カテゴリー [野生動物]

尻切れとんぼ

環境破壊の被害者ハチドリ、くちばしがアンテナの金網から抜けず

【7月22日 AFP】中米コスタリカの首都サンホセ(San Jose)で、衛星放送受信アンテナの金網からくちばしが抜けなくなったハイバラエメラルドハチドリ(Rufous-tailed hummingbird、学名:Amazilia tzacatl)。コスタリカでは、都市の拡大による生息環境の変化から、野生生物の多くが従来の生息地域からの移動を余儀なくされている。(c)AFP

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この写真記事。

で。

このハチドリはどうなったんだ?

そこんとこも、書いておけ! っての。

.

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登録日:2008年 07月 24日 23:49:57

どうか生き延びて欲しい、でも、

スリランカの「ゾウの孤児院」で育てられた赤ちゃん8頭、ジャングルに戻る

【6月16日 AFP】スリランカの野生動物保護局は14日、ウダワラウェ(Udawalawe)国立公園内のゾウの孤児院で世話をしていた赤ちゃんゾウ8頭をジャングルに戻したと発表した。
≫続きを読む…
(c)AFP

AFPBB News


これで本当に生き延びられるのか、やや疑問に思いつつ。

写真で見たところ、まだ相当に小さいゾウのようだ。
こんだけ小さいと、
親の保護がないと森林での生活は難しいのではないか、
という点が、まず気にかかる。

さらに。
多くの方がご存じのように、
ゾウは母系を中心とした群れで生活する生きものだ。
今回放たれた子どものゾウたちだけで群れを作ったとして、
(あるいは、中には群れから離れて単独で暮らすものも出るかもしれない)
それでやっていけるのかどうか。

報道がこれだけだし情報不足もあるのだけれども、
これを見る限りでは、結構心もとない判断のような気がする。

首輪で行動を把握するようにしたとしても、
それ以上の丁寧なケアを行うのかどうかは分からない。
記事の後半の記述を見るかぎり、世論的にも
そこんところはあまり重視されないように想像ができるので、なお。
(ゾウに構う資金があるなら、ヒトをもっと見ろ、というようなことが
たくさん言われそうだ)

これまで保護し、森に戻してきた64頭の、生存率は
どんなもんなんじゃろうか。

>孤児院のゾウの多くは、電車にひかれたり農民に撃たれたりしてケガを負った状態で運ばれてくる。落とし穴にはまって出られなくなったところを救助されたゾウもいる。

農民がゾウを害獣と見なして射殺することもあるくらいなのだから、
根本原因は、やはり
ニンゲンの活動領域がゾウたちの生活圏と重なりすぎてしまっている
ことによるもので、
ここを解決しないことにはこの問題は延々と発生し続けるだろう。


コトはスリランカに限らず。
地球にこれ以上ニンゲンが増えて、
土地をみーんなニンゲン用にしてしまうということは、
こうした動物をさらに増やすことになる、ということを、
もっと明確に意識した方がいい。

野生動物保護や環境保全という範疇に、そろそろ
 ジンルイ多すぎ、もう増やさないでおこうぜ、
という方向性がもっと大きく盛り込まれてもいいんでねーか、と思う。
そんな今日この頃。


【事務連絡】
はてさて、このエントリがきちんとアップできるかどうか。
システム、大丈夫かな。

相変わらず多忙ゆえ、次の更新は未定。
あまり間をあけないようにしたいんだが……AFPBB見ている余裕すらない
というのが、一番問題かもしれない(←マズイ)。

.

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登録日:2008年 06月 26日 23:02:08

「間男」を生んだワケ

スイスの動物園で少年ゴリラが「間男」、父子鑑定テストで判明

【5月30日 AFP】スイス北部バーゼル(Basel)の動物園で29日、最近生まれた赤ちゃんゴリラの父子鑑定テストを行ったところ、父親とみられていた雄ゴリラが実は少年ゴリラに「間男されていた」ことが明らかになった。
≫続きを読む…
(c)AFP

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これは、飼育下だからこそ起こった出来事だと思う。

だいたい、野生ゴリラの場合、
群れは性的に成熟したオス1匹に複数のメスとその子どもたち、という、
ライオンのプライドのような構成になる。
自然界のゴリラの仲間の中で、
性的に成熟したオスが複数いる群れがあったという例は、
少なくともこれまでは、そうした報告はなかったと思う。
(チンパンジーの場合は、逆にオスもメスも複数いるのが自然な群れとなる。
同じく類人猿のオランウータンに至っては、群れすら作らない、
完全に個別の生活習慣だ)

