武器はいらねぇ、風呂をくれ

イラクで太陽熱を利用した温水装置が人気

【11月26日 AFP】(一部修正)イラクでは温水の需要と電気の供給量不足から、太陽熱を利用した温水装置の人気が高まっている。(c)AFP

AFPBB News


民生協力をしたほうが兵隊送るよりもカネがかからなくて済みそうな気がする、
乃至は
少ない投資で多くの共感を得られる、とでもいうか。
そんなことを思いながら。

この太陽熱温水器のボディに漢字「神源」「大富豪」とあるから、
てっきりどっかのニホンのメーカーかと思ったら
そうじゃないらしい。
検索しても引っかからず。
(社団法人ソーラーシステム振興協会の会員リストにもなし)
恐らく中国か韓国の企業か。
まあ、いいや。

この写真を眺めながら、
哲学者で翻訳家の中山元さんの ※1
『発言~米同時多発テロと23人の思想家たち~』(朝日出版社 2002年)で
中山さんが紹介していた、
サスキア・サッセンによる ※2
 爆弾ではなくドルを投下することによってテロの根絶をめざすべき、
という提案を思い出した。

まあ、こちらの書籍で取り上げている場所は
アフガニスタンなのだが。

要はまあ、
憎しみがテロを産むのなら、その憎しみの元そのものを
破壊(=武力による介入)するのではなく
解体し、無化してしまえばいい、
ということだろうと勝手に解釈している。

「善か悪か」の二元対立の分かりやすい理解や
それに対するまたも単純な「戦争か平和か」といった
二項対立的な方法論だけでなく、
常に「それ以外」の方法論を頭に置くようにしておくことは、
国際理解のためのはじめの一歩、だと思う。
ブッシュにしろどこぞの国のお大臣にしろ、
そういうことになかなか発想が及ばないのが、
多くの涙を生んでいるんだろうなあ。

先にカウンターパート(いわゆる現地の人びと)の意向を聞くことが
もちろん必要だけれども、
(でないと、善意の押し付けにしかならない)
どうせ同じ税金を使うのであれば、こっちの方がいいよなあ。 ※3
地元に喜ばれている感じもいいし、
何より、エコだし。


※1:中山元さんサイト:http://polylogos.org/
ちなみに本の感想も本家サイトにアップしてある。古い書き物なので恥ずかしいが、参考に。http://www1.odn.ne.jp/yamaneko/sora-kakera-hon-116.htm
※2:サスキア・サッセン/アルゼンチン生まれ、アメリカ合州国の大学の教授(シカゴ大学など)。社会学者。
※3:きっと癒着や賄賂なんかもありそうだけれども、それは兵器供給や兵隊送り込むにしても同じことが言えると思うので。

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登録日:2007年 11月 27日 15:18:21

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