2008年 10月
空飛ぶペンギン(←嘘
誤って北上したマゼラン・ペンギン、パタゴニアへ向けて海に帰る
【10月15日 AFP】誤って北上し保護されているマゼラン・ペンギンをアルゼンチンのパタゴニア(Patagonia)へ帰還させるプロジェクトで、ブラジル海軍の調査船でブラジル沖まで輸送されたペンギン約100頭が14日、海に放された。
海に戻ったペンギンたちは海流に乗って南下し、パタゴニアへ帰還する。(c)AFP
このアングルには、ヤラレタ!
ちょっと前の写真だけれども、ペンギンの続報の続報なので、紹介。
これまでの流れは、
09月03日 海流の異変、大量の迷子
10月08日 ブラジルのペンギン、続報
10月08日 ダンボールに、ペンギンを詰めて
で、把握されたし。
その前に、この写真のテキストにある、
>ペンギン約100頭が
……鳥に「頭」はやめてくれ。
今回の100羽だが、
この前に取り上げられていた370羽、その後の31羽とは別に移動した
100羽と考えてええんじゃろか。
そこんとこ、もうちょい詳しく報道があるとよかったんだが。
まあ、このペンギンたちの件については続報を流してくれている
(というか言いっぱなしにしない)分、
今回のAFPはましかな、と。
というか、今回はこの写真の勝利! ということで。
.
カテゴリー[ 野生動物 ], コメント[0], トラックバック[0]
登録日:2008年 10月 28日 23:48:13
スティングのbass
【10月21日 AFP】海洋環境の保護・維持に貢献した人物を表彰する「2008オシアナ・パートナーズ・アワード・ガラ(2008 Oceana Partners Award Gala)」が18日、カリフォルニア(California)州パシフィック・パリセーズ(Pacific Palisades)で開催された。
今年は、ビル・クリントン(Bill Clinton)前米大統領、歌手のスティング(Sting)、映画プロデューサーで女優のトルーディ・スタイラー(Trudie Styler)が受賞した。(c)AFP/Getty Images
とりあえず、スティングと環境という括りということで、
写真に反応してみる。
スティングとエコということでいえば、
やはりこれを紹介しないわけにはいかない。
→http://www.afpbb.com/article/entertainment/music/2250620/1761748
bassとしては、楽器の本望だろう、これは。
実はこの、「オシアナ・パートナーズ・アワード・ガラ」てのが、
どういう趣旨のものでどういう人びとによって表彰が決定されるのか、
そのあたりのところがいまひとつよくわからないのだが、
(あと、調べている時間もないので、宿題ということで。スマン)
けれどもまあそこでスティングが出てくるのはなんとなくわかる、理解できる。
が、
なんでクリントンもいるのかが、よくわからん。
(クリントンには興味がないので、ノーチェック状態だったりする)
詳しいことを知っている方がおられたら、ツッコミよろしく。
そういや、海洋つながりというか、
スティングがポリスからソロ化したときのファーストアルバムは
カメネタだったもんな。
(「ブルー・タートルの夢」;これは今聴いてもクオリティの高い一枚)
まあ、それがこのオシアナ……と関係しているかどうかはさておき、
(↑たぶんちがう)
このアルバムを出した頃、
既に社会派と言われていたポリス、スティングとはいえ、
まだあまりエコとの接点はなかったと思う。
その後の、アマゾンの熱帯林破壊問題に対する取り組みは
皆さんもご存じの通り、とは思うが。
それから、今まで一貫して、
基本的な行動パターンが常にエコを意識したものになっているということは、
有名人であるなしを抜きにして、褒めてしかるべきだと思う。
(もちろん今でも楽曲クオリティが落ちていない、というのもいいんだけれども、
そこんところは言うヒトいっぱいいるから)
ともあれ、
スティングに触発される、というほど大げさではないが、
自分ももうちょっと海洋環境について勉強していかんとあかんな、と。
(今日はすまんが、オチなし状態で〆)
.
