2007年 09月
なんかちょっと本質からビミョ~にズレている(ような気がする)
【9月29日 AFP】地球温暖化を阻止する方法として、英国の著名な研究者2人が、海底100~200メートルに最高数百万本にも及ぶ巨大な鉄パイプを垂直に設置することを26日、提言した。
≫続きを読む…
(c)AFP/Marlowe Hood
こういう記事を取材する記者や写真家って、
どの程度この問題について知っているんだろう。
このAFPの報道以外にこの件についての情報が探し出せなかったのでナンだが、
少ない情報から推測してみる。
◆ ◆ ◆
この鉄パイプ云々を言うているジェームズ・ラブロックは、英国の有名な科学者。
名前は知らなくても、「ガイア仮説」(あるいはガイア理論とも)ということばならば、
聞いたことのあるヒトもいるだろう。
これを提唱したのがラブロックだ。
(もう一人の人については、よく知らないので、パス;すまん)
ガイア仮説とは、つまりはまあ「地球は生きている」というか、
地球のシステム全体を巨大なひとつの生命体と見なす考え方。
この考え方はエコロジー運動なんかにも影響を与えてきた。
ただこのラブロック、とりわけ最近になってから原発推進をバンバン言い出して
今は各国の環境派からはほとんど総スカン状態、らしい。
ニホンの反核団体からも、公開質問状が送られているくらいだ。
◆ ◆ ◆
まあ、そういったラブロック個人のことはさておき、
今回はこの写真記事の中で書かれていることを見ていきたい。
ここで提唱されている温暖化防止の方法とは、
>二酸化炭素を吸収し、空の雲の生成を媒介する硫化ジメチルを排出する能力を持つ藻類の成長力を回復させる方法
として、
>海水が一方通行するフラップ(ふた)をつけた直径約10メートルのパイプを、一定範囲で自由に移動できるよう鎖でつなぎ止めて海底に垂直に設置する
という手法だ。
ちなみに、硫化ジメチル云々のくだりは、
それによって雲の発生を増やし、雲に太陽光を反射させることで温暖化を防ぐ、
というもの。
だが。
まず一点め。
これは要するに、
二酸化炭素の吸収源として木を植えよう、
という文言の「木」の部分が「藻類」になっているとも取れるわけだが、
植林の事例でも「温暖化防止を目的とする植林による環境破壊」があるように、 ※
「藻類」だけを無闇に増やしていいのかどうか、
藻類が増えた場合の海中の生態系、海中生物等がどのような影響を受けるのか、
その辺の配慮をどの程度行っての提言なのかが、よく分からない。
次に。
>直径約10メートルのパイプを、一定範囲で自由に移動できるよう鎖でつなぎ止めて海底に垂直に設置
とあるが、
そんなもん作るとしたら、
そのためのエネルギーがものすげー莫大なものになることは素人目にもわかる。
で、そのエネルギーの収支も勘定に入っているのか否か。
鉄鉱石を掘り出したり、それらを輸送したり精錬したり、
さらには出来上がったパイプを輸送して海中に打ち込むという、
それぞれの過程で
莫大な化石燃料の使用(と二酸化炭素等の温室効果ガスの排出)が
前提となるんだが、それ、大丈夫か。
また、そんなオブジェを海中に作ったとしたら、
その地域を回遊する海中の生きものたちに
どのような影響があるのか(あるいはないのか)、
そこのところをどこまで考えているのか。
海流が変わることによる多方面への影響はどうシミュレーションしているのか。
これもまた、不明な部分だ。
3つめとして。
>炭素排出抑制に対する国際的努力だけでは、地球の原状回復さえも十分にできない
という発言が本当だとして。
ここはインタビュアーのニュアンスの取り違え、
あるいは翻訳のニュアンス違いという可能性も含んで考えるべきかもしれないが、
排出抑制への努力は、たとえそれだけでは現状回復が難しいとしても、
そもそも根本の原因がそこにある以上、
こればかりは四の五の言わずに努力せにゃあかんことだろう。
他の努力とあわせて。
こういう言い方、本当にしたんかなぁ。
ここだけ、というか、この記事だけ、この結びだけ読むと、
排出抑制への努力に対する評価が非常に小さいように思えるのだが。
もっとも、原子力賛成という当人の思想背景を考えると、
何か困ったことがあればとにかく科学技術で解決すればいいんだ、
という科学万能主義の思想が根底にある可能性もあるので、
こうしたニュアンスで言ったのかもしれないなぁ、とも想像してしまう。
う~ん、どっちなんだ。
