2007年の日本サッカーを想う

<サッカー 第86回天皇杯>浦和レッドダイヤモンズ 2連覇で2冠に輝く - 東京

【東京 1日 AFP】サッカー第86回・天皇杯(The 86th Emperor's Cup)・決勝、浦和レッドダイヤモンズ(Urawa Red Diamonds)vsガンバ大阪(Gamba Osaka)。
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(c)AFP/TOSHIFUMI KITAMURA

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明けましておめでとうございます。今年も日本サッカーと共に宜しくお願い致します。

というわけでまずは2006年、締めの大会天皇杯決勝について…。
総合力の勝利、チーム力の勝利、そんな浦和レッズの勝利だった。ワシントン、田中、闘莉王、坪井、三都主と攻守の要が不在のこの試合、ポゼッションもシュート数もガンバに圧倒されながらも1チャンスを生かし1-0で勝利。組織的な守備力とゴール前でのDF陣の集中力、そしてGK都築のファインセーブ、「守り」の勝利だった。普段は控えのDF陣がレギュラー陣と何ら遜色のいないパフォーマンスを披露、個人のスキルももちろんだがチーム内の競争力がいい影響を与え誰が出場してもチーム力が落ちないキャスティングが出来るレッズというチーム全体の力で勝ち取った優勝だった。今年はAFCも戦うわけだが今まで参加したJのチームは全て予選リーグで敗退している。アジアを軽視してきた日本だが世界クラブ選手権の出場がかかる大事な大会、日本代表としてぜひ活躍してもらいたい。

そして注目すべきは小野のここ数試合のパフォーマンスだ。ポテンシャルは誰もが認めるプレーヤー、怪我も多く調子を落としていたようだが日本代表に不可欠であることはいうまでもない。そして当然日本でくすぶっている様なプレーヤーでもない。再び海外に挑戦してもらう為にもこの天皇杯をステップに今シーズンのJで他を圧倒して欲しい。

さて2006年、日本サッカー界にとって一番の出来事は言うまでもなくワールドカップ、振り返るとドイツ大会の結果は我々の「勘違い」を浮き彫りにした日本サッカーにとって非常に大切な大会だった。何となくここ数年選手他日本サッカーに関わるすべての人たちが日本は世界の中でもそこそこやれるのではという気持ちを持っていた。うぬぼれと言っていいかもしれない。確かにサッカーは「うまく」なったが決して「強く」はなっていなかった。地に足をつけたサッカーではなく背伸びしたサッカーを志向してそのしっぺ返しを受けたのだ。日本人らしいサッカーとは何なのであろうか?

昨年のガーナ戦は衝撃的だった。つなぐサッカーとはああいうプレーをいうのだろう、細かくつないでポゼッションを高くゲームを進めるサッカーは本当に美しかった。日本にあのサッカーを望むのは無理というもので、もっとがむしゃらにひたむきなサッカーを志向すべきなのだろう。そういう意味でオシムのコンセプトは実に理にかなっている。

日本を世界に目覚めさせてくれた監督、私はクラマー、オフトそしてオシムと思っている。(ジーコではその荷は重い!)日本サッカーの第3章、2007年、海外組とのコンビネーションとアジア大会の結果、この2点に注目したいと思う。そして2010年へ!!

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登録日:2007年 01月 03日 17:51:00

したたか南米!組織的守備でバルサを粉砕

<06クラブW杯>インテルナシオナウ バルセロナを降してクラブ世界一に輝く - 横浜

【横浜 17日 AFP】サッカー、06クラブW杯(FIFA Club World Cup Japan 2006)・決勝、インテルナシオナウ(Internacional、ブラジル)vsバルセロナ(Barcelona、スペイン)。
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(c)AFP/KAZUHIRO NOGI

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試合運びが絶妙である。その術中に見事にはまったバルサ。戦力的には圧倒的な差がある両チームだったがまさに戦略の勝利というか、チーム戦術の勝利だった。世の中の空気的に、世界中の空気的にもバルサ圧倒の雰囲気の中(特に日テレの演出的には大きなダメージがあっただろうなあ)、中盤でボールを奪ってシンプルにゴール前に、そして3対2の数的優位を作ってゴール!この試合の唯一の決定的シーンを作ってきっちり決めて1-0で逃げ切る、見事の一言である。

特筆すべきはロナウジーニョのマークについた2番セアラ。マーキングはほぼ完璧で完全に封じ込めた。それともう1人、5番のボランチ、ウエリントンの中盤のプレスは強烈で特に中盤で渋く貢献するイエニスタとデコをケアしてバルサの攻撃をうまくコントロールしていた。今回のMVPはデコではなくウエリントンでいいかも。