その意味では、この記事の文面だけで判断するのはちょっとアレだが、
飼育動物園が「少年ゴリラ」を群れに置きっ放しにしたこと、
それがたぶん致命的なミスになったのだと考えられる。

もっとも、オスゴリラで9歳とは相当早熟だったこと、さらには飼育者の側も
9歳で性的に成熟しているとは思っていなかった、という可能性も高いので、
一概に動物園の手腕だけを責めるのは酷だとは思うが。
(あと1年くらいは母親と一緒に置いておいて=子ども扱いして、大丈夫と
見ていた、というような、そんな感じだったのかな~と推測)


それと、記事の、恐らく取材者の文章がそうなんだろうけれども、
以下んところはだいぶヘン。

>ゴリラの社会では通常、12歳以上の雄ゴリラだけが群れの中の雌ゴリラと交尾をする権利を持つとされており、今回Viatuはゴリラの社会のルールを完全に破ったことになるからだ

これは、記者がだいぶ誤解していると思う。
12歳以上のオスだけが云々、とあるが、
本来のゴリラの群れの形態は性的に成熟したオスは1匹だけなのだから、
権利を持つ持たないというような言い回しにはそぐわない。
強いて、権利を獲得する、に近い行動を言うとしたら、
その群れから元の大人オスを追い出すのが「ゴリラ社会のルール」となる、
といったような表現になるだろう。
この点、この描写に関しては、少なくとも
記者が単純に誤解しているのか、はたまたチンパンジーと混同しているのか、
そんなことがあるような感じに読み取れるのだが。

だから、
この飼育動物園が、子離れのタイミングを見誤っただけなのか、
それとも
ゴリラの群れの形態を、本来のゴリラのそれによらず
ニンゲン的な思い込みで
(男女はだいたい同数が群れを作ると思い込んで)
飼育していたがために起こったミスなのか、
正直、これだけの情報で読み取るのは難しい。

動物園側の、検査まで行う精密さからすると、
恐らく前者なんじゃないかなーと踏んでいるのだが。
さて。

.

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登録日:2008年 05月 31日 23:53:19

条件付で賛成(条件によっては反対)

リスに避妊薬を投与、米カリフォルニア州サンタモニカ

【4月27日 AFP】米カリフォルニア(California)州サンタモニカ(Santa Monica)の市当局は、パリサデス公園(Palisades Park)に生息するリスに避妊ワクチンを投与して個体数を削減する。サンタモニカ市などを含む郡は、リスの増加が公共の衛生に悪影響を及ぼすと懸念を表明、市に対策を求めていた。市は一般的な安楽死ではなく、より愛護的な手段でリスの個体数を減らすことを決めた。(c)AFP

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まあ、お題にした通りなんだけれども。
ニンゲンだって避妊するんだし。

増えすぎたのであれば、リスにも避妊がなされるのは「仕方ない」と思う。
ただし、条件というのは、「増えすぎた理由」がニンゲンの身勝手ではないこと、
および、それによってリスの生息数が逆に減るなど、
希少化が進むなんてことに絶対にならないと確証が持てた場合。
特に後者は慎重に検討をして、確実であること。
その上で、だ。


これ、情報があまりにも少なくて、どうしてリスが増えているのかというのが
よくわからないのがネックなのだが、
ヒト側が生息地を広げたことによって、リスのフィールドが減った、
結果的に出会う頻度が増えたから、というようなケースを、第一に想像した。
これと似たようなものとして、欧州で殺されたヒグマの事例がある。
最近もAFPBB他で関連の報道があったので、ご存じの方も多いだろう。
2つめの想像として、
ニンゲンが公園などを整備したために、リスが暮らしやすくなり、
結果的に数を増やしていった、というようなケース。
ヒトが環境を変えたことによって数を増やしている生きものと言えば、
都市部のクマネズミやハシブトガラスなどが有名だろう。
3つめの想像は、
上の例とも若干かぶるのだが、
リスの可愛さがそれに輪をかけているようなケース。
これは、公園でハトに餌をやるように、リスにも餌をやる、というようなこと。
餌が多ければ、繁殖もまたしやすくなり、その結果 数も増える、という。
とりわけリスは、見た目が相当にかわいい。
仕草もかわいいし、ついつい餌をやりたくなる心理は、よくわかる。
自分も、恐らくその誘惑には勝つのは難しいと思う(てか、負けてしまうかも)。※1

