2007年 08月

水を燃やす、というハナシ?

世界水週間が開幕へ、気候変動や水不足が議題に

【8月12日 AFP】ストックホルム水協会(Stockholm International Water InstituteSIWI)が主催する会議、「世界水週間(World Water Week)」が13日、ストックホルム(Stockholm)で開幕する。
≫続きを読む…
(c)AFP/Sophie Mongalvy

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少し前の写真だが、
写真で取り上げられていた「水環境とバイオエタノールの関係」に関して、
若干の補足を。

当ブログの過去記事でも取り上げているように、
 7月18日 食料を燃やす、ということ http://www.actiblog.com/yamaneko/39883
ごみや糞尿、農業廃棄物や間伐材(端材)等ではなく、
わざわざ畑で栽培したものバイオ燃料として利用していこうとする場合、
当然のことだが農業用水が必要となる。

では、実際にどのくらいの水が必要なのかというと、
過去記事でも紹介したとおり、
フード・ファースト/食糧・開発政策研究所(オークランド)事務局長の
エリック・ホルト=ギメネス(Eric Holt-Gimenez)氏の紹介する試算では、
 1リットルのエタノールを作る際には、3リットルから5リットルの灌漑用水が必要
 13リットルもの廃水が放出される
とある。
(ル・モンド・ディプロマティーク「アグリ燃料にまつわる5つの幻想」
http://www.diplo.jp/articles07/0706-3.html より。
数字は恐らく英国の「The Ecologist」2007年5月号から引用した模様)

もちろん、何を栽培するか(栽培したものをエタノールに変えるか)によって、
水の消費量は変わるだろう。
に、しても、要は
食べ物でもないもんをわざわざ栽培することで、
農業用水の使用が増える・水の過剰摂取というマイナス面・環境影響もある
ということだ。

実際、食べるための農業ならまだしも、
車を動かすために農業を行う(水資源を潤沢に使う)ことができるほど、
今の地球には潤沢に水資源があるわけではない。


◆ ◆ ◆

ニホンで暮らしているとあまりピンとこないかもしれないが、
世界では生存に必要な水を満足に確保できないまま暮らしている人が
かなり大勢いる、ということは紛れもない事実である。

>ハイチやガンビアでは、一日あたり3リットルしか水を得られない人々さえいるのだ。一日にミネラルウォーターの大瓶1本分しか水を使えない生活を想像してみてほしい。(中略)インドでは、一般家庭で使える水はひとり一日あたりあわずか31リットルで、飲み水を得るために各世帯の収入の25%が使われる。この数字はケニアでは36リットル、ボリビアでは41リットル、そしてドミニカ共和国では48リットルである。

これは、『水をめぐる危険な話』(ジェフリー・ロスフェダー著 河出書房新社 2002年)
からの引用だが、
当然この数字の中には
洗顔や入浴、調理や食器洗いのような、飲むための水以外の利用も全て含まれる。

飲み水すら満足に確保できない人が世界中にいるというのに、
特に飲み水に困ることのない、ニホンやらアメリカ合州国やらといった国々が、
石油の代替品としてのエタノールを水を大量に消費して生産するというのは、
恐ろしく不公平なハナシだ。

と同時に、この仕組みに乗るということは、好むと好まざるとにかかわらず、
 飲み水か、それとも動力か?
という、凄まじく筋の違う二択を突きつけていることと同じだと言える。

と、いうのが、写真の言う水資源とバイオエタノールとの関係だ。

でも。

◆ ◆ ◆

最初にちらちら挙げたとおり、
わざわざ栽培するのではなく元々あったものをエタノールへと転用する、という方式も、
同じくバイオ(生物由来の)エタノールである。

こちらは、農業を行うわけではないから、
その意味ではあまり水を過剰消費することなくエタノールを得ることができる。

それとこれとをごっちゃにして論ずるわけにはいかない。

てなわけで、最近のちょっとイケそうなバイオ関連記事を、以下に軽く紹介していく。

7月25日 東奥日報
県バイオ燃料推進協議会が発足
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2007/20070725221024.asp
農林業の振興ともからめた展開。
木材(主には間伐材や端材などと推測)等の有効利用の可能性。

8月9日 毎日
バイオエタノール:稲わらを原料に 食べない素材、有効活用--農水省、実証試験へ
http://www.mainichi-msn.co.jp/science/env/news/20070809ddm008020111000c.html
食料と競合をしないエタノール生産を模索。