個人技の南米、組織のヨーロッパという概念があるが、今はそれは全く逆になっている。南米のいい選手はヨーロッパに行っているわけだから当然といえば当然だが、インテルナシオナルのスペースを埋める守備は本当に素晴らしく11人が90分間オーガナイズされていた。ドイツワールドカップもそうだったが世界レベルの国際大会で勝つには「現実的なサッカー」が必要な時代なのだろう。リーグでは華麗なサッカーを魅せるバルサも力が発揮できなかった。見ていて決して楽しいサッカーではなかったが…。

さてさてこの大会の意味なのだが、賛否両論があるようだ。特に権威付けという意味ではヨーロッパのチーム(協会)から見るとリーグ戦中に遠いアジアの端まで行ってきついスケジュールで試合をすることに疑問があるようだ。その他のチームにとっては世界の「品評会」に参加できるわけだからそのモチベーションは半端ではないだろう。南米が2連勝した理由としてそのこともあるのではないだろうか。

しかしチーム格差が大きいのは問題で特にオセアニア代表は余りにも不釣合いのような気がする。ここは日本のJリーグの優勝チームとオセアニア代表のチームで勝ったほうが出場できるという仕組みにしてみてはどうだろうか?日本で開催しているのに自国チームが出ない大会というのは今までどんな大会でもなかったのではないだろうか。何とか協会の力で何とかして欲しいものだ。カズや岩本が「助っ人」という形で参加するのは何か違和感がある。

ロナウジーニョ一色で終わったこの大会、確かに素晴らしいプレーを披露してくれたが、決勝は完全に消えていた。サッカーは本当に面白い。

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登録日:2006年 12月 25日 02:49:19

アジア大会を振り返って

<第15回・アジア競技大会>男子サッカー・2次ラウンド、日本 北朝鮮に敗れて準々決勝進出を逃す - カタール

【ドーハ/カタール 6日 AFP】第15回・アジア競技大会(The 15th Asian Games)・男子サッカー、2次ラウンド・グループF、日本vs北朝鮮。試合はFKから2失点を喫した日本が1-2で北朝鮮に敗れて通算成績を2勝1敗とし、グループFの2位に終わり2次ラウンド敗退が決まった。写真は、北朝鮮のチャ・ジョンヒョク(Cha Jong Hyok、右)のチェックを受けてバランスを崩す日本の谷口博之(Hiroyuki Taniguchi、左)。(c)AFP/IBRAHIM AL OMARI

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(少し遅れてしまいましたが…)アジア大会の日本代表の戦いぶりを振り返ってみると…。
期待されたU-21、残念ながらというか当然の結果で予選敗退。来年の最終予選前に自分たちの現状を把握できただけでも良しとするしかない。

この大会の日本の戦いを象徴した試合、それは初戦のパキスタン戦ではなかっただろうか。当然勝利を計算できる相手でしかも決勝トーナメント進出のためにも大量点、少なくとも失点は避けなければいけなかった。結果3-2、この2失点は結局致命傷になった。3-0となった時点で勝利はほぼ手中に収めていてあとはラフプレーに気をつけながら試合を終わらせるという戦いでもよかったはずだ。結局意味のない「遊び心」が慢心となり失点につながった。なめたプレーはどんな相手でも国際大会ではご法度、後でしっぺ返しがくるのである。

何度も書いているように日本サッカーは確かにうまくなった。アジアでは常に相手はその「うまさ」に敬意をはかりそれなりの戦いを仕掛けてくる。この3戦すべてもそうだった、日本とは引き分けでもOKなのである。「斜に構えながら」受けてたっていなしながら無理をせず勝利する、ワールドカップ予選のブラジルがそうであるようにそのくらいの「余裕」が欲しい。しかしそれは決して個人の「遊び心」ではなくチームとしての試合運びの「余裕」だ。

シリアに1-0で辛勝、確かにシリアは守備の堅いいいチームだった。しかしきっちり勝って北朝鮮戦、ここで響いてくるパキスタン戦の2失点。北朝鮮に引き分けだと勝ち上がりが難しくなる、ということは結果の選択肢が勝利しかなくなってしまったのだ。

FKの2失点、GKではどうしようもない素晴らしいFKだった。北朝鮮の10番はJリーグでもそこそこ活躍するのではないだろうか。しかし問題は日本のファウルの多さ。この試合20個以上のファウルを与えている、しかもゴール前のいい地点でのファウルは守備組織がうまく機能していなかったというべきだろう。もう1つの問題はパキスタン戦から続く勘違いした「遊び心」プレー。ポゼッションサッカーの意味を履き違えているしか思えない「勝負」のパス、ドリブルが余りにも少ない。相手の前でいくらパスを回しても意味がない、「自己満足」プレーの連続だった。そして何よりも「シュート」を打たない。相手を崩してからでないと打ってはいけないとでも教えているのだろうか?この世代のみならず日本サッカー全体の問題といえる「キレイにゴールしたいシンドローム」。ゴールが見えたらどんな体制でも「打つ」!これがないとゴールの香りは全くしてこないのだ。