一方、これと逆の例が、オオカミだ。
かわいいシカを捕食する「悪い」生きものだ、
というニンゲンの勝手な価値判断を投影されて、
どんどん数が減ってしまったという、とても悲しい歴史を持っている。
欧州や北米大陸はもとより、ニホンオオカミに至っては……あまりにも悲しい。

生態系にとっては
その生きものが「かわいい」か「きれい」か「きたない」か「悪い」か「醜い」か、
そういったニンゲンのモノサシは意味がない。

というか、生きもの中の一つの要素にすぎないニンゲンが
その判断を下すというのは、
おこがましいことこの上ない。

今回も、かわいいリスが、という見た目でもって
感覚的にこの判断を支持できないヒトも多いかもしれないが、
そうした理由だけで判断を行うことは
正直ニンゲンの身勝手でしかないということは、理解した方がいい。
それに、現実のこととして、
そうしたニンゲンの身勝手の積み重ねによって
自然界の生物のバランスが崩れている例は枚挙に暇が無いほどであることもまた
知っておくべきである。


とはいえ、この少ない情報から結論を出すのもなんだが、
これはやはり、想像の2や3の方の要因の方が大きそうな気がする。

なので、現時点では、これはまあ条件つきの賛成、ということで。


※0:3月からはじめたニュースサイトでもこの記事ちょこっとだけ取り上げている。
 →カメでも読める のてのて環境ニュースクリップ
  http://d.hatena.ne.jp/J-yamanekoya/20080427/1209302986

※1:基本、野生生物に対して餌をやる行為、いわゆる餌付けは、推奨されるような行為ではない。餌付けを受ける生物が優位に立つためその地の生態系バランスを崩したり、餌付けの食べ残しがその地のごみになるなど(湖などだと水質悪化)、問題も多い(白鳥への餌付けに関して、そうした観点からの問題提起がなされている例もある)。ケースにもよるが、その生物がどんなにかわいくても、美しくても、ここは心を鬼にして餌をやるのをやめなくてはならないのが、やはり基本だろう。

.

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登録日:2008年 04月 28日 23:00:26

ヒトは皆、自分に甘い

フロッケ初の一般公開、ドイツ全土が熱狂

【4月9日 AFP】(写真追加)ドイツ南部ニュルンベルク(Nuremberg)の動物園で8日、ホッキョクグマのフロッケ(Flocke)が初めて一般公開された。
≫続きを読む…
(c)AFP

AFPBB News


ニュルンベルグ動物園の園長の談話を読んで、お題のようなことを思った。

まあ、確かに可愛いっちゃー可愛いけれども、
いつまでも(それほど)でかくならない猫などとは違って
あっという間にでかくなるからな、クマは。
その点、猫や犬はいつまでも可愛いっちゃー可愛い。
外見も、精神面でも。
ペット(もといコンパニオン・アニマル)と野生動物との、
最も違う点のうちのひとつだろう。


◆ ◆ ◆

そうした、
野生のもんをペットかなにかと勘違いさせるような見せ方は、
やはり「商業主義」という非難がぴったりなんだろうね。
だって、それは何かを学び知る機会というよりも、
ただの猫可愛がりを楽しむ「娯楽」だろうから。


◆ ◆ ◆

さて。
きっと元記事もそうなんだろうけれども、
母親の育児放棄ばかりが強調されている。
が、
その原因となったニンゲンのカメラ取材の行動、
その件については最近のニュースでは全然触れていないんだが、
それはどうしてなんだろう。

その方が同情が引けるから?
あるいは、
同類(ニンゲン)がフロッケに対する加害者の一員であることを
広告的にイメージさせたくないから?

なんて、穿った見方をしちまうのも、
こちらの心が貧しい証拠ですかね?


