アメリカのインドサイ
サンティアゴ動物園 50頭目のインドサイ初お目見え - 米国
【サンディエゴ/米国 27日 Getty Images/AFP】サンディエゴ動物園(San Diego Zoo)のワイルド・アニマル・パーク(Wild Animal Park)で、生後8週間のインドサイ(メス)のラリ(Lali)が母親のガリ(Gari)ととも初お目見えとなった。
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(c)AFP/ZOOLOGICAL SOCIETY OF SAN DIEGO/Ken BOHN/Getty Images
かつて、サイを旗印に掲げたバンドが好きだった、
という己の過去をすっかり忘れ、
ほとんど動物萌え。サイ(犀)親子のかわいい写真に目が釘付けだ!
と、いうことで、今回はいきなりサイ(犀)を取り上げてみる。
.
.
◆インドサイ◆
に、しても、繁殖に50頭成功という実績、サイという種でいえば
相当いい線行っている数だと思う。
動物園の存在意義と問題点については
いろいろと突っ込みたい部分があるが、
今回はとりあえずその点はやりすごして、
インドサイの数を増やしてくれたことは評価したい。
というのも、ご存じの方も多いかと思うが、
サイは、この地球上から数が非常に少なくなってしまっている
動物だから。
◆サイってどんなヤツだっけ?◆
と、いうことで、とりあえずサイについてほんの少し調べてみた。
地球上にいるサイは、全部で5種類。
有名どころのシロサイとクロサイ以外にも、
今回の写真の被写体でもあるインドサイ、
最も数が少なく絶滅が心配されているジャワサイ、
一番小型の(っつーても体長は3メートル前後はあるぞ)の
スマトラサイ、
と。これで5種類。
シロサイとクロサイはアフリカ大陸に生息していて、
その他がアジアに広く分散している、というかたちだ。
体はでかく、一番大きなシロサイでだいたい4メートルくらいある。
それよりでかい陸生哺乳類は、ゾウとカバくらいだ。
この5種の全てが、絶滅危惧種に指定されていて、
シロサイのうち、ミナミシロサイは1万1,500頭(2002年)、
キタシロサイは数十頭だとか。
この1万頭ちょいにしても、
保護策を講じた上で、やっと増えてきたというもの。
ジャワサイに至っては、25頭しか確認できない
ということが言われている。
(数字は国際自然保護連合のデータより
http://www.iucn.jp/index.html
シロサイの1万ちょっとって、
ニホンのマンモス大学ともなれば、
きょうび2万、3万って学生がキャンパスに集っているってのに。
そんだけか、数。
うわ、少ねぇ……って驚いている場合でないことは、
あなたも想像つくはずだ。
◆どうしていなくなったのか◆
どうしてそんなに少ないのか、という話は、
大方の人がご存じ、ないしは見当がつくだろう。
サイといえば、角。
この角目当ての狩猟。これがやはりサイへの大きな圧力となった。
それ以外にも、
森林破壊や沙漠化の進行などによる生息地の減少などが
大きな圧迫要因となっている。
それほど大量というわけではないという話も聴くが、
角が精強剤の目的で漢方薬にされていることは、
これまた有名なところ。
とはいえ、科学的観点からも、その効き目については
プラシーボ効果以上のものは何もないとされている。
(ああ、ニンゲンって情けない。
エッチのために、なんでそこまでするのやら! みたいな
怒りはさておき)
そのほか、工芸品として加工されるサイ角もかなりあるという。
さらに大型哺乳類の多くは、一度に産む子どもの数は少なく、
しかも成長までに数年以上もの時間が必要だ。
つまり、一度数がガタッと減ってしまうと、
増えるまでにかなりの時間がかかるのだ。
サイに限らず、
地球上にいる大型哺乳類の多くは、1900年代、
とりわけ第二次世界大戦後から急速に数を減らしている。
熱帯林ならばオランウータン、
WWFでおなじみのゾウ、パンダ、
アマゾン川のカワイルカ、
ほかにトラやヒョウといった野生の猫属のほとんど全て、などなど。
陸生、水棲を問わず、
大型哺乳類で数を順調に伸ばしているものは
ほとんどいない。
アムールヒョウなどは32頭だったっけ? とにかく二桁って、
どういう数?
それあぶなくね? ということは
どんなアホでも思いつくことだろう。
◆何事にも例外はある……◆
ここで、地球上にはとても珍しい例外がひとつある。
お気づきの通り、ニンゲン。ホモ・サピエンスだけは増えている。
それって、その分どこからからパイを奪っているのかも、
という寒々とした発想は、あながち間違ってはいない。
アムールヒョウで32匹。
ジャワサイで25頭。
自責の念に打ちひしがれている暇なんて、ないじゃん。
さっさと手を打って
野生生物のための行動を起こさなくっちゃいけねぇよな。やっぱ。
ということで、とりあえず今回ざっと見て
これは役立ちそうだ、と思った団体を紹介。
http://www.jwcs.org/
http://www.ifaw.org/ifaw/general/default.aspx?oid=89520
http://www.conservation.or.jp/
http://www.earthwatch.jp/
(あくまでも管理人の独断と偏見。最終的な判断は各自でしてくだせぇ)
あと、こんなん(情報とかね)あるよ、という提案大歓迎。
リアクション、お待ちしてます。
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登録日:2006年 02月 06日 22:53:00
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