平山がどんなにいいFWかどうかわからないが(シリア戦ぐらいの活躍は当然!)打たないと何も始まらないし評価もできない。「打て、打て、打て!!」

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登録日:2006年 12月 24日 22:52:24

みなさん、アジア大会もうすぐ始まりますよ。

<サッカー 日中韓U-21代表交流戦>日本 増田のゴールで韓国と引き分ける - 東京

【東京 21日 AFP】サッカー、日中韓U-21代表交流戦、U-21日本代表vsU-21韓国代表。試合は韓国に先制を許した日本が、後半30分に増田誓志(Chikashi Masuda)のゴールで同点に追い着き、そのまま1-1のドローに終わった。写真は、ゴールを決めて喜ぶ増田。(c)AFP/Yoshikazu TSUNO

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ドーハ入りした反町ジャパン、日韓戦もホーム・アウエイと1-1で終えまずまずの調整ぶり、とはいえ今ひとつの盛り上がり…、アジア大会もうすぐ始まりますよ皆さん!サッカーだけではないんですよ、オリンピックのアジア版大会。なのにサッカーのみなら日本スポーツ界全体としてイマイチ認知が足りないような気がしますが、金メダルいくつ獲得できるのでしょうか?

さてさて、来年から始まる北京オリンピック予選、来年2月から2次予選(1次予選は免除)で、マレーシア・シリアと香港とバングラディシュの勝者と対戦し上位2チームが最終予選に進出、その後の最終予選は4チームから1チームだけが本大会に出場できるというレギュレーションのようだが、どんなトラブルがあったとしても2次予選は進出することは間違いない、問題は最終予選である。中東の強国やもしかすると韓国とも同組になる可能性もある。前大会までは組み合わせに恵まれた感もあるが今回の予選はもちろん全勝すれば言うことないわけだが、引き分けや相手の勝敗などを考えた、「戦い方」「ゲームの運び方」が大事になってくる。日本が最も苦手とする「試合を終わらせる技術」が必要となってくるのだ。

90分間圧倒し続けて試合を終わらせること、それがベストであるがブラジルでもその戦い方は無理である。ロースコアーゲームのサッカーは自分たちのとった1点がいかに相手のとって高い壁であることを知らしめなければいけない。その為には「試合運び」が重要なポイントになる。同じ1点でも同点、逆転できるかもしれないという「空気感」「雰囲気」を作ってはいけない、これが俗にいう「ゲームの流れ」というものである。日本の空気作り(アトモスフィア)は得点をとると2点目を取りにがむしゃらに行く傾向がある。スタジアムのサポーターもそういう空気感になる。しかしサッカーというスポーツはそうは簡単にいかない。普通の試合なら3点とればハイスコアーゲームだが、ましてや国際試合ではどんな相手でも3点は難しいものだ。90分間を勝ちきる技術、場合によっては0-0でも見ているものがつまらない試合でも試合を終わらせる技術が大きい大会での予選では必要だ。

ドイツ大会のオーストラリア戦、同点においつかれた後の立て続けの2失点、アクシデントの1点とはいえ1-1であの試合を終わらせることができたらクロアチア戦はまた違った気持ちで戦うことができたはずだ。「マリーシア」という言葉があるが、ポルトガル語で「ずる賢い」という意味のようだが、現ブラジル代表監督のドゥンガが日本に足りない要素として、この言葉をよく使っていた。多分彼は、正直で一本調子な試合運びではなく抜くところは抜いて1-0でも90分間を終わって勝っていさえすればそれがすべてではないかということだったのではないかと今になって思う。

国際試合ましてやワールドカップやオリンピックの予選ではこの「感性」が絶対に必要になってくる。この韓国戦、そういう意味では経験不足な若者たちが一生懸命、想いを込めてプレーしている気持ちは伝わるが、ピッチ上で俯瞰で試合の流れを見ながら「リズム」を作れる選手がいないなあと実感。そういう意味ではそのことを教えられる監督・コーチの指導は大事なポイントであり国際経験という観点から言うと反町監督よりは井原コーチの「経験」はこのチームに大きなものをもたらせてくれるかもしれない。

アジア大会が始まるが、あくまでも最終予選のためのチーム作りの1過程であり、メンバーのセレクションの意味合いも強いだろう。又中東チームのスカウティングの意味合いもあるだろう。反町ジャパンに期待しよう!