変な話、この部分だけを拡大解釈して、
排出抑制はさておいて、技術的に頑張ればいいじゃん、
という考え方が、これを機会に主流になっていくのも、
環境配慮の面からはあまり好ましいこととは思えないんだが。
本質はほったらかしで対症療法だけやっているようなもんで。
※たとえばこのエントリとか。
http://www.actiblog.com/yamaneko/29404
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登録日:2007年 09月 30日 20:25:31
虹を、壊さないで
民族の誇りかけ国際社会を見据えるアイヌ民族 北方領土問題で存在感示せるか
【9月14日 AFP】(一部訂正)日本とロシアの長年にわたる懸案事項である北方領土問題が行き詰まるなか、第三の当事者としてアイヌ民族が声をあげた。
≫続きを読む…
(c)AFP/Shingo Ito
今月はまた、先住民族がらみの写真記事が多かった月でもあった。
ので、それらを軽く紹介。
お題(タイトル)は、アメリカ先住民族を取り上げた秀逸なドキュメンタリー
『Broken Rainbow』にリスペクト。 ※
表題写真はAFP初のアイヌ民族を取り上げた記事。
で、またニホン政府が国内の先住民族・少数民族を軽く見ているというか
歯牙にもかけない様子がよくわかる記事でもある。
9月14日 民族の誇りかけ国際社会を見据えるアイヌ民族 北方領土問題で存在感示せるか
http://www.afpbb.com/article/politics/2282854/2142062
◆ ◆ ◆
9月14日 「先住民の権利宣言」国連総会で採択、一部では反発も
http://www.afpbb.com/article/politics/2282570/2141218
で。
この採択、
カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、米国が反対票を投じたわけだが、
それらの国々がこれまでに国内の先住民族にどういう仕打ちをしてきたかを
考えると、そりゃまあ反対票を投じるわけだよな、ということが
なんともよくわかるというか。
棄権したロシアというのもまた、国内に少数民族を多数抱えて、
各地で火種が燻っている状態だし。
ついでだから、<続きを読む>に
オージーのこういうニュースも保管しておこう。
(対象が先住民族だけというわけではないが、その状況が想像つくということで)
◆ ◆ ◆
9月17日 先住民の権利宣言、反対諸国の先住民状況
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2284514/2153138
客観的な解説のようでいて、実は何も言っていない記事の典型。
まあ、ツッコミを入れようと思えば、
>宣言が非先住民族にとって不利
→これまで散々先住民族にとって不利なことをやらかしておいて、
ここにきてその逆のことを理由として言うとは、
面の皮が厚いというか、何というか。
>一部の条項が国の憲法と一致しない恐れ
→その国の憲法の「その部分」に問題があるからこそ
こういう宣言が国連で採択される、ということを無視してはいけないかと。
人権向上のために国内法を整備し直すのが、そんなに嫌なのか。
>出典:米国勢調査局
→そりゃ、これまでさんざん先住民族から略奪・搾取していた側ですから、
これくらいのことは言うよな。
つか、訳がないだけでもっとヒドイこと言っていそうだ。
◆ ◆ ◆
9月18日 米国立博物館、先住民指導者Sitting Bullの遺品を子孫に返還
http://www.afpbb.com/article/life-culture/culture-arts/2284920/2157840
それにしても、本当に白人はよくものを盗むよなあ。
◆ ◆ ◆
9月18日 「インディ・ジョーンズ」が持ち去ったインカの遺産、ペルーに返還
http://www.afpbb.com/article/life-culture/culture-arts/2284983/2158092
……にしても、本当に白人はよくものを盗(以下略。
ま、今回のエントリは純粋に記録というか、自分の備忘録として。
関連報道は、例によって<続きを読む>に収納。
※『Broken Rainbow』について、ちょびっと取り上げたエントリはこちら。