8月15日 東奥日報
むつ市福祉車両にバイオ燃料活用
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2007/20070815214223.asp
地元の廃油を集めてバイオディーゼルに。まさに地産地消。

8月21日 紀伊民報
鮮やかな黄色 ヒマワリ満開(和歌山)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070821-00000000-agara-l30
休耕田の有効活用としてひまわりを栽培し、花を愛でた後、種をバイオ燃料へ。
厳密に言えば栽培モノではあるが、
休耕田の放置で土地が荒れることを考えると、
まだ水資源がなんとかなるニホンでの栽培は一律に否定しなくてもいいと思う。

8月25日 河北新報
路線バスも環境配慮 県と宮城交通 バイオ燃料車を運行
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070825-00000004-khk-l04
廃食用油をディーゼル燃料に。こちらも地産地消。

※上記の記事たちは<続きを読む>に収納。

.
 ... 続きを読む

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登録日:2007年 08月 25日 21:40:51

おっぱいは誰のものか

雑誌が「彼女に豊胸手術プレゼント」、専門家から非難の嵐

【8月14日 AFP】オーストラリアの男性誌「Zoo Weekly」がコンテストの賞品に恋人の豊胸手術をプレゼントすると発表して、医療関係者の批判を買っている。
≫続きを読む…
(c)AFP

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完全なる与太話。チョイ前のネタだが。

同じハナシはCNNでも出ていたようだが、
 8月15日 CNN
http://www.cnn.co.jp/fringe/CNN200708150008.html

法律違反とか、非倫理的とか言うまえに、
女のおっぱいは別にカレシ・男のものではない。
どうして、自分ではない他の人の体のことについて、口出しをしてくるのか。

そもそも、女の体を男の好みに合わせて変えても構わない、という発想そのものが、
ヘン。

立場を逆にしたようなもん……たとえば、
カレシのペニスに真珠を入れる手術をプレゼント、
(まあ真珠じゃなくても巨大化手術でも、例は何でもいいんだが)
みたいな企画……がまるで成り立たない(であろう)ことを考えると、
この非対称性はどこから来るのか。
考えるべきはその点だろう。

この企画を考えた輩も、それに乗っかっちゃう医師も、
何となくでも、まあええことちゃうのん?と賛同する読者たちも、
無限大のバカにしか見えねぇ。

女の体はまずその女のもの。
女の次にそれ(おっぱい)を必要とするのは、赤ん坊。
男はそのおこぼれに与っているのがせいぜい、といったところじゃなかろうか。
どんなにそのカップルの性交のイニシアチブが男性側にあったとしても、だ。

女の体の優先権が男にある、ということに疑いを持たない頭は、救いようがない。

だいたい、
カレシがどう思っているかは知らんが、
当の女はそのおっぱいを(小さかろうがなんだろうが)結構気に入っているかもしれない。

んでもって、応募をしそうな奴に限って、
そのことに気づかない、デリカシーのない男が多いんじゃないかと予想。


さらに、その女が豊胸手術後に別の男に乗り換えようもんなら、※
すげー叩くんだろうな、この賛同者たちは、と思ったり。
非道徳的だ、とかいって。 


ところでこれ、「彼女」が厳密な意味での女でなくても、
(男から女にトランスしたい人、などなど)
企画上OKなんだろうか?
たとえ恋人同士であってもその場合はダメ、ということだったら、
別の意味ですげー偏見丸出しなんだが。


※:つか、こういうプレゼントをするような類の男ほど、女に見限られる率が高そうな気がする。

.

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登録日:2007年 08月 23日 23:16:38

ワニは生き延びた

【動画】スーツケースに赤ちゃんワニ265匹! 前代未聞の密輸事件

【8月20日 AFP】エジプトのカイロ(Cairo)国際空港で前週、手荷物検査官たちを仰天させる出来事があった。検査のため、サウジアラビア人男性のスーツケースを開けたところ、中には生きたヘビ数匹などのほか、ワニの赤ちゃん265匹がいたのだ。いずれも保護種の「は虫類」で、輸出入が禁止されている。前代未聞の密輸事件の「被害者」たちは現在、カイロ市内の動物園に引き取られ、新たな人生をスタートさせている。(c)AFP

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動画、自分は「カワエエ」「カッコエエ」と思ったが、爬虫類苦手な方はパス推奨。
子ワニなんか、怖いけどむっちゃカワエエ。