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登録日:2006年 11月 26日 21:50:10

真剣勝負での勝利なら100点だったが…。サウジ戦

<サッカー アジアカップ予選>日本vsサウジアラビア、日本 我那覇の活躍でサウジアラビアを降しグループ首位で本大会へ - 札幌

【札幌 15日 AFP】サッカー、第14回アジアカップ(Asian Cup)予選・グループリーグA、日本vsサウジアラビア。試合は我那覇和樹(Kazuki Ganaha)の2得点を挙げる活躍で日本が3-1でサウジアラビアから勝利を収め、グループ首位での本大会進出を決めた。写真は、シュート体勢へ入る我那覇。(c)AFP/Ken SHIMIZU

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2006年の最後の代表戦、お互いアジアカップの出場権も取り(そもそもどんなに調子が悪くても1次予選で負けるようなチームではないが)表向きの興味だけで言えばどちらが1位になるかというだけの事実上の「消化試合」。しかもリーグ戦最中ということでコンディション的にもベストではない。数少ない代表の試合、意味をなくしてはいけないがこの試合をどうとらえればいいのか?
というわけで、私なりにこの試合は個人評価に徹して見る事にした。

GK川口
GKの評価というのは難しい。川口が頑張った試合というのは結果としていい試合ではない。この試合だけで言うと「普通」の出来。普通という評価がチームの結果としては一番いいのかもしれない。素早いフィードを意識して攻撃につなげるプレーは相変わらずで何よりも彼には誰にも負けない「経験」がある。余程のトラブルがない限りは南アのゴールマウスを守るのは川口だ。PKでの得点は致し方ない。

DF闘莉王
全盛期の井原(古い?)もそうだったが、攻撃に加わるタイミングが効果的で(たまに大きなミスも招くが)ダイナミック、守備では制空権を握りの代表には欠かせないプレーヤーだ。宮本不要論を言ってきた私としては大いに満足。あえて言うなら彼にアクシデントがあった場合のバックアップが必要。本職のDFタイプが少ない中エスパルスの青山に期待。

DF阿部 
GK以外のポジションならどこでも対応可能な「ポリバレントなプレーヤー」、守備での評価はこの試合ほとんどないが安定したプレーを披露。駒野・三都主の上がった広大のスペースを鈴木と連動しながら「埋める」ポジショニングで穴埋め。誰もが知っているFKのスペシャリストであり、ゴール前のFKで右に阿部で左に俊輔、南アのピッチで2人が話し合う姿が目に浮かぶ。

DF今野
日本のカンナバーロ、今野。前のコラムにも書いたが今すぐ世界に進出してもらいたプレーヤーだ。気の利いたプレーと球際の強さ、意外にもヘディングの競り合いも強く、本職のボランチではガットゥーゾ並みの力強さ、2点目の加地との「無駄走り」の連携からのアシストも見事、PKを招いたファウルは余計だったが影のMVPは今野だ。

MF鈴木
1ボランチで地味に貢献したが、PKを招いたプレーの発端は彼のミスから。大事な試合ではその1プレーが命取りに。今野と同じタイプのプレーが持ち味。闘莉王との縦の関係で守備を引き締める。余程のことがない限りこの2人のプレーが代表の屋台骨であることは間違いない。あとは世界経験を。

MF駒野
両サイドでのプレーができる日本唯一のプレーヤーと言っていいだろう。南アのメンバーからは外れることはないだろう。三都主&駒野というサイドプレーヤーの共存を披露したオシムの采配も見事だったが、使い勝手のいいプレーヤーとしてこれからも「重宝」されるだろう。

MF三都主
左サイドのポリバレントプレーヤー。環境を与えさえすれば相手にとって脅威であることは間違いない。駒野との連動は見ごたえ十分だった。しかし強い相手になると彼の攻撃力は逆に攻め込まれる言わば「諸刃の剣」。弱点の守備をカバーできる環境設定がマスト。

MF加地
激しい上下動が彼の持ち味。守備力も高く後ろから追いかけてもいとも簡単にタックルでピンチを防いでしまう。2点目の「つりの動きで」渋く今野をアシスト、3点目は駒野からのセンタリングを物凄い運動量でニアに詰めてアシストスルーで我那覇のゴールを導き出した。オフザボールの動きは秀逸。

MF中村
FWからのクサビを受けて、両サイドにボールを散らしながら駒野・三都主・加地の上がりをフォロー。前半はこの流れで2点を奪取。彼にしてみればこのくらいは当然で欲を言えばミドルシュートをもう少し見たかった。後半の体力の衰えは著しく、「消えた」時間もあった。フル出場させたのはオシムからのメッセージとしてとらえるべきだろう。

FW巻
得点に絡まなかったが、前線での彼のプレスは感動さえ覚えた。半端な運動量ではなかった。チームへの貢献は地味ながらサウジDFの苦し紛れの前線へのロングボールはほとんどは巻が誘発させた。今の代表には不可欠ではあるが彼個人への評価となると別問題。ゴール前での迫力あるプレーが見たい。

FW我那覇
2得点、FWとしては結果を残し申し分なし。ゴール前での仕事が多くできた要因として、巻の献身的な動きがあったことは忘れてはいけない。ゴール感覚、ゴールする癖を身に付けて欲しい。今回巻・我那覇・高松と同じタイプのプレーヤーを3人招集した理由は何だろうか?