http://www.actiblog.com/yamaneko/35584
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登録日:2007年 09月 30日 18:05:28
虹、2007年の夏の終わりに
【9月30日 AFP】ウルグアイの首都モンテビデオ(Montevideo)で28日、ゲイ・プライド・パレード(Gay Pride Parade)が開催された。(c)AFP
ようやくきっぱりと夏が終わったぜ、というような今日の気候。
夏の間に紹介し切れなかった記事を、まとめて紹介。
表題写真は、少しホッとするような、ピースフルな一枚。
今の世界には深刻な状況が溢れているし気の滅入る写真も多いけれども、
これは逆に少し元気の出る一枚だと思いつつ。
◆ ◆ ◆
8月26日 デンマーク、コペンハーゲン
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2272299/2045021
この口ピのオネェさん(オニィさんかもしれへんが)、むっちゃカッコエエ。
北欧諸国だともっと多様性に富んだ展開がありそうなんだが、
写真が少ないのが残念なところ。
◆ ◆ ◆
9月14日 ネパール、カトマンズ
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2282508/2134313
いろいろな性的少数者の人権についてのアピールというよりも、
トランスジェンダーのための集まりとのこと。 ※
このきれいなねーちゃんはやっぱMale to Femaleなんだろうなぁ。
にしても綺麗だなぁ(うっとり)。
◆ ◆ ◆
このほか、性的少数者に関連する過去記事は以下に。
2006年
07月07日 http://www.actiblog.com/yamaneko/9797
http://www.actiblog.com/yamaneko/9802
07月30日 http://www.actiblog.com/yamaneko/11782
08月07日 http://www.actiblog.com/yamaneko/12544
08月21日 http://www.actiblog.com/yamaneko/13658
09月17日 http://www.actiblog.com/yamaneko/15665
11月11日 http://www.actiblog.com/yamaneko/20065
12月23日 http://www.actiblog.com/yamaneko/23859
2007年
3月14日 http://www.actiblog.com/yamaneko/31487
5月31日 http://www.actiblog.com/yamaneko/36518
7月 4日 http://www.actiblog.com/yamaneko/38881
7月 7日 http://www.actiblog.com/yamaneko/39030
8月19日 http://www.actiblog.com/yamaneko/42145
※:トランスジェンダー:ジェンダー(社会的性役割)をトランス(越境)する、ということで、つまり自分がしっくりくる性別や生き方で(あーこれが本当の自分なんだよなぁ、と)生きようとすると、社会の要求する性役割からずれてしまう場合がコレ。みんなが肉体改造をするわけではないので、注意(服装だけとかね)。
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登録日:2007年 09月 30日 16:13:16
褒めていいのかわからん
二酸化炭素フリー発電試験プラント、2008年運転開始めどに建設中
【9月21日 AFP】スウェーデン系のドイツ電力大手バッテンファル・ヨーロッパ(Vattenfall Europe)は、独東部シュワルツェプンペ(Schwarze Pumpe)で、二酸化炭素を排出しない(二酸化炭素フリー)火力発電所の建設を進めている。出力30メガワット、二酸化炭素貯蔵タンクを備えたこの試験プラントへの投資額は7000万ユーロ(約11億3000万円)で、2008年の運転開始をめざす。(c)AFP
詳細がよくわからないハナシ。
ちょっとググってみたが、大した情報がない。