カテゴリー[ 音楽・アートなど ], コメント[0], トラックバック[0]
登録日:2008年 10月 26日 23:26:46
中国のアジアゾウ、続報
【10月21日 AFP】密輸業者にヘロイン入りのバナナを与えられ麻薬中毒となっていた4歳のアジアゾウが、3年間のリハビリを終了し、前月ふるさとの雲南(Yunnan)省の野生動物公園に戻された。
≫続きを読む…
(c)AFP
続報といっても、エントリ更新が遅れていたため、ちょっと間が。
9月27日のエントリで取り上げた写真
09月08日 ヘロイン中毒のゾウ、3年間のリハビリで回復
の続報。
無事回復したものの、野生復帰はならず、という結論になったとのこと。
それはまあ、
保護されるまでに使役なり飼育なりの期間も(長いか短いかはわからんが)
あったことだろうし、
そう考えると野生に帰るのが難しかったのも予想の範疇ではあったろう、と。
関係者の目標としてはもちろんそこんところが目的ではあったろうが、
それでも無事生かしてくれただけでも
これは成功の部類に入れてもいいんじゃなかろうか。
気になるのは、保護されたのがこの1頭だけではなく、
他にも3頭いたという点。
この4頭以外にも、こんな酷い目に合わされているゾウたちがいるであろうことは
間違いがなさそうだ。
(ここで確認できているのも、ゾウたちの保護であり、
決して犯人の逮捕や処罰ではない)
遠く離れたニホンに住む自分からしたら、犯罪人の処罰を強く求める、と
こうやって電脳空間で言い続けるしかないというのが、
なんとも歯がゆいところでもあるんだが。
(とりあえず、そうした輩が地獄に落ちるよう、強く強く祈っておくことにしよう)
ともあれ、
回復まで3年間努力を重ねてくださった海南島の野生動物保護センターには、
ほんとうにありがとう、と。
これからも飼育を続ける雲南省の野生動物公園としては、
いろいろな困難があるのかもしれないけれども、応援しているし、頑張って欲しい、と。
そしてゾウたちよ、どうかこれからは、無事で。
.
カテゴリー[ 野生動物 ], コメント[0], トラックバック[0]
登録日:2008年 10月 26日 22:57:47
みんな「自分の常識」に従って生きている
【10月16日 AFP】アフリカの自然は「汲めども尽きぬ」ように見えるが、動植物への負荷をかけ過ぎた場合、貧困の拡大、紛争の増加、欧州大陸などへの難民の増大を招くと、専門家は警告している。
≫続きを読む…
(c)AFP/Fran Blandy
あるいは、
「自分の常識」と「他者の常識」とが大きく異なる、ということに
ヒトは往々にして気がづかないよ、ということについて。
少し間があいて久々の更新なので、リハビリっぽく、与太話など。
◆ ◆ ◆
テキストの、
>アフリカの自然は「汲めども尽きぬ」ように見えるが
とある、「見える」(というか「見ている」)主体は、
いったいどんなヒトなんだろう。
◆ ◆ ◆
これと非常によく似た台詞を、その昔、現実に聞いたシチュエーションのことを
思い出した。
時は1990年代の初め頃。
恐らく、'91年か'92年の頃だったと思う。
大阪府に、
森林破壊に加担しない自治体になって欲しい
と、森林問題(主には熱帯林問題)に取り組む仲間と一緒に
申し入れに行った、その初めての場でのことだ。
堅苦しい表情のまましばらく話が続いた後、
大阪府側の人が、ふと、もらすかのようにこう言った。
「熱帯林の木だなんて、伐ってたところで
すぐにボンボン生えてくるもんだと思っていた」
確か、土木関係の部署の方だったと思う。
この率直というか素直な一言がきっかけで、
それまで双方しかめっ面だったのが一挙に明るい雰囲気になったのを、
今でも鮮明に思い出すことができる。
そこで自分たちは、
いや、熱帯の環境は実はこれこれこういう環境で、
とても繊細で脆弱、生物種も多様な分 1種の生息数が少なくて大変、
土壌も薄くて、樹木はこんな状況で生えていて……といった、
基本的な情報提供を重ねていくことになった。
今になって振り返ると、
その問題について「知っているか」「知らないままか」という違いは
相当大きかったと思う。
確かに当時もマスコミには森林問題に関する情報が相当流れていた
(というか、'93年頃までは、マスコミ界の環境問題のブームは森林問題だった)
から、
そうしたことが常識となっているヒト、知っているヒトの層は
明らかに一定のボリュームで存在していたとは思う。
少なくとも、自分や友人たちは、ほとんどがその層にいた。
けれどもそんなことは知らないよ、というヒトにとって、
それは常識でもなんでもない、という分断された状況が、
同じニホン国内の、同じ大阪(当時)の中でもあったというわけだ。
◆ ◆ ◆
ともあれ、
基本的な情報に大きな違いがあるのならば、
それぞれの常識もまた、変わってくる。
地域レベルでも、階層レベルでも、あるいは個人レベルでも。
アジアの熱帯林破壊の問題であれ、
アフリカ大陸の環境破壊の問題であれ、
自分の常識が目の前の他者と共通のものであるとは限らない、
ということを常に意識することは、
難しいけれどもとても大事なことだ。
そこに気がつかぬままボタンの掛け違えをしてしまうと、
物事が一歩も先に進まないどころか、
自分も相手を、相手も自分を誤解したままで、
世の中はさらにネガティブな方向へと転がってしまうことだろう。
.
