バイオエタノール情報(つづき)
海賊版製造は産業の一部、米国は著作権侵害でWTOに提訴 - 中国
【北京 9日 AFP】】「ディズニーランドは遠すぎる」をキャッチフレーズにする北京石景山游楽園(Shijingshan Amusement Park)は、「シンデレラの城」や「マジック・キングダム」、白雪姫と7人の小人たちなど、ディズニーランド(Disneyland)そっくりのイメージがあふれるアミューズメント・パークだ。
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(c)AFP/TEH ENG KOON
写真はエントリの内容と全然関係のない
中国のパチモン・パークから。
(これでライオンキングを名乗るのだから、すげー)
下のエントリで、うっかり重要な情報を入れ忘れたのだが、
エントリ自体が長いことと この情報の有用性から
別エントリとして作成する。
◆ ◆ ◆
さて。バイオエタノールのハナシの続き。
要約すると、ビールの値段が示しているこの問題の本質は
「食糧にするものを燃料にしてしまっていいのか」
という点にあるのだ、という問題提起へとつながっていく。
このようなバイオエタノール問題について、
環境問題についての政策提言における大御所のひとつ、
レスターブラウン氏のワールドウオッチ研究所
http://www.worldwatch-japan.org/
の最近のレポートから、有益な情報を紹介する。
まずは、写真に関連する(←ムリムリ ヤリヤリ~)、
中国のエタノール事情のレポートから。
中国-バイオ燃料の生産拡大が中国の生態系を脅かす《1》
http://www.worldwatch-japan.org/CHINAWATCH/chinawatch2007-3.html
及び
中国-バイオ燃料の生産拡大が中国の生態系を脅かす《2》
http://www.worldwatch-japan.org/CHINAWATCH/chinawatch2007-3B.html
より。
ここで指摘されているのは、
中国に存在する広大な沙漠で
バイオエタノール原料の植物を栽培するのではなく、
わざわざ生態系の豊かな国内の原生林を売り払って、
そこをプランテーションにすることで
バイオエタノール生産に励む危険性が極めて高い、という点だ。
とりあえず、中国由来のバイオエタノールに関しては、
まだ油断は禁物、ということか。
もう一点。
【資源】トウモロコシが燃料へ。バイオ燃料の可能性《1》
http://www.worldwatch-japan.org/NEWS/ecoeconomyupdate2007-5.html
及び
【資源】トウモロコシが燃料に。バイオ燃料の可能性《2》
http://www.worldwatch-japan.org/NEWS/ecoeconomyupdate2007-5B.html
より。
こちらはトウモロコシを題材に、
バイオマスの環境負荷と人権について、理詰めの提示。
たとえば、
>バイオ燃料の生産で作物を評価する際には、二つの重要な指標がある。作付け地の単位面積当たりの燃料生産量と、その生産と精製に使われたエネルギーを差し引いた、バイオ燃料の正味エネルギー生産量だ。
という、根本的な環境負荷についての考え方は
常に頭に置いておきたい内容だ。
さらに、具体的な数字を挙げていく。
>たとえば、アメリカでは、2004年に3200万トンのトウモロコシで34億ガロンのエタノールを生産した。使用したトウモロコシの量は、アメリカの膨大な総生産量のわずか12%だが、世界の平均的な穀物消費量では1億人を養える量だ
文字通り、「食えるもんを燃料にしちゃってるのね」問題、
なわけだ。
このレポートの結末は、なかなか重たい指摘で締めくくられる。
>自動車を運転する裕福な人々が低所得の食料消費者と、食料資源をめぐって争うことになり、世界は新しい複雑な道徳問題に直面することになる。
これはまあ、道徳問題というよりも、
生存権にかかわる問題という方がより適切なような気もするが。
以上、前エントリの補足、ということで。
(尚、今回の紹介レポートについては、テキストの収納はなし。参考になるようであれば、ワールドウオッチ研究所にカンパなり、本を買うなりして支援を)
.
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登録日:2007年 04月 28日 22:11:01
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