ニホンに同社の法人もないようだ。
このAFPの報道のほかには、
今年、同社のドイツにある2ヵ所の原発施設でそれぞれ事故が起きたものの、
詳細をきちんと公開せず、事故の影響を小さく報告したため、
批判が集まり社長が辞任したっぽい、
などといったマイナスの情報がちらり、と。
どうやら同社は、原発も商品として取り扱っている様子。
◆ ◆ ◆
この写真と添付の説明文を見る限りでは、
単純に、排出した二酸化炭素をタンクの中に溜めていくだけ
のような感じにしか受け取れないんだが。
溜める以外、その後どうするのか、さっぱりわからん。
つか、そこんとこ取材しろよ、と。
それと、二酸化炭素フリー、ってのも、あんま遣わないことばだよなぁ。
カーボンフリー、は多少聞くことはあるけれども
(主にビジネス業界なんかで見かける)。
それよりも、カーボンニュートラルという方が一般的だろう。
で、このカーボンニュートラルの考え方でいけば、
排出した二酸化炭素の吸収源が必要なんだけれども、
(プラスマイナスゼロにするからニュートラル、という考え方なわけで)
そういう装置やら手法やらがあるのか、この写真だけではよくわからない。
カーボンフリーも、このカーボンニュートラルに近い概念を持つ用語だったと理解していたが、
自分の思い違いだろうか。
来月、温暖化問題の専門家に会う予定なので、
このあたりのことも訊いてみようと思う。
◆ ◆ ◆
10月5日追記
同社の原発事故関連について、記録をとっておいてくださったブログはこちら。
ぴゃーっと行こう! さん
「ドイツ:原発事故相次ぐ 旧施設は前倒し廃止も 」7月22日
他のコンテンツも充実。
偶然とはいえ、いいブログにめぐり合い、情報面で助けていただいて
なんとも嬉しい限り。
(確認その他遅くなり、失礼しました。ありがとうございました)
※:ふと、放射性廃棄物処理方法のくだりでよく出てくる「ガラス固化」(技術的には確立されていない処理法だ)を連想したんだが。
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登録日:2007年 09月 27日 22:43:43
訳文に間違いが多い
IUCNが絶滅危惧(きぐ)種に関する2007年のレッドリストを公表
【9月27日 AFP】画像は、新たに自然及び自然資源保存国際連合(IUCN)の2007年レッドリストに登録された絶滅危惧(きぐ)種を示した映像の一部。
≫続きを読む…
(c)AFP
ので、指摘。
発表元であるIUCN(団体名・固有名詞)の日本語訳だが、
>自然及び自然資源保存国際連合
ではなく、
国際自然保護連合
が一応正式。
日本委員会のサイトはこちら。
IUCN日本委員会 http://www.iucn.jp/index.html
ちなみにIUCNの名称は、
International Union for Conservation of Nature and Natural Resources
の頭文字を取って略したもの。
今回の件はまだサイトには出ていないが、
WWFジャパンのサイトがそれをフォローしてくれている。
こちら。
IUCNが2007年版「レッドリスト」を発表
レッドリストとは何ぞや? という紹介もある。便利。
http://www.wwf.or.jp/activity/wildlife/crisis/redlist.htm
それから、AFPの原文が間違えているのか誤訳なのかわからないが、
数字が違う。
>リストには合計4万1415種のほ乳類、鳥類、は虫類、無脊椎(せきつい)動物、植物などが登録されている。
ではなく、今年の最新版レッドリストの種として数えられたのは
1万6,306種。
昨年より188種増えたよ、こりゃまずいこっちゃ、
というのが今回の発表の趣旨でもある。
ちなみにこれ、9月13日のこちらの写真記事では、正確なんだが。
9月13日 AFP
国際自然保護連合、絶滅リストに200近くの生物種を追加
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2281865/2134964
とても気になっている事でなので、またマメにフォローをしたいと思う。
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登録日:2007年 09月 27日 20:44:29
道路をたがやせ!