カテゴリー[ 環境与太話 ], コメント[0], トラックバック[0]
登録日:2008年 10月 25日 23:32:45
野生動物はペット(飼育動物)ではありません
【10月7日 AFP】外来種のイグアナや、ハムスター、ハリネズミといったげっ歯類をペットとして飼うと、子どもや年配者の健康を脅かす危険があるとする研究報告が、6日発行の米国小児科学会(American Academy of Pediatrics)の機関誌に発表された。
≫続きを読む…
(c)AFP
これはツッコミせずにはいられない、テキスト。
てか、お題にあげた通り、
そもそも野生生物を飼育動物と同じに扱うことが、間違いの元だろう。
老人や子どもの健康被害云々、以前に。
ましてや、外来種(や侵入種等)を飼育するとは
無知も甚だしいとしか。
>報告書は、5歳以下の子どもがいる家庭では外来種のペットは避けたほうがよいと、注意を呼び掛けている
飼うなよ、外来種。
(そして、買うなよ、外来種)
その家に老人が住んでいようといまいと、
5歳以下の子どもがいようといまいと、
外来種を持ってくること、そのものがアウトだろ。
誰が言ったのか、またニュアンスが本当にこの言い回しだったのかは
確認の余地があるかもしれないが。
(元ネタが米国小児科学会の機関紙とのことだが、
その機関紙が間抜け(というか米国小児科学会のレベルがこの程度)なのか、
それともAFPが引用の際に抜けたのか、
はたまた別の要因なのかは、
わからん、ということで)
広義の環境問題……生物多様性や種の絶滅の危機といった
一般常識レベルの話で意識化すれば、
老人のいない、且つ家の子どもが6歳以上ならば
そうした動物を飼育していい、
だなんてことは、とても言えないはずなのだが。
野生動物は野に生きてこそ華。
犬猫のようなコンパニオンアニマルとは別の次元の生きものなのだ。
.
カテゴリー[ 野生動物 ], コメント[0], トラックバック[0]
登録日:2008年 10月 10日 00:07:45
水には弱い、ヒナペンギン(+空を飛んだペンギンたちの話)
【10月9日 AFP】世界自然保護基金(World Wildlife Fund、WWF)は8日、地球の平均気温が2度以上上昇すると、南極の主なペンギンの50-75%が死滅する可能性があるとの報告書を発表した。
≫続きを読む…
(c)AFP
ペンギンの話が続いてスマン。
(「カメ」改め「鳥から学ぶ……」とはしないつもりで)
◆ ◆ ◆
このニュースの元情報が既に日本のWWFのサイトにも出ているので、
そっちをチラリと紹介しながら。
→10月09日 気温2度でも高すぎる! 南極のペンギンの危機
こちらでは、
オキアミの減少のほかにどういう影響があるのか、
温暖化をシミュレーションしたものを生物学的見地から
詳しく紹介している。
以下、引用は全てこのWWFの情報に基づくもの。
◆ ◆ ◆
元となった研究は、
南極半島西部のペンギン類のコロニー(集団繁殖地)での調査が
中心とのこと。
南極大陸本体と違い、
海洋部に飛び出した半島部分は
とりわけ温暖化の影響が大きいとされており、
既に現時点で平均気温の上昇などの変化が出てきているという。
そうした気候変動に伴う変化、影響には、
たとえ降雪・降雨のサイクルを狂わせることも含まれる。
そのため、
>季節はずれの嵐は、海辺に作られたペンギンの巣と卵をびしょぬれにし、親鳥たちに巣作りを諦めさせてしまいます。また、夏の雨の増加が、生まれたヒナを脅かしています。ヒナをくるんでいる羽毛は、雪ははじいてくれますが、水をはじくことはできないため、雨で身体が冷え、ヒナは死んでしまうのです。
温暖化だから、もちろん、雪や氷が減ってしまうことも大問題。
>陸から続く氷が減少すると、親鳥たちは食物のオキアミなどをとりにゆく際に、氷をつたって沖合いへ行くことが難しくなります。また、温度変化はオキアミの発生量にも影響を及ぼすと見られています。