というわけで代表にとって激動の2006年が終わった。あくまでも2010年南アが目標、2007年はきっと海外組も合流することだろう。オシムのチーム作り第2章、期待しよう!

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登録日:2006年 11月 23日 16:18:57

世界に通用する日本サッカー!若い世代の話だが…。

<サッカー アジアユース選手権>日本 PKの末北朝鮮に敗れ大会初優勝を逃す - インド

【コルカタ/インド 12日 AFP】サッカー、アジアユース選手権(AFC Youth Championship)・決勝、U-19日本代表vsU-19北朝鮮代表。試合は1-1のまま延長でも決着がつかず、PKの末日本が3-5で敗れ、大会初優勝を逃した。(c)AFP/Deshakalyan CHOWDHURY

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残念ながらPKで負けて準優勝、過去一度もこの世代でアジアチャンピオンになったことはなく絶好のチャンスだっただけに本当に残念。しかしその戦いぶりはアジアの域をはるかに超えた世界でも十分通用するサッカーだったことは間違いない。

劣悪なピッチコンディションに湿気や熱さ、そして雨と多摩川べりのグランドで草サッカーをするかのような条件の中、「つなぐサッカー」を終始披露した日本のサッカーはアジアとは段違いのレベルだった。更にはクリエイティビティーあふれたプレーに加え泥臭く球際に負けない力強さとハートは特筆ものだった。もともと日本人選手の「ボール扱い」は世界レベルであり、ボール扱いが上手い=サッカーが上手いという文化が日本にはあるが、U-21もそうだが若い世代には「強さ」「たくましさ」というファクターがさらに味付けされており、スター性とは程遠く地味なイメージの選手が多いが、間違いなく日本サッカーは強くなっている。

この環境で勝利を最優先するのなら、他の国がほとんどそうであったようにゴール前への放り込みが一番適した戦術であり効果的である。その中異彩をはなった日本サッカーは、どうしてそこまで中盤のつなぎを大事にして組み立てを大事にしてゴールを狙うのか。来年のU-20世界大会への出場権を獲得することが最大の目標であり「勝利」だけを最優先するのなら日本も右に習えで同じ戦術をとることができたはずだが、日本には確かな「哲学」があった。

さて、私が注目した選手を3人ほど…。

①柏木(広島)
こんな選手がいるなんて全く知らなかった。豊富な運動量で中盤を支え、キレのいい高速ドリブルにアジアのDF達は全く対応できなかった。北朝鮮戦、DFの間を抜けてあのタイミングで正確に右すみに決めたあのゴールセンスは「エクセレント」の一言だった。

②梅崎(大分)
A代表でもプレーした経験なのか、安心感と貫禄さえあった。オシム好みの「走る選手」だが世界でも十分通用する選手だ。柏木もそうだが日本の「つなぐサッカー」に彼らのドリブルはアクセントをもたらし攻撃のハーモニーを奏でていた。守備意識も高く化けて欲しい選手だ。

③福元(大分)
大分は若い世代を育てるいい指導者がいるのだろうか。広島もそうだが西のチームは若い世代を成長させる何かがあるのだろう。DFリーダーとして特にサウジ戦のプレーは見事の一言で、老獪とも言えるべき経験豊富なプレーだった。A代表候補の1人になるだろう。

さて、U-19、U-21と順調に世界を視野に成長し続けている。さてA代表は…。モチベーションを保つには難しいサウジ戦がもうすぐだが、若い世代の押し上げに戦々恐々、そんなプレシャーを感じながら「がむしゃら」にプレーして欲しいものだ。

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登録日:2006年 11月 13日 19:50:00

注目されすぎ?平山もいいけどこのチームの将来性に期待!!

<サッカー U-21親善試合>日本 梶山と平山の得点で中国に快勝 - 東京

【東京 25日 AFP】サッカー・国際親善試合、U-21日本代表vsU-21中国代表。試合は、日本が前半17分に梶山陽平(Yohei Kajiyama)が、後半37分に平山相太(Sota Hirayama)がゴールを決めて、2-0で快勝した。写真は、先制点を決めた梶山(右2)を囲んで得点を祝う平山(右)と苔口卓也(Takuya Kokeguchi、左2)。(c)AFP/KAZUHIRO NOGI

