」。
それを生かすも殺すのも、運用するニンゲン側にかかってくる、
というのが以下の話。
.
.
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登録日:2006年 08月 02日 22:54:51

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