餌を獲りに行くことができない、それどころか
餌(オキアミ)の減少が言われている
(オキアミの減少については
他の科学者たちから別の話で出てきたのを聞いた記憶がある)、
んでもって営巣できないとは、トリプルパンチもいいところ。
WWFお得意の危機感を煽りまくりの文章は正直言って萎えるが、
内容的には概ね妥当な記述と思うので、
とりあえずは温室効果ガスを出さない方法を考えることしかない、と。
今週の別エントリでも取り上げた通り、
種の絶滅に関しては、
明日のペンギンは明後日のわが身、
ともなりかねないのだし。
(→10月07日 誰が「それ」を望んでいるというのだろう)
◆ ◆ ◆
そうはいっても、
>南極半島に生息するペンギンたちを、どうすれば救えるのか。そのために南極で出来ることは、ほとんどありません。必要なことは、世界が一つになって、実質的に温室効果ガスの排出を削減することです。
と、「どないせいっちゅーねん!」とツッコミたくなる
具体性に欠ける提案にはトホホだが、
実際問題、それがほとんど事実というだから仕方が無い。
そうはいっても、
もうちょいモチベーションの上がる提案というか書き方をすればいいのに、
とも思ったり。
◆ ◆ ◆
以下、おまけ。
ブラジルのペンギンたちの続報が、
ナショナル ジオグラフィック日本語サイトのニュース欄で
写真入りで紹介されていた。
10月08日 ナショナル ジオグラフィック
ペンギン400羽、故郷の海へ
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2008100904&ST=yahoo_headlines
軍用機で帰った370羽もとい399羽(ほんま、どっちなんやろ)の方で、
行進スタイルが面白い写真となっている。
胸張って、元気そうに歩いているので、
嬉しい、っちゃー嬉しいわな、やっぱ。
それにしても今週は、なぜかペンギンづいているよなあ。
.
カテゴリー[ 絶滅危惧種 ], コメント[0], トラックバック[0]
登録日:2008年 10月 09日 23:15:35
ダンボールに、ペンギンを詰めて
ブラジル北部で保護されたマゼラン・ペンギン、パタゴニアへ向け船で出発
【10月8日 AFP】ブラジルで7日、リオデジャネイロ(Rio de Janeiro)沖で立ち往生していたところを保護されたマゼラン・ペンギン31頭が船に積みこまれ、元の生息地であるアルゼンチンのパタゴニア(Patagonia)へ帰還する旅の第一歩を踏み出した。
≫続きを読む…
(c)AFP
下にエントリを上げた件の、AFPバージョン。しかも、さらに詳しい。
こちらは、昨日の軍用機の370羽(数字はCNN)とは別で、
31羽を船便で時間をかけて(環境に慣らしながら)自然界に帰すというもの。
>「しかし、自然にかえる際に、より適応できるはずだ」と、ペンギンらが保護されているニテロイ(Niteroi)動物園の責任者Gisela Candiotto氏は語った。
>Candiotto氏によると、ペンギンらは、船旅の方が「海水のにおいをかぐことができる」という。
確かに、ジェット機でとなると、ペンギンへのストレスも大きそうだ。
また、このAFPの記事だと、CNNの370羽が399羽となっている。
微妙にズレがあるが、CNNの方だと「約」がついていたから、
こちらの方が正解に近いのかもしれない。
まさかと思うが、
ジェット機のペンギンは移送の最中にストレスで衰弱死……などというような
ことにはなっていないだろうな。
数字の違いはそこから、ということではないといいのだが。
ともあれ。
まだ、生き延びた300羽余りのマゼランペンギンを保護している最中だと思うし、
その中には野生に戻れない個体も出てくるかもしれない。
その対応にまだまだ追われているであろうブラジルの方々には、
ただひたすら、感謝の念を。
に、しても、ペンギンのダンボール詰めとは、また
面白い写真というかなんというか。
.