米サンフランシスコなどでコインパーキングが「公園」に変身 都市空間を考えるイベント開催
【9月22日 AFP】米サンフランシスコ(San Francisco)市内の少なくとも50か所のコインパーキングに21日、植木鉢や土、芝生が持ちこまれ、小さな「公園」がお目見えした。
≫続きを読む…
(c)AFP
これ、ニホンでもやりたいなあ。
まあ、このままこれと同じことやってもどうかな、というか、
このままやって「ウケない」と意味がないので、
もうチョイ笑えるような、あるいはスマートなやり方を考えて……
でもまあ、やっぱ、笑いだな。
田んぼを作るとか(レッツ、稲刈り!)、芋掘りをするとか(ここ掘れワンワン)、
大根を植えるとか(道路をたがやせ!)。
あるいは魚を釣るとか。
そう考えると、
よくPETAなんかがやっている脱ぐだけのパフォーマンス、って
能がないというかなんというか。
とりわけ、参加する立場になる場合を考えると、敷居が高い。
ヌードを見るのは好きでも、自分のを曝すのは嫌だ、
というのが大方の人の気持ちだろうし。
何より、性的な関心でもって興味を惹こうという発想が下種というか、
発想として卑しい(いやらしい、ではなく)と思う。
もちろん、脱ぐ方は必ずしも
そこ(性的な興味)を目的とはしていない場合もあるだろうが、
結論としては大方のギャラリーはそこで関心を寄せるもんだし。
また、文化のあり方によっては、
羞恥心のあり方も「裸」の社会的な意味合いも違うから、
そういう文化背景を無視、ということだけでも
なんだか傲慢さが鼻についてどうも、というのもあるし。
多くの人が参加できて、楽しく笑えて、でも考えさせられる、
というパフォーマンスは、何気に難しい。
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登録日:2007年 09月 26日 22:54:03
一人一日26キロ出してます。
【9月26日 AFP】世界の1人当り二酸化炭素排出量の分布を示した図。24日の国連地球温暖化会合で、欧州諸国は2050年までに二酸化炭素の排出量を半減させる目標を掲げた。(c)AFP
<ニュース解説画像一覧へ>
数字の出所はIEA(世界エネルギー機関)のよう。
よくある国別の排出量ではなく、
一人頭ナンボ、というところが何気にガツンと来る数字。
ニホンの数字、9.5トン(9500キログラム)を365日で割ると、
一人あたりだいたい26キログラムとちょっと/日。
これだけの量を自分が毎日出しているのかと想像すると、
正直メゲるというか、滅入るというか。
(ウチの猫たち3匹を合わせるとだいたい12キロなんだが、
その倍の数飼育してもお釣りが来るような重量の二酸化炭素を毎日出している
というわけだ←ものすごくヘンな想像の仕方)
しかもこれ、温室効果ガスの中でも二酸化炭素だけの数字だから、
その他のガス、メタンやフロン類などは別立てだ。
時と場合によっては他国を責める必要がある場合もあるかもしれないが ※
京都議定書がつくられた1997年のCOP3から10年、
その間、排出を減らすどころか増やしてばかりのニホンがこれでは、
やはり、
他人様のこと言っている場合じゃぁねえだろ、オイ
という返しにあうしかないような。
まあ、できることからコツコツと、というのもなんだが、
http://www1.odn.ne.jp/yamaneko/sakuhin05.htm
個人が今からすぐにできる二酸化炭素の排出抑制の手法を紹介しているので、
かなり昔の原稿だが、リンクを貼っておく。
あと、温暖化問題をかな~り噛み砕いた原稿なども。
http://www1.odn.ne.jp/yamaneko/sakuhin08.htm
こちらも少々古いな。
まあ、このあたりは知っている人が多いハナシかもしれないが、参考までに。
※:正直、オーストラリアの数字には驚いた。 人口が少ないからさほど目立たなかっただけなんだな、というかなんというか。
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登録日:2007年 09月 26日 22:10:16
デヴィッド・ボウイも支援
【9月21日 AFP】(9月21日 写真追加)米ルイジアナ(Louisiana)州Jenaで20日、人種差別に対する大規模な抗議すデモが行われ、数千人が街を行進した。
≫続きを読む…
(c)AFP
ほんまに21世紀なんざんすか、ここは? と言いたくなるような出来事。
モブの写真を選んだが、カラードだけではなく白人も混じってアピールしとる。
まあ、そりゃ当り前だよな。
◆ ◆ ◆
で、この写真の発端になった事件について、
音楽ニュースサイトのバークスが取り上げていたので、紹介。
なんと、かのデヴィッド・ボウイが
