すまん、何がめでたいのかわからない。

京都議定書採択10周年、環境相が記念のケーキカット

【12月11日 AFP】京都議定書採択から10年目に当たる11日、インドネシアのバリ(Bali)島で開かれている国連気候変動枠組み条約(UNFCCC)第13回締約国会議(COP13)会場の一角で、巨大な記念ケーキが披露された。

 京都議定書は1997年12月11日に採択され、地球温暖化防止のための野心的な目標を設定した。しかし、ポスト京都議定書に向けたCOP13の協議は難航、10周年記念に暗い影を落としている。

 11日夜には日本の環境保護団体とUNFCCC主催のパーティーがそれぞれ予定されている。(c)AFP

AFPBB News


ちょっと前の写真ですまんが、どーしても違和感がぬぐいきれないので一言だけ。

ニホンの場合、
10年前に定めた二酸化炭素の排出抑制の目標を達成できていないばかりか
その目標を大きく上回る悪いペースで二酸化炭素を排出し続けている状態が
ずっと続いている。
何を祝っているのか、なんでケーキカットしてんのか、
ほんま わ か ら へ ん 。

ただ単純に、この報道がそこんところのツッコミが甘いだけなのか、
それともただ本当に「お祝い」をやっているのか。
(てか、その手の息抜きなら、他人の目につかないところで身内だけでやってくれ)

もしもここで祝うことがあるとすれば、
政権の変わったオーストラリアが京都議定書に参加してくれたことくらいだろう。

ニホンの場合、地元の名前入りの議定書でありながら、
それに泥を塗るかのような10年間でもあったわけで。
さらにそれが各方面から非難の素となっているというのに、なんじゃこりゃ。※

京都議定書は
別に何らかのかたちで「誇る」ような国際ルールでもなんでもなく、
定めた目標に向かって行動し、目標が達成できればスパッと解散するような、
道具立てのひとつに過ぎない。

京都、と日本名が入った国際ルールが10年維持できたことが
そんなに誇らしいのなら、
それに見合った結果を出してからお祝いをすればいいと思う。
てか、美味いビール(ケーキでもいいが)が飲めるのは、そのときだけだろう。

なんだか、グリーンピースらしからぬイベントだな。
広告戦略をミスったかのような。

ちなみにこのケーキの件、オフィシャルサイトでは一切触れていないことが
さらにナゾなんだが。

※:たとえばこの記事とか。
 12月8日 朝日 温暖化対策実行ランク 日本、42位に急落 NGO調査
(本文は<続きを読む>に収納)

.

<続きを読む>
12月8日 朝日
温暖化対策実行ランク 日本、42位に急落 NGO調査
 http://www.asahi.com/international/update/1208/TKY200712080107.html?ref=goo
  バリ島で開かれている国連気候変動枠組み条約第13回締約国会議(COP13)で、環境NGO(非政府組織)が温室効果ガス排出量上位56カ国の「パフォーマンス(実行)」のランキングを発表した。省エネへの取り組みなど「変化」が高く評価された中国が昨年の54位から40位に急浮上した一方、「政策が消極的」とみなされた日本は同26位から42位に急落。順位が逆転した。
 ランキングはCOP恒例の関連行事。各国NGOの調査に基づき、ドイツの「ジャーマン・ウオッチ」がまとめた。(1)国民1人当たり排出量などの「水準」(2)エネルギーや運輸など部門別の「傾向」(3)政府の内外に対する「政策」――を指標化し、国際比較した。
 その結果、スウェーデンが2年連続の1位。2位ドイツ、3位アイスランドと欧州勢が続き、アジア勢では人口急増で1人当たり排出量が低く抑えられているインドが5位に入った。一方、産油国サウジアラビアは3年連続の最下位。このほか、米国、豪州、カナダなど京都議定書の削減義務に距離を置いてきた国が下位を独占した。
 日中の逆転について、ジャーマン・ウオッチのアドバイザーのジャン・ブォーグ氏は「日本は省エネ水準こそ高いが、政策は消極的。中国は省エネをはじめとして政策が前向きになってきた」と説明している。

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登録日:2007年 12月 18日 23:03:11

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