◆ ◆ ◆

ところで、一時もてはやされたあのクヌートはどうなっているんだろうか。

>動物愛護団体によると、体重150キロになったクヌートは現在、不安行動を見せているという。

つまらん喩えだが、最近の加護亜衣の話題を連想。
小学校を出て間もない内にアイドルとしてちやほやされて、
中学もろくに行かず(そして恐らく「学ぶ」楽しさもほとんど知らず)、
スキャンダルをきっかけに芸能界を干されて、 ※
そりゃリスカもしたくなりまんがな、という彼女。

それと似てるのかどうかは、ようわからへんけれども。

ともあれ、クヌートにしても、
あれだけ世界中からちやほやされていたけれども、
まあ、ちやほやすることと「きちんと子育てすること」とは
全然違うもんな、というようなことがあってもおかしくはないというか。

言い換えれば、クヌートの不安行動とは、
結局ホッキョクグマの子育てをニンゲンがきちんとできるのか、という
(それこそ身を呈した)問題提起でもあるのだろう。

それと子育てということでいえば、
クヌートの母が育児放棄をしたように、
クヌート自身も親となれるのかどうかは、はなはだ疑問だ。
人工授精用の種要員と考えれば別だけれども。


フロッケは、大丈夫だろうか。


◆ ◆ ◆

で。
ハナシはお題にしたことに立ち戻る。
>園長は「野生のホッキョクグマは絶滅の危機にさらされているが、密猟などの直接的な人間の影響ではなく、間接的な地球温暖化が原因」と指摘

はいはい、温暖化、温暖化。

とりあえず〒ポストが赤いのも電信柱が高いのも、みーんな温暖化。の、
訳は無いが、
まあ何かあったらとりあえず地球温暖化を悪者にしておけば大丈夫。
温暖化は、加害者がいっぱいいっぱいいっぱいいて、
自分の罪悪感を薄めてくれる、恰好のアイテムだからな。


でもさ。
選んだ写真にはこ~んなにカメラがいっぱいおるんだが、
このカメラたちのせめて半分でも、
これだけの熱意をもって、きちんと「温暖化」についての報道をしてくれれば、
世の中もっともっと温暖化についての興味がぐんと高まると思うんだけどな。

てか、どうして「密猟」などという喩えを引き合いに出したんだろう。
どこかやましいところでもあるのか、
誰かツッコミ入れてくれればよかったのに、これ。


※:スキャンダルそのものは自身で起こした問題かもしれないが、そもそも10代そこらの子どもの身辺をきちんとコントロールできなかった、また自身で身を律することを学べる機会を与えなかった事務所なりつんく♂なりにも相当の加害性があると思う。その意味でも、クヌートと飼育動物園との関係と、ローティーン・アイドル(崩れ)と所属事務所の関係って、ちょっと……似てへんか、やっぱ(←かなり強引)? 

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登録日:2008年 04月 10日 00:23:37

この見出しは酷い。

ドイツのお騒がせヒグマ「Bruno」、はく製が公開される

【3月28日 AFP】ドイツ・ミュンヘン(Munich)にある「人間と自然の博物館(Museum of Men and Nature)」で26日、ヒグマの「ブルーノ(Bruno)」のはく製が公開された。

 ブルーノ、別名「JJ1」は、2006年夏に農場を襲うなどして人々をパニックに陥れた。一方で、170年ぶりにドイツに姿を見せたヒグマに人々は心をとらわれた。その後、ブルーノは06年6月26日早朝に射殺された。(c)AFP

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これは「お騒がせ」ヒグマなんかじゃない。
AFPの邦題のセンスは時々首をかしげるが、これはあんまりだ。
「死んでいった命」に対して「お騒がせ」のような遊び感覚の形容詞をつけるセンスは、
理解に苦しむ。

それとも、日本語の「お騒がせ」という言い方、受け止め方の感性に
自分とAFP編集部とではものすごく差があるのだろうか。

ブルーノは元々自然保護区にいたヒグマで
 http://www.afpbb.com/article/life-culture/culture-arts/2076714/680829
そこから逃げ出したことがニンゲンとの軋轢となったわけだが、
そうした「ヒトと野生生物との軋轢」という深刻な問題が
片方の強制排除(=死)をもって幕を閉じた、というのが
この事件の全体像である。
とてもではないが、「お騒がせ」というような軽い物言いで片付けられるような
事柄ではない。

ちなみに自分、身内がきこりをやっている。
だもんで、山とクマとヒト
(身内の場合はニホンのきこりだからツキノワグマ;
これも生息地によっちゃぁ希少種だ)
との付き合い方、関係性というものに関しては、
動物オタクの綺麗ごとでは済まないということは日々、自覚している。
(下手したら身内として葬式を出す可能性もあるんだよ、こちとら)
そろそろクマも冬眠から覚める頃だし。
きこりは、もちろんクマ鈴をつけて作業に行っている。

命を失ったブルーノも、
ブルーノの徘徊によって命の危険を感じ続けた地元民たちも、
その一方でクマをなんとか生き延びさせたいと努力をした人びとも、
みんなこのことを軽い騒ぎだなどとは思っていないだろう。
特に、この不幸な結末を迎えたことを考えてみれば。

