代替という発想の限界

夢の水素自動車、実用化の道のりはまだ遠い?

【11月26日 AFP】米国は向こう20年で水素自動車の普及を図る方針を示しているが、水素がガソリンに取って代わるには、経済性や実用性の問題を克服しなければならないと専門家らは指摘する。
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(c)AFP

AFPBB News


AがダメならBを導入、という方法論が既に破綻しているのでは、というハナシ。

てか、
 車減らす方が早くね?
という結論でも別にいいような気がする。

要は、環境負荷(注)を減らしたい、というハナシなんだろうから。
(注:温室効果ガス排出を減らしたいとはイコールでない)

別に水素自動車そのものに限らず。
恐らく、ほとんどの技術や方法論が同じような問題を抱えている
ことだろうと思う。

今ある自動車の環境負荷は、別に運転時の排気ガスだけに限らない。

製造時や廃棄時の環境負荷や汚染も当然問題がある。
特に自動車のような、大きな物体の場合は、
鉄類などの資源浪費の点からもこれは考えなければならない点だ。
鉄鉱石を掘って持ってくるところの重機の排出する二酸化炭素から
運搬する段階のエネルギー消費から
車へと製造する段階、販売する段階、活用する段階
そして廃棄の段階の手段まで、
エネルギーの消費と環境汚染はついて回る。

活用時には、温室効果ガスをはじめ各種の排気ガスが問題となるのは
当然だが。
そこだけ見ていてもなんだかなあ、というか。

技術だけで全てが解決、というような方法論が通用したのは
高度経済成長期までのことで、
しかもそれだって蓋を開けてみれば問題を先送りにしていただけのことが
既に露呈している21世紀だっていうのに、ねぇ。


【11月29日追記】
読み返すとちょっと舌足らずだったので少しだけ補足。

まず、代替品を開発したり技術を向上させること、全般を否定しているのではないことは強調しておきたい。
Aというものに悪い点がみつかったときに、B、C、Dと複数の代替案を持ち検討することは、もちろん必要だと思う。
ただ、そこで1つの代替案だけに固執したり、科学技術を信仰してしまったり、というのが「限界」を生み出しているのではないか、ということで、今回はそれがとてもわかりやすい事例として提示されていたと思う。

この件、また改めて近々エントリとして取り上げたい。

.

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登録日:2007年 11月 27日 14:59:49

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