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アウエイの中国戦は2-0の完勝だった。この試合の特筆べきことは一言でいうと「たくましさ」。この世代の特徴として確かに「うまい」選手は多いが「強くファイトする」選手が少なかったのだが、中国戦は本当に強い日本だった。今回はホームでありメンバー的にもほぼフルメンバーといっていい。結果的には同じ2-0だったが前回と全く違ったこと、それは1トップに平山を使ったことだった。

この起用をどう考えるか?1つは「高さ」という新たな武器が生まれたことは間違いない。この試合も彼の頭はもちろんフィジカルをフルに使ったポストプレーは今までになかったパターンだ。2点目の「腕」にあたった得点はおまけとしてもスケールの大きい今までにいなかったタイプのFWだけに大事に育てていかなければならない。

がしかし、それ以上にチームに対して大きな影響をもたらしたことがある。それは日本サッカーの根底をなすコンセプト「考えて走る」タイプの選手でないことは明白で、そのことは試合中、前線での守備、プレスが甘くなるということを意味する、少なくとも巻のようなプレーは彼には望めない。新たな武器が生まれた以上に前線からの守備が甘くなるほうが今の日本のサッカーには「悪影響」をもたらしていると言わざるを得ないのだ。
平山は今の日本には間違いなく必要な選手だが、使うのなら終盤1点差で負けているような時のパワープレーなど途中からの起用がベストではないだろうか。

さて注目選手を2人ほど…、まずはグランパスの本田。
3バックだと守備の負担が大きく上下動も激しいことから、彼の良さを半減させているような気もするが将来の日本の中心選手になることは間違いないだろう。A代表を早めに経験させて海外へ早く行って欲しいものだ。4バックのサイドMFがベストのポジションだろう。

そしてもう1人は本来はボランチで代表ではDFの真ん中を担当する伊野波、鋭い読みとカバーリング能力はA代表クラスではないだろうか。DFのボール扱いはオシムの最大の悩みではあるが、阿部に匹敵する能力を持ち合わせている。

青山や家長、梶山に中村、カレンなどこの世代は派手さはないが、将来につながる「原石」がゴロゴロしている。大きく育って欲しいものだ。

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登録日:2006年 10月 30日 00:04:29

まあこんな感じですよね、インド戦

<サッカー アジアカップ予選>インドvs日本、日本 播戸の2ゴールなどで3-0で勝利 - インド

【バンガロール/インド 11日 AFP】サッカー、第14回アジアカップ(Asian Cup)予選・グループA、インドvs日本。試合は既に本大会出場を決めている日本が代表初スタメンを飾った播戸竜二(Ryuji Bando)の2ゴール(前半22分、43分)の活躍などで3-0で快勝を収めた。写真は、今野泰幸(Yasuyuki Konno、左)にゴールを祝福される播戸。(c)AFP/Dibyangshu SARKAR

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はっきり言って感想がないというか、予想通りというか、大きな収穫はないけど、インドアウエイ戦のお決まり、「犬と照明」が試合にアクセントをもたらしたと言うか、大きな怪我もなく終わってよかった、そんなところだろうか。相手はインド、ガーナ戦の後の試合だけに、そのレベルの落差に驚いたというか、アジアの一員である限りこのような試合は続くのだろうが、何と評していいか難しい試合だった。その中でも気になった点をいくつか…。

①阿部のCB起用はレギュラーで
ポリバレント(多様性)という言葉がキーワードになっているが、その体現者の1人は彼のことだろう。ボランチが彼の主戦場だがDFのボール扱いの技術を重要視するオシムにとって、この起用は1つの解決策になったのではないだろう。ジーコジャパンの代名詞、宮本とは雲泥の差だ。Jリーグでハットトリックを決めて攻撃力を改めて再認識、言うまでもなくFKは天下一品、読みの鋭さで守備力をカバー、1対1の対応力を更に磨けば、日本に今までにいないタイプの選手が誕生するのではないだろうか。ガーナ戦、スピードへの対応とカバーリングは及第点だったが、オーストラリアなどの高さを全面に押し出してくるタイプとの試合をぜひ見てみたい。CBコンビ、4バックなら阿部とトゥーリオ、3バックなら阿部、トゥーリオ、そして今最も注目しているCB、身体能力抜群のエスパルスの青山で組んでみてはどうだろうか。

②改めて感じた世界に通ずる今野の守備力
CBの故障でストッパーを無難にこなした今野、派手なプレーはなく淡々と堅実にプレーする職人だが、ボールを奪う能力は日本一ではないだろうか。彼の間合い独特で相手を呑んでかかっていとも簡単にボールを奪ってしまう、イニシアティブはいつもボールホルダーではなく彼だ。世界に出たらカンナバロ的なCBもしくはガットゥーゾ的なボランチで十分通用するのではないだろうか?日本の代理人の皆さん、その能力に気がつかないのなら僕が売りにいきますよ。(FIFAの公式代理人ではありませんが…)