原文のタイトルがその手のニュアンスだったのかもしれないが、
日本語のニュアンスとしてこの件を「お騒がせ」と訳してしまうのは、
命あるものへの共感の姿勢に欠けているというか、
そうした大事な事柄を誤訳しているんじゃね? ということで
どうにもこうにも違和感ありまくり、
何度読んでも馴染むことはないだろう。

そして、今後このような不幸な邂逅とならないようにはどうしたらいいのか、
というような思索の機会をもまた、封じてしまうのではないか、
というと、言い過ぎだろうか。

.

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登録日:2008年 03月 30日 00:25:38

おかあさんといっしょ。

クヌート、フロッケに続くホッキョクグマの赤ちゃんがドイツに登場

【3月1日 AFP】ドイツ南部のシュツットガルト(Stuttgart)の動物園で2月28日、クヌート(Knut)、フロッケ(Flocke)に続く新たなホッキョクグマの赤ちゃんが公開された。
≫続きを読む…
(c)AFP

AFPBB News


仔グマもかわいいが、母グマもいい表情。
自然のサイクルが後押しする親離れの時期まで、どうかずっと仲良く、と
祈りつつ。


それにしてもシュツットガルトの動物園は実に賢明。

>前年12月10日に誕生していたが、この事実は伏せられていた。動物園側は、メディアによる取材攻勢を避けたかった

これまでのあれやこれやを見るにつけ、
やっぱり、
取材をはじめニンゲンが騒ぎ過ぎることが
クマたちの育児放棄等々の大きな要因となっていたのだろう。

それがわかっていたからこそ、の対応というか。

少なくとも、フロッケに関してはこの因果関係がはっきりしていたはず。
 (なんか選ぶ単語が違う(ような気がする)
んでもって、
やっぱクヌートにしても似たようなことがあったのではないか、との推測が
さらに強まったというかなんというか。


>一方、シュツットガルト動物園の関係者は「営利目的でWilbaerを利用するようなことはしない」と語っている

ぜひともポーズだけではなく、この志を維持し続けて欲しいもの。
動物園も運営がいろいろと大変だろうけれども。


てか、クヌート関連の儲けは、一体どのような流れになっているのやら。
ぜひともその行き先を知りたいものなんだが。
(一部は温暖化対策云々に出しているようだけれども、
それどころじゃない金額儲けているようだし)

.

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登録日:2008年 03月 03日 22:58:18

なんか選ぶ単語が違う(ような気がする)

ドイツの動物園でホッキョクグマの赤ちゃんを救出、クヌートをほうふつ

【1月9日 AFP】(1月10日 写真追加)ドイツ南部ニュルンベルク(Nuremberg)の動物園では、ホッキョクグマの母親が情緒不安定となり子グマに危険が及ぶ可能性があることから、子グマを母親から引き離し人工飼育することになった。
≫続きを読む…
(c)AFP

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ちょっと前の写真なんだが、表題がちと気になったので。
ちなみにこの件、今のところの最新の写真はこれっぽい。かわええ。

表題写真に戻ると、
いわく、
>ドイツの動物園でホッキョクグマの赤ちゃんを救出、クヌートをほうふつ
てなように「救出」とあるが、
その原因が
>母グマのVeraは、出産用の人工洞穴にいる親子のクマを撮影しようとカメラマンがフェンスをよじ登ったことがきっかけで情緒不安定となり、行動がおかしくなり始めた。
と、ニンゲン側にある以上、改まって「救出」と言うのもなんだかなぁ。

泥棒が盗んだ金を返したようなもんとまではいかなくても、
そんな微妙な居心地の悪さがあるな、これ。

何より、母グマのケアとか、ちゃんとしとるんかいな。
(なので、写真は仔グマを気にする母グマの写真にしてみた)

んでもって、
案外 クヌートの母の育児放棄も、こういうことが原因だったりするんじゃないか、
などと想像してしまったり。


そもそも野生動物を飼育しようとすることの無理とか限界ってやつを
もう少し自覚したほうがいいと思う。ジンルイって。
動物園や水族館はその道としてはプロではあることも、
愛情を持って育てていることも重々承知しているけれども、
愛があればいいとか、親切に振舞っているから正しいかというと、
それが必ずしも当該の生物種にとっては良いとは限らないという例を、
わたしたちはたくさんの動植物で経験してきているのだし。

ホッキョクグマは使役動物にも愛玩動物にもなり得ない野生のものだし、
ましてや数を減らしている(しかもジンルイが原因で)危惧種。
そこんとこ、もうちょい何とか理解してもええのんとちゃうか、と。
いいかげん。

.