カテゴリー[ 野生動物 ], コメント[0], トラックバック[0]
登録日:2008年 10月 08日 22:59:41
ブラジルのペンギン、続報
【9月25日 AFP】アルゼンチン人の女性旅行客が前週、旅の目的地のシドニー(Sydney)に到着した。
≫続きを読む…
(c)AFP
ネタ元はAFPBBではなくCNNなので、手短に。
ひょっとしたら、もうちょっと待ったらAFPBBでも続報出るかもしれないが。
先月取り上げた話
09月03日 海流の異変、大量の迷子
の続報を発見。
→10月07日 CNN
赤道付近にペンギン大量漂着、370羽を空軍機で輸送
http://www.cnn.co.jp/science/CNN200810070012.html
1000羽以上のマゼランペンギンが、
本来の目的地であるチリやアルゼンチンといった涼しい地域ではなく
暑さガンガンのブラジルへと迷子になったことと、
それを助ける地元ブラジルの人たち、という事件だったのだが、
その1000羽オーバーのうち
370羽ほどが本来の目的地へと送り届けられたという。
死亡率は20%、また
>生き残ったペンギンはサルバドールの動物保護センターに収容されたが、弱っていて元の生息地に戻せないものも多いという。
ということで、
この370羽ほどのマゼランペンギンは比較的元気なヤツラ、とのこと。
原因がはっきりしない事例なので、
今後の予防策を取れないのが不安っちゃー不安。
だがまあともあれ、
この件に尽力した地元ブラジルの方々の努力は尊敬に値する。
その中心になったと思われるサルバドールの動物保護センターをはじめ、
ボランティアたちの経費や軍用機など、関係するさまざまな出費は
一体どうなっているのか、といったあたり、
ちょっとばかり気にかかる。
こういう性質の記事は、カンパ先をつけて欲しいよなあ、と。
まあ、CNNでそういうスタイルを見たことがないので、
これはきっと無いものねだりなんだろうけれども。
あと、写真は「迷子」つながりでチョイス。
.
カテゴリー[ 野生動物 ], コメント[0], トラックバック[0]
登録日:2008年 10月 08日 00:13:37
誰が「それ」を望んでいるというのだろう
【10月7日 AFP】絶滅危ぐ種を示す「レッドリスト(Red List)」の08年度版が6日発表され世界の哺乳(ほにゅう)類の半分の種で個体数が減少している上、三分の一以上の種は絶滅の危機に瀕していることが明らかになった。
≫続きを読む…
(c)AFP
肝心のIUCN日本委員会の方にはまだニュースリリースがない。
(ひょっとすると暫く出ないかも)
同系統の情報としてはWWFジャパンのニュースの方が詳しいと思うので、参考にリンクを。
→10月06日 WWFジャパン
1万6,928種が絶滅の危機に 2008年版IUCNレッドリスト発表される
http://www.wwf.or.jp/activity/wildlife/news/2008/20081006.htm
この件、ほとんどの日本語メディアが取り上げている、
(<続きを読む>にそのリンクを収録予定、オススメはナショジオの2つの記事)
それだけ注目度の高いテーマであるとも言える。
そこから感じられることは、今回のお題にした通り。
つまり、そんなことは誰も(というかほとんどの人が)望んではいないこと、なのだ。
それなのにどうして? という、この結果。
その動物たち・植物たちがいなくなってしまうことが悲しいという
情緒的な反応も当然あるだろう。
ニンゲンに他の生物を絶滅させることが許されるわけがない、というような
道義的な観点からの反応もあるだろう。
それから。
その「リスト」にいつ何時ジンルイが加わらないとも限らない、という
セーフティネットとしての生物多様性、
それが崩壊しつつあることについても、
もっと目が向けられていいと思うのだが、
こういう発想をするニンゲンはやはり数が少ないのだろうか。
生物界の共生システムを見てみれば、
地球環境内において、他生物とかかわりを持つことなく、
単独で繁栄を続けられるような生物種は、一つとして存在しない。
そう考えれば、哺乳類の25%が絶滅の危機にあること、
いわんやアジアの霊長類の79%にその恐れが高くあるということは、
ジンルイにとっても文字通り「他人ごと」ではない。
一つ、余分な感想を言えば、
今回は哺乳類や海洋生態系に関する記述が多く見られたし、
また両生類についてもきちんとポイントを押さえているが、
鳥類に言及している記載がほとんど見当たらなかったのが、残念。
ナショジオの報道によれば、
>2008年版レッドリストでは、現在確認されている両生類、哺乳類、鳥類の全種が評価の対象となった。これは初めてのことだ。
とある。
し、
鳥類の種としての脆弱さはこれまでも長く指摘されてきている点だ。
(ところで、ここの「哺乳類」には「ジンルイ」は入っていないんだろーか?)
