写真で見ると、改めて「怖い」と思うもの

地球規模で進む珊瑚の白化現象 - オーストラリア

【クイーンズランド/オーストラリア 1日 AFP】100人以上の科学者からなる国際的なネットワークは、世界中で進行する珊瑚の白化現象に警鐘を鳴らしている。このまま進行すると植物に類似した小さな生物である珊瑚が地球規模で失われことになる。写真はクイーンズランド州ケッペル島(Keppel Islands)沖で、白化した珊瑚を撮影するグレート・バリア・リーフ海洋公園のポール・マーシャル博士(Dr. Paul Marshall)。(c)AFP/DAVID HANCOCK

AFPBB News


長年ずっと『鉄腕ダッシュ』(TV)を見ているのだが、
TOKIOの5人の顔と名前が一致しない、
という
(ほぼ)アンチ・ジャニーズの管理人です。

スローライフを謳う『鉄腕ダッシュ』とは全く関係なく、
のてのてとブログを更新しようと写真をピックアップ。

きれいな写真で目も心も気分爽快、と思いきや、
実はこれ、サンゴの息絶え絶えの姿。
.
.

◆サンゴの白化?◆

サンゴの白化とは、
文字通り、サンゴの色が抜けて白くなって見える現象のことを言う。


サンゴが生きていくには、褐虫藻(かっちゅうそう)という、
葉緑体を持つ単細胞の藻類が
サンゴの細胞内に共生していることが必要だ。
サイズは直径0.01ミリメートルほどの小さな生きものだが、
コイツがサンゴの中で光合成をすることで、
サンゴは生きていける。

この褐虫藻、
海水の温度上昇などのストレスを受けると、
サンゴの体内から抜け出してしまう。
そのため、褐虫藻が戻らないと、
そのサンゴは死に至るという事態にもつながる。

葉緑体を持ち光合成をする褐虫藻は、
サンゴの色の素でもある。
あの美しい、色とりどりのサンゴの色は、
この褐虫藻がサンゴの中に棲んでいることを意味している。

なので、褐虫藻がいなくなると、
サンゴは元々の骨格である白色に見えるようになる。
と、いうのがこの白化なのだが、
この状態、生態的には不自然なことこの上ない。
決して、自然なことではないのだ。


◆原因は、温暖化と、プラスアルファの様々な要因◆

ニホンにも、
九州や沖縄などにサンゴ礁があることは知られている。

今お読みの方の中には、
近くにサンゴがある地域で暮らしている人や、
サンゴ礁のある地域へと旅した人も、多くいると思う。


白化現象そのものについては、
1980年代からポツポツと言われ始めていた。
その後1990年代後半には、
世界の各地から、
サンゴ礁のほぼ全体が全滅したというような報告が、
かなりの数なされるようになった。


白化のひきがねとなるストレスには、
海水温の上昇だけではなく、水温が低すぎても駄目。
また、紫外線の影響なども言われている。

しかし、近年の白化に関しては、海水温の上昇が
ほとんどの要因を占めているとされる。

エルニーニョの影響も言われているが、
さらに原因として怪しいと強く言われているのが、
地球温暖化。

はぁ……ここでタメイキひとつ。


◆地球温暖化、これだけ言われているのにねぇ◆

温暖化については、既に言われ尽くした感もある。
実際、環境モノカキとしての自分へも
一番多い依頼が温暖化問題だったりする。
そんな過去記事の中から、
著作権的に問題のないこちらを貼り付けておく。

http://www1.odn.ne.jp/yamaneko/sakuhin08.htm
(自分の本家、「山猫通信社」サイトの過去記事事例)

記事は数年前(20世紀だ、実は)のものだが、
状況はあまり変わっていない。
ニホンは、京都議定書が定めた削減目標を
大幅にオーバーした状態で、
今も二酸化炭素を排出し続けているのだからして。


◆サンゴを知ること、温暖化対策を知ること◆

じゃあここで、自分には何ができるか、
というようなことを提案してもいいが、
もうこちらもやり尽くした感があるので、またも紹介で留めておく。

http://www1.odn.ne.jp/yamaneko/sakuhin05.htm
(こちらも本家サイトの過去記事から)


最後に。
今回、サンゴについて、
以下のように頑張っている人やNGOもあるので、
強く推奨しておく。

財団法人亜熱帯総合研究所 http://www.subtropics.or.jp/

あと、WWFジャパンにも詳しいサンゴの特設ページがあるほか、
環境gooにもキーワードページがある。


それにしても、
知識としてならば分かっている、つもりであっても、
こうしてその現場の写真を突きつけられると、
やはり怖い。

サンゴの美しさが失われること、
サンゴの「いのち」の尊さが尊重されない世界であること、
それに手を下しているのがまぎれもない自分であること、
に対して。

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登録日:2006年 02月 19日 22:11:34

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