万年雪も凍土も融ける……

消えるキリマンジャロの万年雪、温暖化への対応策は - ケニア

【ナイロビ/ケニア 10日 AFP】アフリカ大陸の最高峰キリマンジャロ(Mount Kilimanjaro)では現在、山頂を覆う万年雪が姿を消しつつある。
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(c)AFP/NASA OBSERVATORY

AFPBB News


先月の報道なので、リンク先が切れるのも早いかもしれないが、
やはり触れておきたいということで、以下のニュースを紹介する。
といっても、写真のキリマンジャロ山の雪の話ではなく、
今日取り上げたいのは
ロシアの永久凍土(ツンドラ)地帯の話。

取り上げたいニュースは10月25日の共同(goo経由)
及び
同じ10月25日の日刊スポーツ
内容は、
地球の温暖化が進んできたために
永久凍土地帯の湖や土中にあったメタンが地上に上昇し、
それがさらに地球温暖化を進めている、ということを
科学的に確認したというもの。
(日刊スポーツのは、恐らく共同配信の内容だろうが、
背景がやや詳しいので両方ともリンク)

ソースは米アラスカ大のケイティ・ウォルター博士らのグループで、
ロシアの国土からのメタンの排出により、これまでの推定よりも
地球全体におけるメタンの量がドカンと増えるものと算出している。

最近では「メタンは横ばい」という報道もあるが、
これは、このまま対策を取らないでおくと今後さらに増えますよ、
ということを言っている。
.
.

◆ ◆ ◆

ニホンでは温暖化というと二酸化炭素というイメージだが、
温暖化をもたらす温室効果ガスは別にそれだけではない。
このメタンもまさにそうで、しかも
メタンの持つ温室効果は二酸化炭素の比ではない。
(記事中では23倍とされている)

ちなみに、牛など家畜のゲップなどもメタン。
その他、農業由来のメタンの排出もある。

ニホンからの排出に限って言えば、それはまあ微量だから、
ニホン国内での取り組みはやはり二酸化炭素が先になる。
が、
オーストラリアなど、牛などの家畜をたくさん飼っている国は、
温室効果ガス排出規制という観点から、
「このメタンの排出をなんとかせい」ということを言われている。
そのためか、確か
オーストラリアは京都議定書には署名をしていなかったはずだ。


◆ ◆ ◆

オーストラリアのハナシは別に機会に触れるとして、
ロシアでどうしてメタンの発生が増えているのか、について。

これは、今回発表された科学者たちの話が出る前から
予測されていたし、
ニホンでも報道があったと記憶している。

誰もがご存じの通り、ロシアは寒い。
で、その大地の北極圏の近くの地域は永久凍土という、
凍った大地である。
土が凍っている間は
その中にメタンが固定化されていて排出されなかったが、
温暖化が進んだ今は、
その凍土が溶けて、メタンが大気中へと噴出されている。
これらのメタンの持つ温室効果がさらに温暖化を進め、
そしてさらに凍土を溶かしてメタンを排出させ……という
負の連鎖。

上記の記事では湖の面積増加にも触れていたが、
それはこうした仕組みによって進んでいる事象だ。


◆ ◆ ◆

とりあえずは 二酸化炭素以外の温室効果ガスがある
ということを意識した方がいい、ということで。
(イマイチ歯切れの悪い終わり方ですまん)

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登録日:2006年 11月 22日 23:16:37

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