ともあれ、他人事ではなく「自分事」としても立ち上がってくる話として、
この件をもう少しまじめに、そして頻繁に意識して
行動を少しでも変えていくしかないのだと思う。
わたし・たちが本当に、「それ=生物種が絶滅すること」を
望んでいないのであれば。
(以下、この件に関連する国内の報道を)
.
... 続きを読む
カテゴリー[ 種の多様性 ], コメント[0], トラックバック[0]
登録日:2008年 10月 07日 22:59:39
- プロフィール
- 山猫通信社 篠宮
- 山猫通信社
- カメでも読める のてのて環境ニュースクリップ
- このメモは猫のヒゲ
- ◆環境カウンセラー兼フリーランスのライター・編集業の「山猫通信社」については、上のHPをぽちっとどうぞ。ブログをみてのご連絡は、sorano_ki@yahoo.co.jpへ。
◆屋号の「山猫」は宮沢賢治から。大阪に長くいたので時々関西弁が混ざることあり。
◆07年3月、ブログタイトルを一部変更。今後も、カメだけでなく、ワニやラクダやトカゲからも いろいろと学べるもんだろうと思いつつ、のてのてと更新中。
◆トラックバック、どうも故障中の模様(早く直してくれAFP)。
- 最近のエントリー
- [12/31] 2008年の終わりに
- [12/24] 虹の記憶08、秋~冬
- [12/23] 目を背けるために取り組みをする。または取り組んでいるふりをする
- [12/23] ぼちぼち復帰(たぶん)
- [11/24] 簡単なお知らせ、ナドナド
- [11/23] 虹の記録、08.07末~09
- [11/22] ただ商売がしたいだけ。
- [11/21] 孫たちに「カメなんて見たことがない」と言わせないために
- [11/07] いいかげん、「倫理」や「正義」で口論してても、本質には辿りつけない。そんな気がする。
- [10/28] 空飛ぶペンギン(←嘘
- 最近のコメント
- [10/18] えらく情報の足りないものを持ち出して、何が言いたいのやら ネット旅人
- [10/08] 在来種を駆逐する外来ヒキガエル あ
- [06/15] 一人一日26キロ出してます。 グリーン
- [04/09] 食うは一時の欲、食わぬは一生の快 中村透信者
- [02/16] 多くのヒトはどうしてモテ・非モテのような話題が好きなのか(いーかげん うんざりなんだがな) プク
- [02/15] 食うは一時の欲、食わぬは一生の快 toripan
- [01/25] 食うは一時の欲、食わぬは一生の快 toripan
- [12/31] 波力発電について調べてみた コンタクト
- [12/24] 波力発電について調べてみた 雲英
- [11/19] いいかげん、「倫理」や「正義」で口論してても、本質には辿りつけない。そんな気がする。 コト
- 最近のトラックバック
- 月別アーカイブ
- 2008年 12月 [4]
- 2008年 11月 [5]
- 2008年 10月 [9]
- 2008年 09月 [8]
- 2008年 08月 [4]
- 2008年 07月 [4]
- 2008年 06月 [4]
- 2008年 05月 [9]
- 2008年 04月 [9]
- 2008年 03月 [16]
- 2008年 02月 [19]
- 2008年 01月 [22]
- 2007年 12月 [14]
- 2007年 11月 [11]
- 2007年 10月 [11]
- 2007年 09月 [16]
- 2007年 08月 [18]
- 2007年 07月 [11]
- 2007年 06月 [12]
- 2007年 05月 [20]
- 2007年 04月 [19]
- 2007年 03月 [22]
- 2007年 02月 [20]
- 2007年 01月 [16]
- 2006年 12月 [21]
- 2006年 11月 [25]
- 2006年 10月 [24]
- 2006年 09月 [21]
- 2006年 08月 [19]
- 2006年 07月 [27]
- 2006年 06月 [27]
- 2006年 05月 [21]
- 2006年 04月 [17]
- 2006年 03月 [29]
- 2006年 02月 [11]
- 検索