ところで、CNNの方にも似た報道があったのだが、これは同じ事例だろうか。

8月13日CNN
生きたヘビやワニを手荷物に、カイロ空港で没収
http://www.cnn.co.jp/business/CNN200708130010.html

CNNの方の事例はワニたちを持ち出そうとした奴は出国したとのこと。
うーん、こういう輩は次もまた同じことをやらかすだろうから、
きちんとお灸を据えてほしかったが、
エジプトがサウジとの関係を踏まえての判断だったのかもしれない。残念だが。


当ブログで何度も繰り返している通り、
ワニの仲間はそのほぼ全てが絶滅の危機に瀕している。
革取りなどはもちろん論外だし、ペットとして飼うというのも好ましくない。
野性で数をきちんと増やすことが、まず大切。
そのためにはもちろん、生息地域の自然環境の保全も必要だ。

その意味では、この動画で示されている通り、
幼体は保護を続け数年経ってから野性に返す、というのはごく妥当な判断だろう。
動物園で愛玩し続けるよりも、野生下で増えることを狙った方がいい。
とはいえ、地元の自然環境も厳しいのかもしれないが。

それにしても、今月のAFPはえらくワニ関連の報道が多い。

8月8日
ロシアで「空からワニが降ってきた!」
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2265102/2010091

8月11日
ウクライナで5月に逃げたワニ、逃亡生活を満喫
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2266225/2016072

8月15日
ワニににらまれ木の上で8日間を過ごした男性
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2267657/2023504

8月18日
脱走常習犯のワニ、ロサンゼルス動物園からふたたび逃走
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2268160/2025571

8月はワニの月、というわけでもないだろうが。
ワニ好きの自分としては、ありがたいことで。

※:CNNの報道は<続きを読む>で。

【事務連絡】
実は暑さでかなーり参っているので、まだしばらくは、更新間隔がのびたり軽いネタを中心に、という予定で。この夏もクーラーなしで頑張っているので、お許しをば。残暑が落ち着いたら、ペースを上げたいと思っています。

.
 ... 続きを読む

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登録日:2007年 08月 22日 21:19:29

合州国だけじゃねーよな、こりゃ

CIAや米政治団体もウィキペディアに書き込み、内容を都合よく変更

【8月19日 AFP】ある米国人ハッカー開発のプログラムが、米中央情報局(CIA)や政治関連団体による利用者参加型オンライン百科事典ウィキペディア(Wikipedia)への書き込みを明らかにした。
≫続きを読む…
(c)AFP/Glenn Chapman

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まあ、ニホンでもきっとあるよな、これ。と、いうことで。

皆さんも自分の専門に関するウィキをいくつか見てみたら分かるとおり、
ウィキにもよく小さな間違いがあったりする。 ※
まあ参考・傾向分析程度に見るのが適切なアイテムやなぁ、
というのは自明のことかと。
アニメのストーリーを調べるだとか、サブカル関係で使うにはいいアイテムだが。
(ガンダムって何作品あんの? てのとかを調べたり、とか……で、何作あるんだろ?)

特に政治的な意見が絡みそうなもんについては、絶対色眼鏡が入るだろ。確実に。
ま、そのあたり割り引いて見るようにすればいいだけのハナシ、という気もするが。
どないなもんざんすかね。

※:まあ、紙媒体である百科事典なんかでも同じことはあるし。

.

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登録日:2007年 08月 22日 20:58:46

平和の種まき

【動画】政治の壁を超えるカヤック

【8月14日 AFP】3人のイラン人少女が、北京五輪へ向け、環境の整った米国の練習場でカヤックのトレーニングを行っている。30年以上もの間、敵対関係にあるイランと米国の間の珍しい「協力関係」がここにはある。(c)AFP

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先日、カヌーポロをエントリで上げたところ、
http://www.actiblog.com/yamaneko/41814
それを補強するような動画が。
カヤックの、スラローム競技である。

記事の論調そのものは平和の芽吹きを取り上げていたが、
こういうのはほんとスポーツの理想。
というか、本来、スポーツが持っている性質というものは、
国別で競うことではないような気がする。

それを、贔屓のカヤック競技が担った、というのが嬉しい限り。
少女選手の笑顔が、どうかいつまでも続きますように。


あと、イランでは顔を蔽う、フルフェイス・スタイルのメットでなくても
大丈夫だった、ということに気づいた。
そういえば、マフマルバフ監督の映画『カンダハール』でも、
女性たちが顔まで隠していたのはアフガニスタン内でイランでは違っていたもんな。
過去記事を訂正しなくては。


※:08.21誤字修正
.