この事件で告発されている黒人学生のために1万ドル(約114万円)を寄付した
そうだ。
9月21日 バークス
デヴィッド・ボウイ、黒人学生のために訴訟費用を寄付
http://www.barks.jp/news/?id=1000034378
スマートやな、やり方が。カッコエエ。
支援の金額も高すぎず、現実的な線だし。
◆ ◆ ◆
あと、AFPの書き方なんだが、
>翌朝、その黒人学生は縄で縛られその木につるされた。
これはないと思う。
つか、これやったら吊るした側がお縄もんだろう。
バークスの説明にあるように、
>翌日、枝から首吊り縄が吊るされていたという
の方が正しいんじゃないかと。
16歳の未成年を成人として処罰しようとしたり、陪審が全員白人だったり、
なんだかむちゃくちゃなやり口。
脳味噌の中が20世紀の前半くらいのところで止まっているような世界観に、
ボウイならずともタメイキが出る。
◆ ◆ ◆
9月27日追記:
首吊り紐の件だが、やはりバークスの方が正しいもよう。
朝日、毎日の両紙に同様の記載があった。
朝日からその一部を引用すると、
> ジーナ高校の校庭には、白人生徒が集まることから「ホワイト・ツリー」(白人の木)と呼ばれる1本の木があった。昨年夏、ここに座る許可を学校に求めた黒人生徒がいた。翌日、この木に「首つり縄」がつるされているのが見つかった。かつての白人による黒人リンチを思い起こさせる人種差別的意味がある。
とある。
そういえば、
紐(だけ)を吊るすというのがこうした差別の意思表明でもあるということは
アメリカの公民権運動に関する書物などで、昔 見たよな、
と、いうことを思い出しながら。
(追記ここまで)
※:バークス、その他のニュース本文は<続きを読む>に収納。
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登録日:2007年 09月 24日 21:59:14
本当の写真はないのん?
【9月13日 AFP】太陽光をエネルギー源とする超軽量航空機「ゼファー(Zephyr、そよ風の意)」が、無人連続飛行時間の世界記録を更新した。
≫続きを読む…
(c)AFP
以前取り上げたエントリの続報かと思ったのだが、どうやら違う模様。
(5月23日 雲上に陽光あり http://www.actiblog.com/yamaneko/35909)
但し、写真(図版)は使いまわし、っぽい。
今年5月のエントリの元記事は、こちら。
5月22日 太陽電池駆動の飛行機、世界一周へ向けシミュレーション
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2228577/1619958
発信元はスイスのジュネーブ。
監修者である科学者・バートランド・ピッカードさんによれば、
2011年に世界一周を予定しているが、
まずはリンドバーグの行った大西洋横断に挑戦すること、
1年後(つまり2008年)、試作機による飛行を予定していること、
が述べられている。
あのリンドバーグを引っ張るくらいなのだから、
どう考えても有人の飛行で計画を進めているとしか考えられない。
一方のこちら、今月の無人飛行の記録の記事は、
英国、ロンドンが発信元。
製造元は英防衛機器キネティック、担当科学者はPaul Daveyさん。
英防衛省の資金援助を受け、米軍基地で実験がなされた。
何より無人を強調しているところからも、
基本設計として有人は発想に入っていない模様。
てなわけで、資金元からも考えられるように、
こちらの元々のニーズは軍用であるものと推測できる。
まあ、その技術が民生にも転用される可能性はあるだろうが。
なあぁ~んだ、自然エネルギーも結局軍用利用かよ(トホホ)と、
肩を落としていたのだが。
過去記事と見比べると、これは
「太陽光で飛ぶ飛行機」という括り以外、別ごとだと判明。
◆ ◆ ◆
よくよく考えれば、軍事用に開発中の機械に関して、
プロパガンダを目的としない限りは実験段階での図版はそうそう出ないだろう。
公的な記録にならない、というのも、
実験が軍事がらみだったから情報公開が制限されたのだろうし。
そこは記録よりも軍事機密が優先、ということで。
◆ ◆ ◆
というか、全然別ごとのようなのに、同じ絵を使うって、どうよ? これ。
ってところが妙に引っかかるんだが。
※:それぞれの記事にあった単語をググってみたが、それぞれ思いっきり別の情報が引っかかってばかり。この2つの件、共通点は太陽光利用の飛行機、という点以外にはなさそうだ。
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登録日:2007年 09月 18日 22:37:31
まさかと思うけど、アブラヤシとココヤシを取り違えていないよな?
