遺伝子組み換え技術、暴走す
GM作物を破壊した農家連合のメンバーに有罪判決 - フランス
【オルレアン/フランス 28日 AFP】オルレアン(Orleans)裁判所は27日、遺伝子組み換えトウモロコシの収穫物を破壊したとして、反グローバル化の活動家ジョゼ・ボヴェ(Jose Bove)氏率いる農民団体、Small Farmers' Confederationの活動家ら49人に有罪判決を下した。
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(c)AFP/ALAIN JOCARD
以前のエントリ
http://www.actiblog.com/yamaneko/7040
の続き、になった。意図せずして。
というのも、6月22日の各種の報道で、
遺伝子組み換え技術で生まれたセイヨウナタネ同士が雑交し、
その種子ができていることを環境省が確認した、という
非常に不安をかきたてるニュースが飛び込んできたため。
.
.
◆ ◆ ◆
ここで指摘されている事実は、
第一世代の雑種
(遺伝子組み換え植物と、非遺伝子組み換え植物が交配した雑種)
の話ではなく、
その子どもとなる第二世代同士の繁殖、つまり
意図しない雑交が今後も起こっていくことを意味する。
しかもこの雑交セイヨウナタネ、出来上がったのは、
異なる2種類の除草剤に耐性を持つという性質を有したもの。
雑草を排除するために行った手法が、
結果的に新たなスーパー雑草をつくりあげる可能性を証明した、という
お間抜けというか危ないな話だ。
これ、
被害を被るのがヒト(の食糧)だけならばまだしも、
それよりもむしろ、
在来種への遺伝子汚染が広がっていくことの方が心配だ。
(その意味では、環境省も視点が甘すぎる)
◆ ◆ ◆
このできごとで明らかになったのは、
ヒトは、遺伝子組み換え技術を
きちんと「管理」することはできない、ということである。
暴走というよりも、手に負えない。
手のひらに水を掬おうとして、
さらさらと取りこぼしている、そんなイメージが浮かぶ。
科学技術は信仰ではない。
できないことはできないのだと、きちんと認めなければならない。
そこに目を瞑ることは、科学技術を宗教と見做す態度以外の
なにものでもない。
今回の各ニュースのリンク
毎日新聞
もう一個毎日
共同通信
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登録日:2006年 06月 28日 23:30:11
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