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登録日:2007年 08月 20日 23:53:00

ヒトの裸にはさほど説得力がない、という仮説を立ててみる

アルプス氷河で集団ヌード撮影会、温暖化防止訴え

【8月19日 AFP】スイスのアルプス氷河で18日、約600の人々が地球温暖化に警鐘を鳴らすキャンペーンの一環として行われた集団ヌード撮影会に参加した。
≫続きを読む…
(c)AFP/Peter Capella

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温暖化防止を訴えるのにこの手段が有効なのかどうか、
検討した気配がない件について。

この写真を見ていたら、
カート・ヴォネガットの『スローターハウス5』の原題を思い出した。※1
いや、肉の塊がいっぱい転がっている感じが。

http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2269198/2030779
ちなみに、こっちの写真(裏方)も見ておいたほうがいいと思う。
正直、見苦しいが。


場所はスイスのアレッチ氷河というが、
大勢のニンゲンがはるばるスイスのその場所にまでジェット機に乗って集まった、
その化石燃料の浪費が放出した温室効果ガスを、
一体どこで吸収させる気なんだろーか。


◆ ◆ ◆

イベントや一時のトピックス、目立つ「象徴」的な存在によるアピールが、 ※2
ことの本質をどれだけ動かしたのかどうか、というと
打率は結構低い気がする。

まあ、たまにホームランもなくはないだろうし、
何より気持ちを同じくする同士との集いに力づけられるという効果は大きいから、
一概に全否定をする気はないが。

とはいえ、欧米人によく見られる、
やたらと外向けにアピールすんのが好きな体質。
他人の行動を変えたいと思いながらも
その他人の考えを全く考慮した形跡がない行動パターン。
そういうのを何度も何度も見ていると、
なんか、自己満足的匂いが強いというか、
初めに企画ありき、理由は後付け、的に見えて、
げんなりすることしきり。


人は一人ひとり違う。
だから、その人に合わせた話の仕方が必要なのだ、ということを
もう少し意識した方が、結果的には温暖化抑制につながると思うんだが。


だいたい、温室効果ガスの排出が止まらないのは、
温暖化が大変だということが分からないからというよりも、
分かってはいるがこの便利さが手放せないとか、儲けたいとか、
そういう気持ちの方が大きいということもあるし。
そこで求められているのは、
便利さや儲けを保ったまま温室効果ガス排出を防げるような
社会的な構造を構築することで、
決して既に分かっている温暖化の問題を繰り返し他人から説教される
ということではないと思う。

それと、温暖化の本当の大変さを知るのであれば、
ヌード写真なんかよりも、氷河の後退がよくわかる比較写真の方が
ずっと説得力があるというもの。

逆に、温暖化のことをよく知らない人たちは、
きっとこういうパフォーマンスを見るような
アクセスが持てない環境にある可能性が高いと思う。
字が読めないとかニュースを見られないほど劣悪な環境に暮らしているとか。


なんか、ツッコミどころが満載の「ネタ」にしか見えないよなぁ、これ。


◆ ◆ ◆

それに、本当は、
飛行機乗って氷河に行ってそこに寝っ転がることよりも、
いかに周囲の人(隣のおばちゃんとか会社の上司とかさして親しくない親類とか)に
嫌われずに温暖化の話をしていくか、
(なんせ嫌われたら、もうそこで説得力はゼロ。温暖化防止も滞る)
自分の住んでいる行政区のお偉いさんに温暖化防止の施策を推進させるか、
という行動の方が、はるかに難しいんだよな、これが(タメイキ)。


※1:今年亡くなってしまったアメリカ合州国の作家。もう新作が読めないと思うと、やっぱ悲しい。カートの名言「愛は負けるが親切は勝つ」は、死ぬまで自分の辞書に留めておこうと思うことばの一つ。冥福を祈りつつ。

※2:分野は違うが、崖っぷち犬とかクヌートとか、そういった動物へのフィーバーが起こり、じゃあその人的な熱狂が同じ種の動物の保全に向かうのかどうかを見てみたら、大体想像はつくだろうと思う。

.