【2007年9月17日 AFP】図は、ヤシ油の抽出過程を示したもの。ヤシ油は代替エネルギー源として太平洋諸島で再び注目を集めている。(c)AFP
<ニュース解説画像一覧へ>
この図解と説明だけでは情報が少なすぎるので確証は持てないのだが、
ちょっと驚いた、というか「まさかとは思うが、勘違いしてねーか、これ?」
という危惧をおぼえたのでエントリを立てる。
「代替エネルギーとしてヤシ油が注目を集める」というタイトル。
ここで代替エネルギーを求めている、の主語が、
(ココヤシが自生しているような)太平洋諸国であるとすれば、
これは正しいと思う。
ただ、代替エネルギーというが、
実際に産業や生活のために化石燃料を大量に使用していたり
温室効果ガスをたくさん出している国は、
以下のpdfファイルのグラフ(環境省の資料より)の通り、
http://www.env.go.jp/earth/cop/co2_emission.pdf
アメリカ、中国、EU、ロシア、ニホン、といったろころ。
(これは、二酸化炭素排出のトップ5の順、2004年度)
代替燃料の必要性の高い国と言えば、
やはりこれらの国のことを指すのが一般的だろう。
もちろん、太平洋諸国もまたエネルギーを必要としていることは
事実ではあるけれども。
で。
近年、バイオエタノールの原料として大きく話題になることが多いのは、
ココヤシではなく、アブラヤシ。
パーム油、パームオイル、と言われているのは、
アブラヤシから絞られた油を指す。
当ブログでも散々取り上げてきたとおり、
アブラヤシは、
原生林・天然林を破壊して、更地にして、そこに植林して、油を得るという、
大規模農園(プランテーション)の仕組みに則って生産されている。
森林破壊、地域住民への人権侵害、
さらには狭義の意味での環境汚染(農薬使用等による水資源汚染など)で
環境にぜんぜんやさしくない
ことは、よく知られている通り。 ※
これまでいろいろな情報を集めたり各種の報道を見てきた限りでは、
エタノールになるヤシ油の元は
このアブラヤシのことを指す場合がほとんどだったのだが、
自分が知らないだけで、ココヤシのエタノール技術が進んでいる、というのが
この図解記事の趣旨なのだろうか。
ニホンにおける、たとえば
間伐材使用の木質バイオマスや休耕田使用の菜種、
食用油のリサイクルなどのバイオマスエネルギーの利用のように、
地域の産物を地域で活用する技術であるのならば、これはすごく将来性があると思う。
ただし、このココヤシも、
アブラヤシのように
(あるいはトウモロコシやサトウキビ同様に)
グローバリゼーションに飲み込まれて、
世界への輸出を企てて、というようなことになれば、
また話は別のことになってしまうのだが。
今回は、どっちのハナシをしているのか、ほんまわからへん、これ。
※:森林、アブラヤシ(+アブラヤシプランテーション)に関する当ブログの過去記事など
2006年11月12日 http://www.actiblog.com/yamaneko/20077
2007年 2月13日 http://www.actiblog.com/yamaneko/29404
2月26日 http://www.actiblog.com/yamaneko/30609
その他、参考になりそうな方々
2月27日 FoEJapanニュースリリースより
http://www.foejapan.org/forest/doc/070208.html
http://www.foejapan.org/forest/doc/doc_recmndbiofuel.pdf
http://www.foejapan.org/forest/doc/recmndbiofuel_pamph.pdf
(最後のは、ファイルが重たいが、一番読みやすいかも。後半にアブラヤシの記述アリ)
なんか、アブラヤシでぐぐれ、という方が手っ取り早い気もするが。
.
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登録日:2007年 09月 17日 21:56:05
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◆屋号の「山猫」は宮沢賢治から。大阪に長くいたので時々関西弁が混ざることあり。
◆07年3月、ブログタイトルを一部変更。今後も、カメだけでなく、ワニやラクダやトカゲからも いろいろと学べるもんだろうと思いつつ、のてのてと更新中。
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