エネルギーこそ地産地消

クリーンエネルギーの実験場、岩手県葛巻町の挑戦

【7月29日 AFP】岩手県葛巻(Kuzumaki)町は、町全体がクリーンエネルギー作りの実験場だ。
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(c)AFP

AFPBB News


ま、お題にした通りの結論なんだが。

岩手県葛巻町での、果敢な挑戦の経過をまとめたレポート。
その動機付けが、過疎化における財政難、というのも興味深い。(※別資料による)

ここで取り組まれていることは、
・風力発電
・牛糞の有効利用(バイオガス)
・太陽光発電
など、など。
あと、このテキストには出ていないが、
同町には、森林管理の際の廃棄物である樹皮を使った
ペレットの生産を行っている会社もある
(これはストーブなどの燃料に活用できる)
など、地元の幅広い自然素材を適切に活用している。

このどれもが、自然由来のエネルギーであり、
そしてどれもが、「地元産のもの」というところは、注目に値する。


同町は、古くから酪農の歴史があるという。
多くの牛たちが毎日せっせと出す排泄物を「なんとかしたい」「もったいない」
と思うのも、自然な成り行きだろう。

木質ペレットについても、同町は林産地であり、
このペレットの話も
間伐材や端材などの有効利用という「もったいない」的観点から
話が進んだということだ。※

風も、太陽も、森も、牛も、全て、地元にあるもの。
これを活用して、電力を起したり、燃料化を図ったり、というものたち。
地域の自然に、ほんの少しの手を加えることで、
そのおすそ分けに預かっている、という構造だ。

もっとも、※によれば、
資金的な面はかなり苦しいという話も、まあちらりと出てはいるが。

地域にあるもの、しかも自然のもので回しているから、
当然「オイル・マイレージ」や「バイオ・マイレージ」は相当低いと考えていいし、
毒物もほとんど発生しないのも魅力だ。

遠くで森林をつぶしてバイオマスのプランテーションをこさえて
そこで油を作って持ってきて(持ってくるにも油は使う)、
というようなことをしなくても、
地域の宝に目を向ければ、まだまだたくさんの資源が眠っている。
ここにも、そこにも。
政府の助成金などについても、こうした地元でできること、
地元の力、といったものを、もうちょっと信頼した方針にならないものか、と
思うんだが。

※:2007年5月刊行の冊子『21世紀の日本を考えるvol.37国産バイオ燃料の実現を!』(農文協)66P~より。個人的には、静岡県の「菜の花トラック」の話がかなり面白かった。

.

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登録日:2008年 08月 13日 23:59:35

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