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登録日:2007年 08月 19日 23:33:33

虹の記録07.08

スウェーデンのゲイパレード、「愛は何よりも強い」

【8月5日 AFP】スウェーデンのストックホルム(Stockholm)で4日、ゲイ・プライド・パレード(Gay Pride Parade)が開催され、数千人のゲイやレズビアン、バイセクシュアルやヘテロセクシュアル、さらには政府閣僚らも参加した。今年のパレードにはスウェーデンのルーテル教会(Lutheran Church)も初参加し、パレードのスローガン「Love is stronger than everything(愛は何よりも強い)」を提唱した。(c)AFP

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暑さでボーっとしているうちに、いつの間にか随分と間があいてしまった。反省。

先週には東京でもプライド・パレードが行われたことだし、
性的少数者の人権関係の記事をクリップ。

◆ ◆ ◆

表題写真は、8月4日、スウェーデンのストックホルムより。
「ヒョウさんはトラさんが好き、トラさんはヒョウさんが好き」というような
アニマル柄の好きな方々の写真から。

それとスウェーデン、
官僚も参加した、というのが何気にすげー。


◆ ◆ ◆

時制が前後するが、先月7月21日のドイツ、フランクフルト。
 http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2257738/1828802

こちらのパレード、名前は「クリストファー・ストリート・デイ」だとか。

しかし、このフランクフルトの報道写真については
オネェやマッチョという「いかにも」っぽいのばかり。
むしろ、どういう写真を撮ろうとしたかという、その視線の方が強く出ているような。


◆ ◆ ◆

8月11日 ニホン、東京
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2266333/2016576

昨年よりはぐっと写真が良くなった、今年の東京プライド・パレード。
敢えてイロモノ写真を選んでみた。
つか、個人的に受けただけなんだけれど。

説明文が短いにもかかわらず、過剰に生真面目なのが
オモロイというかなんというか。

とはいえ、一部の写真については、肖像権とかその辺り大丈夫かな、というのも
ふと気になったり。
もちろん、写っている人が必ずしも性的少数者・当事者だとは限らない
(ノンケの支援者の可能性もあり得る)。
が、
そこまで理解してこのパレードの写真を見ているヒトばかりでもないだろう。
まあ、AFPもプロだから、そこんとこきちんと了解を得ていると思うが。

その人の性的な面のみを取り上げて ※
職場を追い出そうとしたりコミュニティでいじめたり、というのんは人権侵害だ
と、訴えている、そのイベントの写真が原因で
退職に追い込まれたりコミュニティでハブられたり、
ということが起きても不思議ではない
というのが今のニホンなんだよな、としみじみしながら。


※:つまり、誰に情欲するかとか、しないかとか、性器の形がどうだとか、性染色体のありようが他人と違いが大きすぎるとか、とにかくもうその人と恋愛関係にでもならない限りはほとんど意味のない、他人の事情の部分っつーか。

.

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登録日:2007年 08月 19日 22:46:23

世界七位は堂々たる実力(カヌーポロ)

【動画】イラン「カヌーポロ」女子代表、世界7位までの長い道のり

【8月8日 AFP】イラン革命の後、女性のスポーツ活動への参加は禁じられてきた。審判や観客に男性がいると、男性と接触せざるを得ない場面があるからだ。「公共の場では、女性は頭と体を覆わねばならない」という厳格なイスラム教の服装規定もさらなる障害となっている。しかし、多くのスポーツ団体の規則では、参加者がベールをかぶったり、全身に衣服をまとうことは禁じられている。その結果、イラン女性は国際大会に参加することができなくなっている。しかし、一つの「道」を示してくれるスポーツがある。「カヌーポロ」だ。(c)AFP

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AFPで数少ないカヌー・カヤック関係の記事が出た(喜。 ※
といっても、この数年はカヤック情報も追ってないオカパドラーではあるのだが。

言われてみるまで考えてもみなかったが、
カヌー&カヤックの服装は、確かに体の線が(あんま)出ない。
下半身は艇と一体化しているし、上半身はライジャケ着用にメットが基本だ。
確かに、長袖でフルフェイスのメットを着用すれば、
ムスリムの女性であっても、戒律を気にすることなく楽しめる。