③右利きの俊輔、中村
ボールのさばき方、次のプレーに移るときのトラップしたボールの置き場所、ドリブルの姿勢など俊輔にそっくりの中村、後半目の覚めるようなミドルシュートが決まったが、前半からミドルを打ち続けていたら、もっと1試合を通じて楽に駆け引きしながらプレーできていただろう。ファンタジスタ予備軍として、現在のオシムジャパンの中では異彩をはなつプレーヤーだ。フィジカルの弱さを克服できれば一回り大きい選手になることは間違いない。ボランチよりはサイドMFとしてのほうが機能するかもしれない。現代サッカー、トップ下という概念が失われつつあるが、彼はまさにそのタイプだ。

④ゴールゲッターというよりはゴールの最後にボールを「触れる」選手、播戸
シュートというよりは、最後にボールに触れるというイメージが強いが、そのことは決定力UPには欠かせない。ガンバで西野監督とマンツーマンの指導を受けて急激に得点力が上がったようだが、Jリーグの試合(どことの試合か忘れたが)で後ろからのボールを回転しながらのトラップで2人のDFを置き去りにして決めたゴールにデルピエーロを見た気がしたのだが、このまま成長すればエースになる可能性もあるのでは。武田のポジショニングの技術にゴンのスピリット(ガーナ戦、頭を割ったプレーに感動)、そしてデルピエーロ(言い過ぎではあるが)の絶妙トラップ技術にDFの裏に抜け出すインザーギの巧妙さ、化けるかもしれない。

年内はホームのサウジ戦、メンバーのセレクション、トライアルの感が強い試合になるだろうが、又新たな発見を見せて欲しい。そして来年のスケジュールはどうなるかわからないが、強い相手、特に南米とアフリカへのアウエイ戦をぜひ組んで欲しい。

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登録日:2006年 10月 15日 16:12:02

ガーナ戦、本当の勝利者は協会の皆さんです!!

<サッカー 親善試合>日本 ガーナに0-1で惜敗 - 横浜

【横浜 4日 AFP】サッカー・親善試合、日本vsガーナ。日本の阿部勇樹(Yuki Abe、左)は、体勢を崩しながらもガーナのミカエル・エシアン(Michael Essien)と激しく競り合う。試合は後半28分に先制を許した日本が、再三チャンスを作るも得点を奪えず0-1で敗れた。(c)AFP/Toru YAMANAKA

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つなぐサッカーとはこういうサッカーのことを言うのだろう。絶対に取られないという安心感に包まれたポゼッションサッカー、必用なまでの中央突破を繰り返しながら、得点は右サイドの個人の突破からフルスピードでマークを振り切ってのまさに突き刺さるゴール、絵に書いたような得点パターンで決して難しくないシンプルな崩しで試合を勝ちとるサッカー、大人の試合運びだった。

しかし、サッカーというスポーツは面白いもので今回の日本のサッカーは今まで5試合の中で一番のゲームだった。組織されたディフェンスでポゼッションでは負けていたものの、ある意味プラン通りの試合運びだったのではないだろうか。つまりガーナのような強いチームと戦うと日本のコンセプトはマッチするのだが、アウエイのイエメン戦では全くコンセプトはフィットしないのである。そのことはつまりアジアのレベルを露呈するわけだが、今後世界仕様とアジアの予選突破仕様という2つのチーム作り、2つの選手選択が必要かもしれない。インドのアウエイ戦に確かに俊輔はない。

今回の試合のクライマックスは前半44分に訪れた。早いプレッシングからボールを奪って巻にあててポストプレーで右サイドの佐藤寿へ、ダイレクトで中央を長い距離をフリーランニングで走ってきた遠藤へパス、残念ながらパスが流れてGKに取られてしまったが、チームのイメージがシンクロした今までの日本のプレーの中で最も「美しいプレー」だった。「プレス・ポスト・ダイレクト・フリーランニング」、オシムのコンセプトが表現されたプレーだった。このシーンの主演を演じたのが遠藤だったことも注目すべき点だ。

細かいプレー大好きな遠藤、ファンタジスタとの相性抜群で、ジーコジャパン時においてはなくてはならない存在だった。海外組と国内組のプレーの潤滑油的な選手で、中盤でシンプルプレーに徹してボール回しのリズム感を作る天才だ。(98年大会の山口もそれにあたる)その遠藤を使い続けるオシムの起用にいまひとつ納得できなかったのだが、このプレーはチームにとっても大事だったが彼にとっても1つ進化した遠藤だった。

