どうか生き延びて欲しい、でも、

スリランカの「ゾウの孤児院」で育てられた赤ちゃん8頭、ジャングルに戻る

【6月16日 AFP】スリランカの野生動物保護局は14日、ウダワラウェ(Udawalawe)国立公園内のゾウの孤児院で世話をしていた赤ちゃんゾウ8頭をジャングルに戻したと発表した。
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(c)AFP

AFPBB News


これで本当に生き延びられるのか、やや疑問に思いつつ。

写真で見たところ、まだ相当に小さいゾウのようだ。
こんだけ小さいと、
親の保護がないと森林での生活は難しいのではないか、
という点が、まず気にかかる。

さらに。
多くの方がご存じのように、
ゾウは母系を中心とした群れで生活する生きものだ。
今回放たれた子どものゾウたちだけで群れを作ったとして、
(あるいは、中には群れから離れて単独で暮らすものも出るかもしれない)
それでやっていけるのかどうか。

報道がこれだけだし情報不足もあるのだけれども、
これを見る限りでは、結構心もとない判断のような気がする。

首輪で行動を把握するようにしたとしても、
それ以上の丁寧なケアを行うのかどうかは分からない。
記事の後半の記述を見るかぎり、世論的にも
そこんところはあまり重視されないように想像ができるので、なお。
(ゾウに構う資金があるなら、ヒトをもっと見ろ、というようなことが
たくさん言われそうだ)

これまで保護し、森に戻してきた64頭の、生存率は
どんなもんなんじゃろうか。

>孤児院のゾウの多くは、電車にひかれたり農民に撃たれたりしてケガを負った状態で運ばれてくる。落とし穴にはまって出られなくなったところを救助されたゾウもいる。

農民がゾウを害獣と見なして射殺することもあるくらいなのだから、
根本原因は、やはり
ニンゲンの活動領域がゾウたちの生活圏と重なりすぎてしまっている
ことによるもので、
ここを解決しないことにはこの問題は延々と発生し続けるだろう。


コトはスリランカに限らず。
地球にこれ以上ニンゲンが増えて、
土地をみーんなニンゲン用にしてしまうということは、
こうした動物をさらに増やすことになる、ということを、
もっと明確に意識した方がいい。

野生動物保護や環境保全という範疇に、そろそろ
 ジンルイ多すぎ、もう増やさないでおこうぜ、
という方向性がもっと大きく盛り込まれてもいいんでねーか、と思う。
そんな今日この頃。


【事務連絡】
はてさて、このエントリがきちんとアップできるかどうか。
システム、大丈夫かな。

相変わらず多忙ゆえ、次の更新は未定。
あまり間をあけないようにしたいんだが……AFPBB見ている余裕すらない
というのが、一番問題かもしれない(←マズイ)。

.

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登録日:2008年 06月 26日 23:02:08

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