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登録日:2008年 01月 18日 23:44:10

別に「やさしく」はない

渡り鳥にやさしい照明、オランダの石油会社が試験導入

【8月25日 AFP】オランダの石油会社NAMは24日、海上作業台船の明かりで渡り鳥が道を見失うことを防ぐために、電気製品メーカー大手のフィリップス(Philips)が開発した照明を試験的に導入したと発表した。
≫続きを読む…
(c)AFP

AFPBB News


商品として、また方向性としては悪くないのだが、
(他の「バードストライク」関連の各機関も見習って欲しいところ、特に空港関係)
いかんせん、なんでも「やさしい」で括ってしまうのもなんだかなぁ、というか。
なんせこれ、
元々が迷惑をかけすぎだったがそれを改善した、
というハナシなのだから。

迷惑を減らしました、とか、言うとすればそのくらいじゃね?

悪いことではないんだが、違和感バリバリの見出しだったもんで、つい。

.

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登録日:2007年 09月 17日 01:35:44

ミスリードを誘う見出し

クマが木で背中をこするのは「痒い」からではなく「怖い」から?

【9月6日 AFP】ハイイログマ(grizzly bear、グリズリー)が自分の背中を松の木の幹にこすりつけるという習性は、一般によく知られている。
≫続きを読む…
(c)AFP

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なんでこう擬人化したがるんだろ、AFPの見出しは。
つか、言葉遊びの延長で
「痒い」と「怖い」を対比して出したかっただけ、
のような気もするが。

これは、マーキングの意味をどう捉えるか、というのがカギを握りそうだ。

ご存じの通り、マーキングとは、匂いや印し付けなどによる縄張りの主張で、
空間ごとに対応している場合もあれば、
時間差で同じ空間を使い分けるような場合もある。
(グリズリーのような大型の生きものの場合、
同じ縄張りを時間で使い分けるのは無理だろうから、
これは前者に当たると思う)

マーキングの方法としては、
糞尿によるものがイメージしやすいだろう。ほかにも、
ツキノワグマなどがよくやるような、木の皮を剥ぐといった印し付けもある。
よく知られているように、
犬の散歩中のトイレやイエネコが家具に馴染みを入れるのも
マーキングの一種だ。

で、どうして多くの動物たちがマーキングをするのか、という理由については、
餌場の確保(主張)や、
写真説明にもある伴侶探し云々などが考えられている。
マーキングが行われることで、無駄な争いをすることなく、
それらの行為を比較的円滑に行うことができる、というわけだ。

その意味では、この写真の説明文書は決して捏造ではないと思うのだが、
争いの回避を「怖い」と簡単に表現してしまうところが、
なんというか、擬人化が過ぎるというか、
明らかにニンゲンの価値観を気軽に投影し過ぎていて、
クマが本来持っているであろう意向を見えなくしている。

本文を見る限りでは、
恐怖心から争いを回避したいのか、
闘争そのものにかかる(体力消耗などの)エネルギーコストを減らしたいから
なのか、というの部分については
発表元の科学者たちは特に何も言っていないように読める。
ここ、取材したカメラなりジャーナリストなりの筆が滑ったとしか思えない。

だいたい、
野生生物の心理を分析して「恐怖心」を科学的に証明できたのだとしたら、
その方がすっごい大発見なわけで。
(ここが「恐い」ではなく「面倒くさいなぁ」であったとしても、一緒)

諺にも「君子危うきに近寄らず」とある通り、
ヒトでもヒト以外でも、無駄な争いを避けるのは
恐怖心云々以前の話だと思うのだが。

.

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登録日:2007年 09月 07日 14:34:47

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このメモは猫のヒゲ
◆環境カウンセラー兼フリーランスのライター・編集業の「山猫通信社」については、上のHPをぽちっとどうぞ。ブログをみてのご連絡は、sorano_ki@yahoo.co.jpへ。
◆屋号の「山猫」は宮沢賢治から。大阪に長くいたので時々関西弁が混ざることあり。
◆07年3月、ブログタイトルを一部変更。今後も、カメだけでなく、ワニやラクダやトカゲからも いろいろと学べるもんだろうと思いつつ、のてのてと更新中。
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