そう考えると、他のカヌー・カヤック競技への進出もかなり期待できると見た。
スラロームなども、審判との接触がない競技だし。
今後が楽しみになりそうだ。

しかし、カヌーポロは本当に運動量が多い。
艇の操作に加え、球を追って、防御して、しかもそれらをスピーディに行って、
というこの競技。
スポーツ好き、体を動かしたくてウズウズ、というタイプのヒトには
ぴったりの競技だが、
これ、半そでや袖なしじゃないと、相当に暑い。
そこんとこは、男性選手が服装のハンディを嘆いていたとおりだ。

というか、そういう宗教上の服装の決まりがあったから、これまでは
射撃のような(比較的)静かなスポーツにしか
ムスリムの女性がいなかったのだな、と理解。
体を覆うということは、運動によって発生する熱を逃がすことができない
ということでもあるのだから。

このカヌーポロも、服装のハンディがなかったら、
7位どころか、もっと上位だったのかも。
だとしたら、スゴイことだ、本当に。

ともあれ、先が楽しみだ、ということで。


※:カヌー・カヤックの写真の位置なのだが、現時点では、スポーツ>その他、欄になっている。とはいえ、できればカヌー・カヤックの写真については、ヨットやサーフィンと同じ水上競技に混ぜて欲しいところ。結構共通点も多いことだし。

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登録日:2007年 08月 13日 23:37:13

ここから出してください……

世界各国の動物が見られる動物園

【8月10日 AFP】2000年に開園したアテネ東部スパタ(Spata)にあるアティカ(Attica)動物園は、土地面積12ヘクタールを有し、欧州、アフリカ、オーストラリア、北アメリカから、雪ヒョウ、ラマ、キリン、ワラビーなど約400種類の鳥類、は虫類、ほ乳類を飼育している。(c)AFP

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この写真、檻から出せ、というメッセージしか感じられないのだが。 ※

そもそも動物園まで行って珍しい動物を見るということが、
ヒトの娯楽以外に何の役に立っているのか。
少なくとも、見られているその動物のためになっているとは、到底思えない。

加えて、動物園に売るために動物が乱獲されているような状況もあるということを、
動物園に来る輩たちはどんだけ知っているのやら。

参考:http://www.actiblog.com/yamaneko/17470


※:それを狙って撮ったのだとしたら、このカメラ、上手いと思うが。

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登録日:2007年 08月 13日 00:19:29

ヒトの傲慢さだけがやたらと目立つ

ホッキョクグマの「クヌート」、太りすぎで人気に陰り?

【8月8日 AFP】ドイツのベルリン動物園(Berlin Zoo)の「国際的スター」、ホッキョクグマのクヌート(Knut)の人気に陰りが見え始めているようだ。
≫続きを読む…
(c)AFP

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「太った」ではなく「成長した」じゃないのか、というツッコミはどこからもなかったのか、
と疑問符を抱きつつ。

成長期にダイエット、という話は、
ニホンでもティーンのアイドルタレントなんかで聞いたことがあるが、
(しかも複数。14歳とか17歳とかの少女に対して太ると罰金とかなんとか、アホや)
ヒトだろうとクマだろうと、これは明らかに物理的な原則に反した望みだろう。
つまりここで求められていることは、
 時間を止めろ、
あるいは
 未来の健康を犠牲にしても今の見た目を維持しろ、
ということなのだから。

んなことを、動物を飼育している施設自身が行うということは、
この飼育者たちもまた、クヌートを生きものとして扱うつもりがないんだろう。
(金儲けの道具としては扱うけれども)

そりゃ、クヌートの母親が子育てをしないクマとして育つわけだよな。
動物園の飼育者たちのレベルがこの程度じゃ。


以前、クマも見た目が9割、というエントリを上げたが、
多くのクヌート・ファンは
生きている動物(クヌート)よりも
ヌイグルミ(かわいくて幼い生きものなら何でもええ)の方が好きだった、
というオチなのか、この騒動は。

.

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登録日:2007年 08月 12日 23:47:37

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山猫通信社 篠宮
山猫通信社
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◆環境カウンセラー兼フリーランスのライター・編集業の「山猫通信社」については、上のHPをぽちっとどうぞ。ブログをみてのご連絡は、sorano_ki@yahoo.co.jpへ。
◆屋号の「山猫」は宮沢賢治から。大阪に長くいたので時々関西弁が混ざることあり。
◆07年3月、ブログタイトルを一部変更。今後も、カメだけでなく、ワニやラクダやトカゲからも いろいろと学べるもんだろうと思いつつ、のてのてと更新中。
◆トラックバック、どうも故障中の模様(早く直してくれAFP)。
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