これは間引きか、ただの殺しか
【2月26日 AFP】南アフリカ政府は25日、急増するゾウの頭数制限のために、13年ぶりにゾウの間引きを再開すると発表した。
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(c)AFP/Fran Blandy
「それ」が適切な量であるのかどうかを決めるのは、一体「誰」なのか。
これを話し合っている方々は、
ニンゲンに「それ」を「間引く」などという管理義務があるのかどうか、
疑問に思うことはないのだろうか。
>1995年に南アフリカ政府がゾウの間引きの一時停止を決定して以来、ゾウの頭数は約8000頭から18000頭に増加し、多くの自然保護区が維持できないほどの状態に
とあるが、
そもそもその自然保護区の面積が適切なのかどうか、の議論が
まるで抜けているように見える。
そこで言われている適性数の前提となる場所(自然保護区)とは、
つまりはニンゲンが勝手に決めた囲い地にすぎないのだから、
ゾウにしてみたら余計なお世話、以外の何ものでもない。
飼育動物ではない、野生のゾウに対して「間引き」とは
思い上がった物言いでしかない。
>アフリカ南部の地域には約30万頭のゾウが生息しているとされ
とあるが、これもニンゲンによる象牙目当ての密猟などで散々減って、
ようやく回復しつつある数字だよな。
この件、読売や日経、CNNなどでも報道はされていたが、 ※
それらを含めて見てみても、一応対外的には
象牙の話は持ち出してはいないようだ。
けれども。
果たしてそれが守れるのかどうかも怪しいものだ。
サバンナに朽ちるに任せるよりも、売れるものなら象牙も売って、
さらにハンティング大好きな輩にその許可証を与えてやれば
(もちろんそこでは許可証発行手数料なんかをドカンと、だな)
そこでまた一儲けできるよな、これ。
法的な問題もあるからきっとこういう話は対外的にはほとんど出ないであろう
けれども、その手の動きはあると思う。
もちろん象牙に関して言えば、買う方がより性質が悪いと思うが
(需要がなければ誰も売れないものを売ることはないのだから)。
象牙製品はいわずもがなだけれども、
南ア製品そのものも暫く買う気にはなれねーよな、これは。
.
<続きを読む>
2月26日 日経エコロミー
ゾウ増えすぎ間引き再開へ・南ア、動物保護団体は反発
http://eco.nikkei.co.jp/news/article.aspx?id=2008022602948n2
【ナイロビ26日共同】英BBC放送などによると、南アフリカ政府は25日、ゾウが増えすぎたため頭数を抑える必要があるとして、5月1日から十数年ぶりにゾウの間引きを許可することを明らかにした。動物保護団体は早くも猛反発している。
南アでは1990年代半ばにゾウの間引きが禁止になったが、頭数が当時の約8000頭から約2万頭へと急増。ゾウが人を襲ったり穀物や飲料水を奪ったりするなどの被害が生息地近くの住民から報告されていた。
間引きに反対する動物保護団体は今後、観光客にボイコットを呼び掛けるほか、訴訟も辞さない構えという。
ファンスカルクビック環境・観光相は25日に公表した声明文で、「間引きはあくまで最後の手段。それ以外にもゾウの(人が住まない地域への)移動や避妊といった手段も取るだろう」と弁明した。
アフリカゾウは象牙目当ての密猟や密輸が相次ぎ個体数が急減。1989年にはワシントン条約で象牙の取引が禁止された。南アで頭数が急増している背景には、密猟・密輸を防止する近年の保護政策が奏功していることが挙げられる。
2月26日 CNN
南ア、ゾウの個体数増加で「間引き」再開へ 反発必至
http://www.cnn.co.jp/science/CNN200802260023.html
プレトリア(AP) 南アフリカ政府は25日、ゾウの個体数が増加し、農作物などへの被害も出ていいることから、適正な個体数に保つため、1995年に禁止した間引きを再開すると発表した。この発表に対し、動物保護団体などは激しく反発。観光客へボイコットを呼び掛けるほか、法的な措置も視野に入れている。
南ア政府によると、ゾウの生息数は1995年の約8000頭から、約2万頭まで回復。エサとして1頭あたり、1日に300キロの草が必要で、個体数の増加に伴い、多くのゾウが広い土地を移動する。その結果、人間との衝突が頻繁に起こるようになったという。
マルティナス・ファンスカークバイク環境・観光相は解禁日を5月1日と述べる一方で、「間引きは最終的な手段。非常に厳しい制限の元で実施する。ゾウが苦しまないよう、人道的な方法で、使用するライフルにも条件を加える」などとしている。
一方、ヨハネスブルグに拠点を置く動物保護団体は、政府の発表を強く非難。同国への観光をボイコットするよう、国際的に訴えているほか、法的な訴えを起こすとしている。
アフリカ大陸のゾウは、象牙を目的とした密猟などで大量に殺されて、20世紀初頭に生息数が激減。絶滅直前で、南アでは約200頭ほどしか生き残らなかった。象牙の取り引きは、絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約(ワシントン条約)で、厳しく取り締まられている。
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登録日:2008年 02月 27日 23:58:56
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