オシムは美しいプレーとサッカーの勝利とは結びつかない的なコメントを発していた。我々が今までに感じてきた美しいプレー、ロナウジーニョ的なファンタジー、俊輔のスキルフルなプレーに、中田のダイナミズム。そんなスペタクルを「美しい」と感じてきた。しかしその美しさはドイツで「醜さ」となって心に帰ってきた。確かに44分のプレーはそれに比べると地味でしかも試合の流れの中で埋没してしまい、更にはゴールという結果ももたらしていない。しかし今の日本が創造できる最高峰の美しさであり南アの勝利に一番必要な美しさかもしれない。スペクタクルはガーナやブラジルにまかせて、日本的な美意識をあらたに再認識し、それをマスコミも我々もきちっと評価できるそんな「戦術眼」を持つ必要がある。

さて、もう1つ注目すべき点はDFの編成だ。レギュラーの2人(トゥーリオ・坪井)を怪我で欠いたわけだが、阿部・今野という普段はボランチの選手がガーナをほぼ封じ込めたのは今後に明るい材料をもたらした。DFのボールまわし・ボールさばきに関して高い要求を求めるオシムにとってセンターバックのキャスティングは困難を極めるだろうが、FWに高いDF力を求めるのと同じでなかなか解決できるものではない。そういう意味では阿部のDF起用は前回も書いたが今後のオシムジャパンの強力な武器になるかもしれない。阿部・トゥーリオ・坪井の3バック、いけるかもしれない。(坪井の代わりに松田はどうかなあ…)

試合は残念ながら0-1で敗れたが、本当に見るべきものが多い試合だった。前半44分のプレーにオシムジャパンの成長を見ることができたし、若手にとってこのガーナ相手に体感したものはきっとこれからのサッカー人生に影響を及ぼすことだろう。そんな場を作ってくれた協会の皆さん本当にありがとう。本気モードでほぼフルメンバーのガーナを招聘してくれたご苦労は相当あったと思う。これからもスポンサーの意向もあるのだろうが数少ない代表のゲームを有意義なものするためにも頑張っていただきたい。

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登録日:2006年 10月 07日 17:21:31

見せ場作れず、守備に追われる…?稲本をこう評価した某新聞記事について

<サッカー 欧州チャンピオンズリーグ>ガラタサライ ホームでボルドーと引き分ける - トルコ

【イスタンブール/トルコ 12日 AFP】サッカー、欧州チャンピオンズリーグ(Champions League)・グループC・第1節、ガラタサライ(Galatasaray)vsボルドー(Bordeaux)。ガラタサライのハサン・カブゼ(Hasan Kabze、右)は、ボルドーのマルク・プラヌス(Marc Planus)にチェックをかける。試合は0-0のスコアレスドローに終わり、両チーム共に勝ち点1を獲得した。(c)AFP/Mustafa Ozer

AFPBB News


経済系新聞として誰もが知る有名新聞のスポーツ欄。チャンピオンズリーグでフル出場した稲本に対する記事だ。電車の棚で思わず拾った新聞でタマタマ目にしたこの記事。サッカージャーナリストとしてこの記者のセンスに思わず閉口してしまう。

中盤の底でフル出場した稲本、ダイアモンド型の中盤で1ボランチ気味。上がり目に3枚並べた攻撃的布陣でホームでめっぽう強いガラタサライは当然勝ち点3を奪いに行く。こんな条件が並んでいれば稲本の役割は中盤のスペースをうめて、攻撃の基点を潰しにいく地味な仕事が多くなるのは当然なのだが、いったいこの記事をどう読めばいいのだろう?

むしろこのポジションで新入団の稲本にこの重要な役割を与えたチーム、監督の英断を評価したい。中盤の底こそが現在サッカーの「司令塔」でありチームのリズムを与えるのはこのポジションだ。この移籍はきっと稲本に今までにない新しい影響を与えることだろう。期待したい。

さて、この記事、いうまでもなく攻撃こそが見せ場であり、守備にはないという論調である。確かに攻撃を基準に記事を書くのが悪いことではない。活字にするのに大変苦労するスポーツ、サッカーでは攻撃のほうが断然伝えやすい。こういう守備をしたとはなかなか難しい。しかしチーム戦術や置かれている状況などトータル的に判断さえすれば、このような
記事には絶対ならない。ただ単にサッカーを知らないということにつきるのである。

サッカーの国力はまだまだのようである。

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登録日:2006年 09月 15日 04:00:49

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プロフィール
吉藤 幸雄
(男)
■職業:フリーランスのプロデューサー
■得意ジャンル:スポーツ・マスコミ・芸能
■ひと言:サッカーと相思相愛です
■プロフィール:TV制作会社で12年間、番組制作やイベントプロデュース等メディア全般の仕事に携わる。98年フランス大会ではチケット騒動に巻き込まれその後2002年大会にどうしても仕事で携わりたいという無謀かつ身勝手な想いを貫き退社、横浜・埼玉会場のVIP対応の仕事に就き、生まれてきてよかったと実感。現在は、メディア業界の「便利屋」としてマルチに(多分)活躍中
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