2007年 05月 29日

誰がゾウを追い詰めるのか

2010年の「英連邦競技大会」がゾウに思わぬ影響 - インド

【ニューデリー/インド 11日 AFP】2010年に英連邦競技大会(Commonwealth Games)の開催が予定されている首都ニューデリー(New Delhi)。ニューデリー当局によると、同大会に関連する建設工事に伴いヤムナ川(Yamuna River)の土手を追い出された多数のインドゾウ(Indian elephant)が、新たなすみかを求めている。拡大を続ける人口1400万人のニューデリーでは、大会に向け、急ピッチで整備が進められている。写真は10日、ニューデリーのヤムナ川の土手で草を食べるインドゾウ。(c)AFP/MANAN VATSYAYANA

AFPBB News


世界各地のゾウはいずれも絶滅が心配されているが、
ほとんどの事例において、多かれ少なかれ
ニンゲンの活動が影響している。
象牙などを目的とするハンティング然り、
また生息域である森などの開発然り。

この写真の、ニューデリーのゾウたちに至っては、
貧者が生き延びる為の開発というものではなく、
競技大会などという、明らかに娯楽がその理由となって
追いやられるのだというから、
ゾウの立場にしてみたら理不尽この上ない。

最近も、AFPで、インドの東隣でもあるビルマ(ミャンマー)の
野生のゾウの絶滅の危機の話が出ていたし、
(5月25日 AFPBB
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2229715/1627289 )
また自分が関わっている森林問題のNGOでも、
インドネシアのアジアゾウの保護の問題が
ちょっとした話題になっている。
(こちらは、開発などによって生息地を狭められている。
その開発の中身とは、
ヤシ油用のアブラヤシプランテーションの造成や
紙パルプ用のアカシア造林など、
ニホンもまた関係しているものだったりする)

ヒトの無造作な欲望が、ゾウの棲み処を奪い取っている。
このことを思うと、その閉塞感に息が詰まる。
そして実際のゾウは、文字通り、
生き延びることが出来なければ息が詰まってしまう、わけだ。


そんな加害に、関わりたくはないのだが。


◆ ◆ ◆

一方で、同じインドの、同じくニューデリーの国立動物園では、
自然保護の重要性伝える動物園
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2224743/1593470
もあるとのこと。
(あまり関係ないが、このペリカンの魚の食い方が
すげーおもれー……それはさておき)

ちなみに、この動物園は、
>1959年、自然保護の重要性に関する意識啓発を目的に設立された。

とあるが、どこまでそれ、本気なんだろうか。

(さらに、同じくインドの動物園ネタとして、
動物園の動物たちに石を投げるインド人の話があったことを
記憶しているんだが……ネタ元を探す時間がないので、
余裕ができ次第、情報を補足の予定で)


矛盾というか分裂気味といおうか。

動物園をこさえるより、競技大会を取りやめる方が、
手っ取り早く野生動物保護になるのは確かなことなんだがな。

.

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登録日:2007年 05月 29日 23:33:32

今月の脱力

グリーンピース、今度はクジラになって商業捕鯨に抗議 - 米国

【ワシントンD.C./米国 11日 AFP】環境保護団体グリーンピース(Greenpeace)は8日、ホワイトハウス(White House)前で、商業捕鯨に反対する抗議活動を行った。写真は同日、「クジラの着ぐるみ」をかぶって商業捕鯨禁止を訴えるグリーンピースのメンバー。(c)AFP/Karen BLEIER

AFPBB News


このカブリモノのクオリティの低さ。
背曲がりハマチのような、クジラらしからぬフォルムに、
萎え。
どうしてクジラ・ファンはそこんとこツッコミ入れないんだろ。

丁度今日も報道があったところなので、
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2231760/1635194
思い出しついでに。


クジラというか捕鯨問題についての話は
時間のある時にゆっくりするとして。
(ちょいと余裕がなくて、スマン)

.

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登録日:2007年 05月 29日 23:18:46

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